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【2022年版】おすすめ「ミステリーライトノベル」を厳選して紹介!

2021年7月21日

こんにちは、みけさんです!

今回はおすすめのミステリーラノベを紹介していきます!

ラノベや小説の中でもミステリーものが好きな方は多いと思います。

ミステリーラノベ特有の手に汗握る展開とミステリアス雰囲気は堪りませんよね!

本格的なミステリーものからライトなミステリーもの、探偵ものまで様々なミステリーラノベを集めてみました。

どの作品も自身を持ってオススメできるので是非参考にしてみて下さい!

それでは、行ってみよう!

おすすめミステリーラノベ

掟上今日子の備忘録

一日で記憶がリセットされる?!忘却探偵の推理小説!

幼い頃からあらゆるトラブルに巻き込まれ、ことあるごとに犯人扱いをされる青年・隠館厄介、トラブルに巻き込まれた時は必ずある名探偵の女性に連絡を取る。彼女の名前は掟上今日子、一日経つと記憶がリセットされてしまう忘却探偵である。一日で記憶がなくなるため、あらゆる機密に平気で踏み込める掟上今日子は今日も事件を一日で解決してしまう!

一日で事件が解決するため、話のテンポがよくサクサクと読むことが出来ます!また、事件の推理も良く考えられているなと感じるので、推理小説が好き方は非常にハマると思います!眠ってしまうと記憶がなくなるという危うさも作品に程よい緊張感を与えており作品をより面白くしています!

 

神様のメモ帳

引きこもり探偵と高校生の物語

高校1年生の主人公「藤島鳴海」は転校先の学校で園芸部のクラスメート「彩夏」と出会い物語が進んでいく。「彩夏」に連れられるまま彼女のバイト先「ラーメンはなまる」に行き、とある事件に巻き込まれ、同じ建物内にある探偵事務所の助手を務めることになる。探偵でクラッカーの「アリス」をはじめ、ラーメン店主の「ミン」、パチプロの「テツ」、軍隊マニアの「少佐」、ヒモの「ヒロ」、不良チームのリーダー「四代目」、それぞれがそれぞれの得意分野で探偵「アリス」のサポートを行い、身の回りに起こる様々な事件を華麗に解決していく。

他人と深く関わろうとせずなかなか心を開かない主人公が個性豊かな仲間と出会いどう変わっていくのか。人生の岐路に立たされ自分はこのまま周りに流され進路を決めていいのか、この人たちは今までどんな生き方をして現在があるのか、周りの大人たちにアドバイスをもらいながら自分にとって「たった一つの冴えたやりかた」を見つけていく。登場人物それぞれ抱えているものがありつつも、それを乗り越えて助け合う姿はとても感動しますし「こんな自分でも誰かの役に立つことができるんだ」と教えてくれる物語でもあります。難しい言葉も出てきますが、社会的にも問題になった事件だったり勉強にもなります。

 

京都寺町三条のホームズ

舞台はレトロな雰囲気ただよう京都。歴史の軌跡を辿る「はんなりミステリー」

京都寺町三条の賑やかなアーケードの中にたたずむ小さな骨董品店『蔵』。店内は明治・大正時代を思わせる和洋折衷な作りのレトロなカフェのような内装。ある日、女子高生の真城葵はとある事情から亡き祖父の骨董品を鑑定して貰うために『蔵』を訪れる。そこで葵は「ホームズ」と呼ばれる細身で白目の肌のイケメン店員に声を掛けられる。ひょんな事から『蔵』でアルバイトをする事になった葵は、様々な客が持ち込む奇妙な事件に巻き込まれていく。

女子高生と京大院生の見習い鑑定士によるストーリーで、京都の名所や歴史を巡りながらストーリーが進んでいきます。骨董品に興味もない方でも楽しめますし、何より京都の歴史に関しての造詣が深い作品のため、読むと京都を訪れたくなります!また、ミステリー要素はもちろん、年月を重ねるごとに変化していく二人の関係性にも目が離せません!若い方から歴史好きの方まで幅広い層に刺さる作品です!

 

薬屋のひとりごと

舞台は美しき女の園?!薬屋の娘とイケメン宦官による後宮ミステリー!

薬屋の娘である少女・猫猫(マオマオ)は薬の材料となる薬草を集めている時に誘拐にあってしまう。身代金代わりに売られた場所は二千人官女と千人の宦官を擁する美しき女の園・後宮へと売られてしまう。後宮内で雑用の仕事をこなすマオマオだが、あるとき後宮内で妃の息子たちが立て続けに不審な死を遂げているという噂を聞きつける。薬屋の好奇心をくすぐられたマオマオはこの事件に首をつっこむが………思わぬ出世をとげて玉葉妃の侍女となることに?!

腹黒イケメン宦官と癖のある薬屋の少女の掛け合いが非常に面白い作品です!ストーリーは後宮内で起こる事件の謎解きが中心となっており、後宮の知識や妃達の争いなど男性でも楽しめる内容となっています!イケメン宦官と薬屋の少女の二人の恋愛模様にも注目です!また、コミカライズ版は少女漫画と青年漫画の2種類あるのでご注意下さい!

 

プシュケの涙

救いのない青春ミステリー

夏休みの補修にかかってしまった榎戸川と旭が教室の窓の外を眺めていると、落下していく女子生徒が目に入りました。女子生徒の死が自殺ではないかと騒がれる中、女子生徒・吉野と同じ美術部員の由良は絵を描きかけていた吉野が絵を途中にしたまま自ら死ぬはずがないと判断します。由良に目撃者として声をかけられた榎戸川と旭は、吉野の死の真相を共に探っていくことになります。が、そこに待っていた真実はあまりに残酷で、救いようのないものでした。前編後編と二部分かれていますが、後編は時間を少し遡り、事件前の様子が描かれています。

吉野の死を探る前編、吉野の死の前日譚である後編の二部構成となっています。語り手が前編後編では異なるため、全く前後で登場人物の見方が異なる作品です。前編の由良の飄々とした姿は全く共感できないようにも思えますが、続編も含めてとても魅力的な人物です。また、時系列通りにしないことでより一層救いがなくなり、登場人物への愛おしさも増すので、構成の技が光ります。電撃文庫の表紙の絵が印象的な作品ですが、絵同様、どこか薄暗くも透明感や輝きのある、青春物語です。読後の満足感と寂しさは他の本では味わえないものになっていると思います。何度でも読みたくなる作品です。

 

“文学少女”と死にたがりの道化

本が大好きな女子高生と少年の事件解決ストーリー!

高校に入学した井上心葉は突如本のページをちぎって食べている女子生徒を発見!その生徒は天野遠子というたった1人の文芸部員だった。その謎の先輩に誘われ文芸部に入ることになったのだが…。先輩は心葉に毎日物語を書くようにお願いし、放課後になると毎日短い物語を先輩の「おやつ」として書いていた。そんなある日文芸部に1年生の竹田千愛という生徒から恋の相談が持ち込まれる。「どうかあたしの恋を叶えてください!」どうやら千愛は学園の先輩に片思いをしているらしい。2人はその生徒の相談に乗ることになったのだが、徐々に話に違和感を覚える。実は片思い中の先輩は学園には存在しないことが明らかに…。

この作品は、太宰治の「人間失格」という本が元になっている物語です。千愛が恋した先輩。実はもう自殺していてこの世に存在しないことがわかります。学園にいると嘘をつき、文芸部の2人に恋の相談を持ち込んだ竹田千愛はどうしてこのような相談をしたのか。天野遠子によって徐々に謎が解かれていきます。「人間失格」を知らなくても説明が物語の中にあるので分かりやすく、とても読みやすいです。千愛と千愛が恋した先輩にはある共通点があり、2人とも同じ悩みを抱えていました。その悩みとは何なのか。また、心葉が抱える過去のトラウマも明らかになり、天野遠子との繋がりが過去にあったこともわかります。事件に発展した恋の相談。その結末がどうなるのかが見所です。

 

文豪ストレイドッグス

次々と巻き起こる事件!!文豪達が繰り広げる異能バトル!

異能力集団またの名を『武装探偵社』――社員の多くが異能の力を持つ「能力者」であり、軍や警察に頼れないような危険な依頼を専門にする探偵集団。そんな探偵社の一員である"国木田独歩"は現実を往く理想主義者にして、理想を追う現実主義者。その能力は『独歩吟客』――手帳の頁に文字を書き、手帳を破って念じると書いた物体を具現化できると云う能力。そんな彼はある時、"太宰治"と名乗る謎の新入りとコンビを組むことに。彼の能力は触れたあらゆる異能力を無効化するという【人間失格】。その能力は異能の中でも特に異端、世界最強の異能力者でも彼の前では唯の凡夫と化す。偏った性格の二人は幽霊屋敷事件への捜査へと乗り出すが……。

登場人物達の名前が昔の文豪たちから取られており、その能力名も各々の文豪が書いた作品名にちなんだものとなっています!昔の文豪たちを異能力者のキャラクターとする設定は非常に面白いですね!犯人捜しなどのミステリー的な要素も含んでおり、次々と登場する個性豊かな偉人達にはドハマリしてしまいます!また、キャタクターごとに説明がしっかいとなされているため、登場人物たちに愛着を抱いてしまいます!

 

宝石商リチャード氏の謎鑑定

宝石の謎、家族の謎を解き明かすハートフル・ミステリー

普通の大学生・中田正義は、ある春の夜、アルバイト先から自宅へ帰る途中、暴漢にからまれている美しい男性を助けます。その男性はつややかな金髪と青い目を持つ、イギリス人の宝石商で、「リチャード・ラナシンハ・ドヴルピアン」と名乗りました。リチャードから名刺をもらった正義は、自宅の冷蔵庫に保管している、祖母の形見の指輪を、リチャードに鑑定してもらうことにします。すると、リチャードは、正義を神戸へ連れていきたい、と言い出します。正義の祖母の形見の指輪は、どう言うルーツを持っているのか。正義は、リチャードとともに、神戸を目指します。

ミステリーに分類されるジャンルのお話ですが、基本的に人間が死ぬことはありません。宝石と、その宝石に関わる人間たちの謎を解き、わだかまりを解消する読後感の良いお話です。あつかっているテーマが家族・兄弟愛や、ジェンダーギャップ、友情、結婚、同性愛など、多岐に渡っていて、読者を飽きさせません。登場人物がみんな、大なり小なり重い過去や現在を背負っているので、深く感情移入してしまいます。登場人物の誰かを必ず好きになる作品だと思います。あと、出てくる食事やお菓子がとてもおいしそうで、食べたくなります。ボロボロ泣けるお話ですが、最後には「読んでよかった」と思えるミステリーです。

 

六花の勇者

六人の勇者と裏切り者?!勇者達による裏切りと陰謀のミステリー!

伝説は語る。魔神が長き眠りから目覚める時、運命の神は六人の勇者を選び出し、選ばれし勇者の体には花を模した紋章が浮かび上がるという。魔神を打倒し世界を守る事ができるのは力を与えられた六花の勇者の他にはいない。しかし、六花の紋章を宿した勇者が7人も現れた!近頃では勇者候補である聖者が次々と殺害される不穏な事件が起こる中、六花の勇者達は裏切り者を抱えたまま魔神討伐へと動き出すことに。敵味方が入り乱れる中、六花の勇者達は魔神を討伐することが出来るのか?!バトルあり、サスペンスありの異世界ファンタジー作品!

選ばれた勇者達が協力して敵を倒すバトルファンタジーかと思いきや……サスペンス要素を含んだ斬新なライトノベルとなっています!ストーリーがかなり濃密となっており、勇者達の裏切りと陰謀などの一筋縄ではいかない感じに作品の奥深さを感じます!各々の勇者達には「火薬の聖者」や「刃の聖者」などシンボルとなるものがあり、各々のキャラクターが非常に立っています!ありきたりな異世界系のライトノベルに飽きた方にオススメしたい作品となっています!

 

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿

神秘的で幻想的な世界観!!魔術師達による遺産を巡るミステリー!

第四次聖杯戦争――十年前に極東の国「日本」で執り行われ、万能の願望機『聖杯』を手に入れるため七人の魔術師がそれぞれ英霊を召喚し最後の一人になるまで戦い続けた儀式。この儀式を生き残ったロード・エルメロイⅡ世は生ける伝説としてその名は広く知れ渡り、現在は学園都市『時計塔』で十二人しかいない"君主"に叙されていた。そんなある時、ロード・エルメロイⅡ世は義妹が持ってきた無理難題の依頼を持ってき、内弟子であるグレイ共に「乖離城アドラ」の遺産をめぐる謎解きに招待されたことを切っ掛けに幻想的で悲壮な事件へと巻込まれていく!

遺産を巡る謎解きというミステリー好きは堪らない設定になっています!魔術師のキャラクターから作り込まれたストーリーまで独創的な世界観にはただただ脱帽するばかりです!ただ、謎解き要素よりかは神秘的な世界観やファンタジー的な要素が強くなっているので、それらを踏まえた上で作中で巻き起こる人間ドラマを楽しんで下さい!

 

最後に:おすすめミステリーラノベ

今回はおすすめのミステリーラノベを紹介していきました!

どのミステリーラノベも男女問わず楽しめる作品となっています。

気になる作品があれば是非チェックしてみて下さい!

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