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おすすめサスペンス漫画20選!手に汗握る展開に目が離せない!

2021年6月3日

こんにちは、みけさんです!

今回はおすすめのサスペンス漫画を紹介していきます!

緊張感のあるストーリーが特徴のサスペンス漫画、手に汗握る展開にドキドキが止まりません!

また、サスペンスならではのアクション要素やミステリアスな部分など、様々な角度から楽しむことができます。

様々な種類のサスペンス漫画を集めてみましたので是非参考にしてみて下さい!

それでは、行ってみよう!

おすすめサスペンス漫画

遺書、公開。

死者からの遺書がクラスの闇を暴く新感覚ミステリー

11月、灰嶺中学2年D組のマドンナ・姫山椿が自殺した。可愛く、人当たりの良い姫山椿の突然の死にクラスメイトの誰もが戸惑いを隠せない。新学期、何者かによってクラス全員にメールで届いた「2-D序列」というクラスメイトの順位表によってギスギスしたクラスをひとつにしたのは、序列1位の彼女だったからだ。葬式が終わり、姫山椿のいない教室へと戻ると、机の上に遺書が置かれているのを発見する。何気ない思い出や感謝を綴ったかに見えた遺書には、クラスメイトたちの闇が明かされていた!この遺書の内容に姫山椿の自殺の理由があると考えたクラスメイトたちは、全員の遺書を公開することに。クラスのマドンナを死に追いやったのは誰なのか、疑心暗鬼のホームルームが始まる。

どこにでもあるような中学校の一クラスが、「2-D序列」やクラスメイトの自殺と遺書によって翻弄されていくエンタメミステリーです。遺書とは言いつつ手紙のようなあっさりした文体で書かれていますが、実際の状況と照らし合わせて深く読み込んでいくと毒のような言葉が仕込まれているという緻密な構成にハラハラします。学校という狭い世界の中にありがちな人の闇を描きながらも、その闇に触れた姫山椿がどのように考えたかをクラス全員で考察していく設定が真新しさを感じさせてくれるはずです。ひとつ明らかになってはまた謎が深まる姫山椿という人物と、その死の真相に注目です。

 

ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―

復讐を誓った二人の男が警察組織の巨大な闇に迫る問題作

児童養護施設で共に育った龍崎イクオと段野竜哉は、育ての親とも言うべき結子先生こと、柏葉結子が殺される現場を目の当たりにしてしまう。犯人を目撃しながらも、謎の圭津関係者金時計の男に脅され、事件を揉み消されてしまう。なぜ結子先生は殺されなければならなかったのか? 事件の真相を明らかにし、警察組織へ復讐することを誓った二人は15年後、警察官と暴力団組員という、全く別の道を歩むのだった。対照的な世界に身を置きながら、目的を同じくする龍崎イクオと段野竜哉は、互いの地位を利用して協力し合いながら、15年前の真実を追い求めるのだったが、そんな2にんの前に立ちはだかったのは、警察組織が抱える想像を絶する巨大な闇だった。

物語を通して、大きな謎として龍崎イクオと段野竜哉の前に立ちはだかるのは、15年前に2人に口止めを行った金時計の男の正体です。警察関係者であり、現在は警察の上層部にいる人間だということは次第に明らかとなってゆきますが、具体的に誰であるかが、事件の真実を明らかにする鍵となりますね。そして、その過程で警察という組織が抱えている、負の側面が事細かに描かれている点も、読んでいて圧巻でした。そんな強大すぎる敵に対して、龍崎イクオと段野竜哉が、刑事とヤクザという、全く異なる立ち位置に身を置きつつも、固い友情で結ばれ、互いに連携しながら闘ってゆく様には最高に惹かれました。正直、ハッピーエンドとは言えない作品ですが、共に育ち、共通の目的を持った2人の絆こそが、この作品の一番の見どころと言えます。

 

エデンの檻

絶滅したはずの古代獣が生息する島で繰り広げられる少年少女たちの過酷なサバイバル

グアムへの修学旅行から帰国途中だった横浜明協学園中等部の生徒たちや教員、さらに一般客まで乗せた旅客機が墜落したのは、地図には存在しない謎の島だった。そこで彼らに襲いかかってきたのは、見たこともない奇妙な動物たち。それらはいずれも絶滅したはずの古代獣だった。救助も来ず、次々に人命が失われてゆく中、主人公の仙石アキラを初めとした中学生たちは、生き残るために過酷なサバイバルを余儀なくされる。なぜこれだけの大事故に救助が来ないのか? そして絶滅したはずの動物たちの正体とは?謎が謎を呼ぶ、サバイバルアドベンチャー漫画!

この作品における導入部の最大の特徴は、絶滅古代獣の登場ですね。史上最大の陸棲肉食哺乳類として知られるアンドリューサルクスなどが、いきなり主人公たちへ襲いかかってきます。そして容赦なく人々が捕食されてしまうのですから、本当に生き残りをかけた冒険と言うよりは、逃避行のような主人公たちの旅が始まります。前半はこのような過酷なサバイバル劇が中心ですが、後半は、島を巡る謎に焦点が当てられます。奇妙な人工物の発見など、謎が深まるようでいて核心へ近づいてゆく展開には、たっぷりとミステリー要素が盛り込まれていて、読みながらいろいろと推理を楽しむことができます。そして同級生たちを束ねながら、様々な困難に立ち向かう主人公仙石アキラのキャラクターとしての魅力もイチ押ししたい作品です。

 

彼方のアストラ

子供たちの成長を描く 宇宙を旅するSFミステリー!

主人公のカナタ・ホシジマは高校の授業の一環で宇宙キャンプへ行くことになった。生徒達と5日間別の惑星で過ごすというものである。同じ班員と会話を交わしていると謎の球体が出現、球体はどんどん近づき全てを飲み込んでいく。カナタの咄嗟の指示により死者は出なかったものの班員9名は宇宙へと投げ出されてしまう。近くにあった宇宙船へと非難する一行であったが母星まで帰るのにはなんと5012光年かかるという。しかもこの事故は何者かによって引き起こされたものだと分かる。3日分の食糧しかない中、惑星を経由し1つだけ帰ることが出来るルートを発見した。班員の中に敵がいると知りながら、疑心暗鬼になりながらも9人の生徒たちは帰る事を目指して冒険する。

宇宙船や惑星といった閉鎖空間の中で起こる疑心暗鬼はミステリー好きにはたまりません!読者でさえ見たことない未知の惑星は奇妙で恐ろしく、そして美しいのでどんどん世界観へと引き込まれていきます。また、宇宙航行をしていく中で様々な想いを抱えている子供たちの成長が見られる作品となっています。初対面でコミュニケーションが上手くいかない旅の中、明るく責任感の強いカナタは個性の強い班員たちを引っ張り纏めようと頑張ります。空回りすることも多いですが、ギャグのような面白い要素もあり読者を笑わせてくれます。感動シーンもあり、泣かせられることもありました。全ての要素が詰まった魅力いっぱいの作品です!

 

監獄実験―プリズンラボ―

理不尽すぎる監禁ゲーム。本当の悪はだれなのか、、

学校で毎日理不尽ないじめを受ける主人公・江山藍都。そんな彼のもとにある日一通の手紙が届く。それは、1か月間好きな人を監禁できるという「監禁ゲーム」への招待状であった。監禁相手を殺さなければ何をしてもいいうえ、最後まで名前がバレなければ賞金1000万円もらえるという異常なゲーム。最初はスルーしていた藍都であったが、ゲームへの参加を決め、いじめの首謀者である桐島彩を指名した。そこから始まる少年の復讐劇と次々に判明する過去。いったいふたりに何があったのか。最後までハラハラがとまらないホラーサスペンス!

読み始めたときはよくあるゲーム系の漫画かなと思いましたが、全く違いました。主要人物が早々に失格になったり、ある組織の存在が出てきたりと、最後まで結果が予測できず面白かったです。特に主人公の江山藍都の豹変ぶりには驚きました。はじめはただ弱い人間であったのに、次第に精神を病み、サイコパスな人間になってしまいました。また、最初は桐島彩はただの悪者のように見えていましたが、いじめていた理由がわかって彼女もまた理不尽を受けてきたひとりなのだと知りました。登場人物全員が可哀相な境遇で育ってきたようですが、最後にはそれぞれの道で強く生きる様子が描かれていたので良かったです。

 

寄生列島

周囲から隔離された離島にて、惨劇が発生する

東京から、ある離島に父親とともに引っ越してきた千堂千尋は、自分たちをよそ者扱いする島民との関係に苦しんでいた。そんな中、島で殺人事件が発生し、千尋の周辺では不穏な空気が漂い始めるのだった。そして、東京から蜷川理一郎という感染症の研究をしている人物が島にやってくる。この蜷川によると、ある寄生虫が原因でこの島の人たちは異常行動をとるようになっているらしく、先に起きた殺人事件もそれが理由であると思われた。しかし……寄生虫の存在に関して、実はこの島に隠された秘密が存在していた?!その秘密に千尋や蜷川は徐々に迫っていく。

この作品では、何らかの異常行動をとる登場人物がたびたび出てきますが、その行動に千尋らは非常に驚かされる状況となるのです。そういった明らかに何かがおかしいと思えるようなシーンは、かなり迫力を感じられるように描かれているので、そこは1つの見所と言えます。また、蜷川や千尋はこの島に存在する寄生虫の正体、そして寄生虫に関する島の秘密に徐々に近づいていくのですが、どんな部分が明らかになっていくのか?という点は面白さを感じやすいポイントです。謎と言える部分に関して、自身で推理をしていきながら楽しく読むことができます。

 

クロコーチ

謎が謎を呼ぶ!洗練されたダークミステリー!

警部補・黒河内圭太は真っ当な刑事ではない。政治家や大手企業、記者や上司の弱みまでも握り、金をせびって彼らの醜聞をもみ消す悪徳刑事。手を汚すことを厭わず、また金にも抜け目がない。”うっかり”消してしまった人の数も何人いることやら。「県警最悪の警察官」と上官にも蔑まれる彼の元に、清廉潔白、キャリア組、正に正反対の若手・清家真吾管理官が配属されることとなる。真面目な清家は始めはお堅く、黒河内を嫌悪するが、次第に修羅場に付き合わされ、視野を広げて刑事として成長を遂げていく。証拠を出さない、法で裁けない大悪党を追い詰め、彼らが選択するものは?!そして黒河内圭太とは何者だったのか?結末に驚きの答えが見つかる。

物語には2人の主人公がいて、その性質・あり方は正反対そのものです。清家は本来キャリア組のエリート上司なのに、部下の黒河内にひたすら面倒事に連れまわされます。しかし、黒河内も狡猾ですがどっしりとした大人の男性で清家に多くを学ばせます。その様子を「部下上司」と後々からかわれる程です。その彼の成長っぷりが中々面白く、しかもリアルで無理が無いので臨場感があります。そして何と言ってもくせ者・黒河内ことクロコーチ。悪党警官というより悪党が警官の肩書を持っていると言い換えたほうが良いのでしょう。殺し・騙し・詐欺・脅しまでなんでもござれで、3枚目を気取りながらどこにも隙が無い超の付く切れ者です。そんな彼の本当の目的は何だったのか。一体誰の為だったのか。最後までみてようやく分かるというストーリーテラー作品です。

 

自殺島

一度は死を選んだ者たちが生きることとは何かを考える極限のサバイバル劇!

この漫画の登場人物たちは、主人公のセイを初めとして全員が自殺未遂者です。そんな生きる意欲を失った者たちが、政府に処分される形で無人の孤島に送られたところから物語は始まります。自殺を望む者たちが集められた訳ですが、当然自ら死を選らぶ者もいるが、多くはかつて住民が暮らしていた痕跡があるその島で共同生活を始めます。しかしながら、生きてゆくためには食料の確保など、多くの困難が立ちはだかります。しかも、人権を奪われた彼らの世界に法律というものは存在せず、欲望のままに振る舞う者が現れトラブルも頻発する。そんな極限のサバイバル生活の中、セイたちは困難を乗り越えながら生きることの意味を深く考えてゆく。

この作品において個人的に特に気に入っているのは主人公たちがサバイバル生活を送る上で、狩猟採集を行う様子などが具体的に描写されていることです。舞台となる島はかつて有人島で、様々な道具が残されていますから、それを利用していく様も興味深かったです。その中でも自ら木を削って弓矢を作り、山に分け入って鹿を狩るようになったセイの行動は代表的な場面と言えるでしょう。しかもセイは鹿を狩る、すなわち命を奪う行為を通して、自ら生きること、すなわち生命の素晴らしさに気づくのですからとても感動的でした。後に島の運命を決することになるセイの行動においてターニングポイントとなるシーンだったと思います。

 

親愛なる僕へ殺意をこめて

もう1人の自分は殺人犯なのか?

大学生の浦島エイジは最近の自分の記憶と周りの人間の証言に食い違いが起きている状況に気付きます。そして、同じ大学に通う真明寺麗から「二重人格ではないか?」と告げられるのです。その後、エイジの周辺で過去に起きた猟奇的殺人事件と同様の事件が発生し、さらにエイジは自分の部屋から身に覚えのないお金と血がついた金属バットを見つけます。この状況を踏まえて、エイジは自分が知らないもう1人の人格が、この殺人事件の犯人ではないのか?と疑うようになり、自身でその真相を確かめようとしていきます。また、エイジの父親が犯人とされている過去の猟奇的殺人事件の真相にも徐々に近づいていきます。

基本的には新たに発生した殺人事件の真相をエイジが追いかけていくストーリーですが、同時に自身の父親が犯人とされている過去の殺人事件の真相も明らかになるので、2つの面を楽しむことができます。エイジは自分の父親は犯人ではない、冤罪であると信じているため、その証拠集めに奔走していきます。その中で新たに発生した殺人事件に関することを含めて、多くの信じがたい事実が浮かび上がってくる展開となり、読み手にとっては予想外の状況がどんどん発生していきます。そのため、結末が予想しづらい内容になっており、ドキドキハラハラしながら読むことができます!

 

絶園のテンペスト

知恵を駆使し、復讐と魔法をめぐる、時間と空間を超えた謎を解き明かせ

ある日、魔法使いの姫君が樽に詰め込まれ島流しにされる所から物語は始まる。ごく普通の高校生である滝川吉野と謎の死を遂げた妹の復讐を誓う不破真広、この二人が遠く離れた孤島にいる魔法使いと図らずも接触することで、物語は大きなうねりを見せながら動いていく。いったい何故妹は死んだのか、魔法使いとはなんなのか、なぜ魔法使いではない彼らが物語の中心にいるのか、世界に起きている異変とは、その全てが分かる時、世界の運命を左右する大きな謎が解き明かされ、一つの重大な真実へと辿り着く。時間と空間を超えて、物語は決められた結末へと収束していく。

まず魔法という単語が出てくるところからファンタジーという印象を抱き、バトル物かなと思う人もいるかもしれませんが、この作品はミステリーであり、サスペンスでありある種の文学作品とも言えるでしょう。なんといっても大きな見どころは、物語の最初の大きな節目ともなる敵との対峙の場で繰り広げられる舌戦!お互い自分の目的のためにあらゆる知恵を働かせながら論理を語り、自分たちの望む結末へと持っていこうとする思考力と推理力はアクションがあるわけではないのに熱くなります。また単なる戦いでは解決できない物語の設定も相まって、謎が謎をよび、あらゆるところで出てきた伏線が思わぬ形で回収され、既定事項のように見事なまとまりを見せて完結する様は思わず感嘆のため息が漏れてしまいます。

 

ダーウィンズゲーム

進化とは何か?人間の進化の秘密に迫るゲームファンタジー

主人公のカナメは平凡な高校生。友人のキョウダから送られてきたスマホゲーム「ダーウィンズゲーム」に参加することで生活は一変することに。ダーウィンウゲームは、殺し合いのゲームでカナメも命を狙われることになります。しかもダーウィンズゲームによって殺された人の遺体は、その場に残らず消えてしまうという不可解現象もおこります。殺し合いゲーム、ダーウィンズゲームに参加することになってしまったカナメですが、平凡な高校生だったとは思えないほどの活躍を見せます。個性的な仲間を増やしながらダーウィンズゲームの秘密に迫っていきます。

ダーウィンズゲームでは、参加者はみんなシギルと呼ばれる能力を与えられます。その能力をどのように使うかが勝負のポイントになります。カナメははじめ自分の能力がわかりませんが、ゲームを進めるうちに、戦略の中にうまくシギルをつかえるようになります。また、殺し合いゲームでありながら主人公カナメとヒロインシュカの恋愛模様を楽しむこともできます。シュカは登場時点ですでにかなり強いメンバーです。ですが、カナメとの恋愛のことになると、ごく普通の女の子のように嫉妬をしたり、かわいく見られたいと努力したりします。バトルシーンの合間にあるほのぼのとした恋愛シーンも見どころの一つです。

 

DEATH NOTE

そのノート、拾うなかれ……!

頭脳明晰な高校生・夜神月(やがみライト)はある日、黒いノートを拾う。それには「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ」などのルールが書かれていた。実際に試してみてノートが本物と確信した月は、犯罪者のいない新世界を実現するため、世界中の犯罪者の名をノートに書いて殺害していく。また月の前に死神のリュークが現れ、ノートの掟に従い、憑いて回るように。やがて法では裁けない犯罪者を始末する者の存在に気付いた人々は、その存在を「キラ」と呼び、中にはキラを神とまで崇める者も現れる。キラの存在に気付いたICPOは世界的な名探偵Lに事件の調査を依頼。Lは罠を仕掛け、キラの居場所が日本の関東地方にあると証明する。こうして月とLの壮絶な頭脳戦の幕が上がった……!

DEATH NOTEの魅力は、月とLの頭脳戦・スピーディーな展開・魅力的なキャラクターの3点に集約されます。冒頭で、月がLの仕掛けた罠にまんまと乗ってしまったことで、謎の存在だった「キラの実在」「殺せない相手もいる」「関東にいる」ことが証明されてしまい、ここから月とLの頭脳戦の応酬が始まる。読者のほとんどが「面白―っ」と感じるところだ。その戦いはスピーディーに展開され、一つの出来事が起きるとそれに関連した次の事件があり、読者を全く飽きさせない。本編は単行本12巻で終わるが、無駄がなく密度が濃い。そして全編を彩る強烈なキャラクター達。次第に狂気をはらんでいく月。ユニークだが驚異の推理力と行動力をもつL。この2人を軸に様々なキャラクターが織り成すドラマにハマること間違いなしです!

 

夏目アラタの結婚

シリアルキラーとチンピラ児相職員の獄中結婚サスペンス!

主人公は児童相談所の職員・夏目アラタ。ヤンキー上がりのアラタは虐待疑惑のある親に掴みかかるなど問題行動が目立ち、日々上司に叱責されていました。ある時アラタは担当児童の卓斗から、父親を惨殺した殺人犯・品川真珠に面会してほしいと頼まれます。品川真珠は交際相手を次々手にかけてはその死体を遺棄しており、卓斗の父親の首はまだ見付かっていません。卓斗に泣き付かれたアラタは渋々真珠と面会するも、彼女が報道と違い儚げな美少女であるのに驚きます。アラタは掴み所ない真珠の気を惹く為に「俺と結婚しようぜ!」と発言、真珠はこれを笑顔で承諾し獄中結婚の成立に向け動き出します。

児童相談所のヤンキー職員と拒食症で乱杭歯のシリアルキラー、どう転んでも面白い組み合わせに惹かれました。キャラクターがとても魅力的に描かれており、虐待されている子供の不細工な笑顔を愛しく感じるアラタの優しさや正義感が素敵です。真珠のエキセントリックな言動も恐ろしく、有罪なのか冤罪なのか、他に真犯人がいるのかいないのか、二転三転する疑心暗鬼の展開がサスペンスを盛り上げてくれました。卓斗の父親の首を見付ける為婚約者を自称して真珠を欺いていたアラタが、意に反して彼女に惹かれていくジレンマにも引き込まれました。

 

なれの果ての僕ら

極限状態に置かれたとき、人間の本性が暴かれる

夢崎みきおはかつて自分が卒業した小学校のクラスによる同窓会を開くと称し、当時のメンバーを呼び、そこで究極の思考実験を始めます。それは極限状態に置かれたとき、人間の善性はきちんと発揮されるのか?という点を明らかにするためのものでした。そして、みきおによって集められたメンバーは、そこで自身の命を懸けた様々なゲームに挑戦することを強制されるのです。彼が実施するゲームはお互いに信頼関係があれば乗り越えられる類のものが多かったものの、極限状態に置かれたメンバーは徐々にその本性が露呈することになり、犠牲者がどんどん出てしまうのでした。

この作品では、みきおによって集められたメンバーが、彼の実施する思考実験の中で徐々に本性を露わにする過程に見所があります。自分の命が懸かっているような、非日常的な状況になったときに、人間は善人ではいられない、少なからず醜い部分をのぞかせるという点が特に顕著に描かれているのです。作品内の状況は現実ではまずありえないものの、仮にありえたとしたら、登場人物と同じように常軌を逸した行動をとる人が多いのではないか?そんな想像ができてしまうはずです。そういったシーンが特に注目ではあるものの、この作品は最終的にはミステリーのようなストーリーを辿り、黒幕と言える存在も明らかになってくるので、そこにも見所があります。

 

美食探偵 明智五郎

美味しい謎解きだと?…悪くない。

これは、「食」をテーマにした謎解き漫画です。東京で探偵事務所をかまえている明智五郎。彼はしばしば高級レストランで食事を味わう美食家です。そのくせ、カードのみで現金を持たず、ツケでお弁当屋の商品を持って行くので、店員の小林苺にしょっちゅう怒られています。ある日、夫が毎日違う食べ物のニオイがする事に疑問を持った、ある主婦が明智の探偵事務所を訪ねます。明智は数日張り込みをし、証拠写真を撮ります。それを主婦に見せたところ、「おかげさまで、第二の人生をおくれます。」と事務所を出ていきます。しかし、まだ謎は残されたまま…。

主人公の明智五郎は、カッコいいといえばカッコいいですが、髪型もスタイルも、どこか昭和テイストです。助手(と明智は勝手に決めつけている)の小林苺との掛け合いも、ゆるゆるな感じで面白いです。明智と、ある女性との、まるで運命の人のようなやりとりも、ドキドキします。その女性の、「どんな夫婦でも次第にセックスなんてしなくなるが、食事はどちらかが死ぬまでずっと続く大事な事」と話すのが、とても深く印象的です。一度離れたこの二人は、出会えるだろうか。もし出会ったら、どうなるのだろうか。食とミステリーとサスペンス、そして運命的な恋。そんなハラハラドキドキな物語です。

 

不能犯

立証不可能!?人間を操る”不能犯”の暗躍を描くサスペンス・スリラー。

とある公園の電話ボックスに連絡先と依頼を張っておくと、赤い瞳を持つ殺し屋の男が願いを叶えてくれる…そんな都市伝説が広まっていた。その正体は”思い込み”を利用したマインドコントロールで人を支配する「宇相吹」という男。ただのアイスティーを飲んだだけで死に至る、意思に反してバスタブで自分の手首を浴槽内で切り付けてしまう…警察が追う不可解な事件のそばにはいつも宇相吹の影が。だが彼の犯行の手口を証明することができない以上、痛ましい事件は続いていく。立ち上がったのは、唯一宇相吹の能力が通じない刑事・多田。立証不可能な”不能犯”を止めることはできるのか?宇相吹の能力に隠された秘密とは?人間の嫉妬や欲望が渦巻くサイコサスペンス。

宇相吹の暗示にかかった人間は何の毒性もないものを食べて命を落としたり、自らを攻撃して死に至ったりする為、宇相吹に殺されたという証拠が一切残りません。司法のもとで裁くのは絶望的な状況で、終わらない犯行をどう止めるのか―多田刑事やその周辺の人々の模索と葛藤に注目です。宇相吹の口癖は、「愚かだね、人間は―」。その言葉通り、尽きることのない人間の嫉妬や羨望―宇相吹に殺しを依頼する人間の黒い感情がきっかけとなり次々と事件が発生。宇相吹も一目置く強い正義感を持つ多田も、人々を救えなかった絶望感から何度も心が折れてしまいます。それでも立ち上がり”不能犯”と向き合った先に、どんな結末が待っているのか。自分自身の脆さや愚かさに気づくきっかけにもなるストーリーです。

 

骨が腐るまで

決してはバレてはいけない秘密がついにバレる

中村信太郎とその幼馴染4人は、子供の頃に信太郎の父親を殺し、近くの洞穴に埋めます。このことは5人だけの秘密とし、決して口外しないという約束で、彼らはその後を過ごしていったのです。しかし、信太郎らが高校生になった頃、毎年恒例になっていた死体の確認作業をしたときに、去年まではあったはずの死体が忽然と消え、さらに謎の人物から死体を預かっていると脅迫めいた電話がかかってきます。その謎の人物は彼ら5人に対して別のある死体の解体作業を手伝わせるなど、都合のいい道具として利用していく。信太郎たちの秘密を知っている人物は誰なのか?謎が謎を呼ぶダークミステリー!

死体を掘り起こし、信太郎らを脅迫する人物は誰なのか?その正体に関して、特に大きな見所があります。信太郎らはその正体を自分たちなりに推理し、徐々に近づいていくのです。しかし、信太郎らが謎の人物から脅迫されて解体した死体が警察に見つかり、警察は捜査を進めた結果、信太郎ら5人が怪しいと睨んでいきます。そして、信太郎らと警察との駆け引きという部分についても見所です。また、誰にも言えない秘密を抱えた5人は最終的にどうなるのか?どんな人生を送っていくのか?という点にも大いに注目できます。

 

満州アヘンスクワッド

戦前の満州を舞台にしたアヘンをめぐる闘争劇

昭和12年。当時日本の植民地であった中国東北部・満州で、主人公の勇は兵士ととして従軍中に片目を失明。その代わりに嗅覚が以上に発達した。その嗅覚を活かして病気の母を助けるために純度の高い「真アヘン」を作り出し、中国の秘密結社・青幇に売り込むが、逆に捕まってしまう。しかし、そこに現れた謎の美女・麗華に助けられ、利害の一致した二人はアヘンの製造・販売を始めるが、関東軍、青幇、ロシアギャングなどさまざまな敵が彼らを狙う。広大な満州を旅しながら次第に仲間と販路を拡大する勇たちは、この満州で生き残ることができるのか。

主人公側も犯罪者というクライム・サスペンスではありますが、主人公の生い立ちや境遇から、つい彼らを応援したくなります。また、アヘン売人の少女やロシア人用心棒など、次々に多国籍な仲間を増やしていくところが、多民族が入り混じった満州らしい展開だと思います。これが現代の設定だと普通の青年系のクライム・サスペンス漫画なのですが、設定を戦前の中国にして、歴史上の人物を絡めることで、当時の歴史や文化、社会情勢を知ることもできて物語に深みを与えていて、歴史好きにも楽しめる物語です。こうした漫画はどうしても殺人や拷問。性描写が過激になりがちで読みづらいのですが、この漫画は描写がエグすぎない上品さがあって、エログロが苦手な女性にもおすすめです。

 

約束のネバーランド

鬼から逃げる孤児院の子供たち

とある孤児院では、子供たちが優しいママを筆頭にみんなで仲良く暮らしていた。だが、その孤児たちの中で、引き取りさきが決まると孤児院から出ていくことになる。ママに連れられて、今日もひとり、仲良しのコニーという男の子が里親のもとへ行くため、孤児院から出ていくことに。だけど、孤児院にコニーが大切にしていた人形が忘れてあるのを発見した主人公エマとノーマンは人形をコニーのもとへ届けようと、後を追いかける。だが、そこで目にしたものはコニーが里親のもとへ届けられる姿ではなく、食肉として化物に食われている姿だった。

里親たちのもとで、幸せに暮らしているだろうと思われたが、実は里親のもとに出されていたのではなく、食肉として出荷されていただけであった。このことを知ってしまったエマとノーマンは、孤児院からの脱出を試みるために、計画を立てて行く。ママに勘付かれながらも、エマ、ノーマン、さらにそこに新たな仲間が加わり、脱出と攻防が繰り広げられます。監視役として、新たにシスター(ママの仲間)が派遣されてきます。仲間だと思っていた同じ孤児院の子であるレイも何か企んでいるよう。誰を信じられるかわからない状況での脱出劇は必見です。

 

雪人 YUKITO

田舎から出てきた最強の復讐人

警察である父を暴力団によって殺された少年の雪人は自身も警察官になり、その暴力団の情報を探していました。やがて、母が病気で亡くなってしまうと雪人はいよいよ身寄りがなくなりひとりになります。そして、母からは復讐を止められていましたが、母が亡くなった今、ついに復讐をしようと仕事を辞め上京を果たします。東京のいかがわしいぼったくりバーでキャッチ役をしていたある少女に出会い話が進んでいきます。そのぼったくりバーは雪人が暴力団の情報を手に入れるためにわざと入ったお店でした。キャッチの女の子はただならぬ雪人の雰囲気に普通の客との違和感を覚え、雪人に興味を抱きます。雪人は女の子やいろいろな人の情報をひとつずつ手繰り寄せ……。

雪人は暗い過去を持ち、父が殺された瞬間からずっと復讐することが頭から離れない少年時代を送りました。しかし、人間的にはとても優しく思いやりがあり人に親切です。一見すると、まさかそんなすごいことを考えているとは思えないくらい素朴でのんびりした青年です。そんな雪人の真っ直ぐで優しい性格に周りの人間は命の危険を顧みず、協力をしていきます。見所と言えば、雪人があらゆる情報を手繰り寄せ、また頭を働かせていろいろな情報から一つの答えを導き出すような捜査のようなところが面白かったです。あとは、キャッチで出会った女の子は最後まで協力してくれますが、女の子が雪人の事を完全に好きになっている感じもおもしろいです。

 

最後に:おすすめサスペンス漫画

今回はおすすめのサスペンス漫画を紹介していきました。

ドキドキハラハラの展開の連続で、息をつく暇さえありません!

気になる作品があれば是非チェックしてみて下さい!

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