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ベツコミに掲載された人気おすすめ少女漫画11選!

2021年4月6日

こんにちは、みけさんです!

今回はベツコミ連載の人気おすすめ少女漫画を紹介していきます!ベツコミは小学館出版の少女漫画誌で、作品は純粋正統派の少女漫画が多い印象です!

因みにキャッチフレーズは「みんなが恋の主人公」で、ピュアでスウィートなラブストーリーを詰め込んだ少女漫画雑誌となっています。高校生を中心とした全ての青春女子、青春を思い出したい人に刺さる作品となっています!

小学館の中では比較的対象年齢が高めの少女漫画誌なので、大人の方でも楽しめるコミック誌だと思います!

それでは、行ってみよう!
【2022年版】おすすめ少女漫画100選!胸キュンが止まらない!

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ベツコミ人気おすすめ少女漫画

狐の嫁入り

狐と少女の切ない恋

夏も終わる頃、おばあちゃんに作ってもらった浴衣を叔父さんに見せに行く途中、神社の前で青年に声を掛けられる。「お祭りに行こう」と言われるもどこもやっていない。狐のお面を被せられ、疑いながらも付いていくとお祭りがあった。白無垢の女性は、青年の姉で明日結婚するとのこと。青年少女にお祝いで名前が欲しいとねだり「ギン」と名前を貰う。「月子、またお祭りの時に会おう」とギン。ギンは少女が月子という名前であることを何故か知っていた。その後、行事の度にギンと会う。お正月、狐の長老に名前を贈る意味を聞いて月子は悩む。出会って1年後の七夕、月子は覚悟を決めてお祭りに行った。

1冊読み切りの作品です。読み始めて直ぐに違和感がありました。「主人公の名前は?」と。その違和感を抱えたまま読み進めていって、ようやく納得しました。名前はこの作品にとって鍵なのだと。月子がギンと会う度に、温かい気持ちが膨らんでいきました。この温かい気持ちは、ギンが幼い頃から持っていた気持ちを月子に渡していたからなのかなと思いました。出会って1年後の七夕が終わりもう二度と会えないし、誰かとこの道を歩いた誰かに名前を呼ばれたという記憶しか残っていない切ない終わりなのに悲しさよりも温かい気持ちが残る作品でした。

 

悔しいけどキミが好き

自分勝手な彼と追う彼女。壊れそうで壊れない恋

中谷莉緒 19歳 短大生、彼氏 荒木剛 19歳 大学生。もうすぐ付き合って3年になる。剛に英語のノートを貸したことで一気に距離が近付く。それ以来、彼女はずっと彼に振り回されている。3年目記念日デートに喜んで準備をしていたらドタキャン。やけくそで合コンに行く宣言をした。莉緒の友人に合コン場所を聞いて現れるも、無言で去る。留守電に気付いた莉緒は剛を追い掛けると外で待っていた。ここで剛は同棲を持ち掛ける。1年後を目標にして。剛のバイト先の同僚女子や、同棲する部屋の隣人男性 三上と、2人に邪魔が入る。三上に必要以上に関わる莉緒にヤキモチをやく剛。ヤキモチはカッコ悪いと隠していたが、我慢出来ずに莉緒への気持ちを全部ぶつけた。

1冊の読み切り作品です。自分勝手な彼氏にずっと振り回されている莉緒に「どうして、さっさと捨てないんだ」とイライラしながら読み始めました。自分だったら、とっとと捨ててやるのにと思ったほどです。結果としてはドタキャンになったけど、3年目記念日にデートに誘ったのは偶然じゃなくて分かってたんだろうなと思ったら少しずつ見方が変わりました。ヤキモチはカッコ悪いから隠していたと分かった時は「面倒くさいけど可愛いヤツ」とまでイメージが変わりました。「一生、莉緒に飽きない自信がある」とまで言われれば、振り回されてそれを追う恋というのも悪くないなと思う話でした。

 

砂時計

胸キュン必須のラブストーリー

主人公の杏がさまざまな出会いや別れを経験して、大人の女性へと成長していくまでを描いたラブストーリーです。杏は幼なじみの大悟を始めとする周りの人たちの支えもあって母親の死を乗り越え、やがて支えとなってくれた大悟と付き合うことになります。中学校を卒業すると遠距離恋愛が始まるなど不安になる出来事もあって、恋路は順風満帆なものではありません。しかし二人は何とか恋愛を続けていくのでした。時に辛い出来事もありますが、杏は前を向いて生きていこうとします。作中では杏と大悟のやりとりが大きな見どころになっています。

大悟の言動に大きな感動がありました。杏が母親を亡くしたとき、大悟が彼女に言葉をかけるシーンがとても心に刺さりました。一人になってしまったんだと深く落ち込む杏に「ずっと一緒におっちゃるけん」と言う大悟がとても好きです。この後しばらくして杏と大悟の恋愛が始まるのですが、落ち込んでいる時にこんな風に言われたら胸キュンしないわけがありません。心温まる恋の始まりがとても素敵で、最初に読んだ中学生時代こんな恋愛がしたい!と憧れたものです。恋愛において思いやりはとても大切なもので、それが見事に描かれた作品だなと思いました。

 

電撃デイジー

トキメキもあり!ギャグもあり!

唯一の肉親である兄を病気で亡くした、天涯孤独の少女、紅林照(くればやしてる)。貧乏ながらも奨学金で高校に通い、仲間たちと高校生活を過ごしていた。貧乏なことを理由にいじめにあってもめげず、明るい性格の照の心の支えは、兄がくれた携帯電話に届く「DAISY(デイジー)」と名乗る謎の人物からのメールだった。「何があっても、守ってあげる」「僕はいつでも、君の味方だよ」兄の知人ということ以外、DAISYの正体はなにもわからない。照も、何か言えない事情があるのかもしれないと、詮索はしなかった。ある日、照はひょんなことから、金髪の不良公務員・黒崎の下僕として働くことになってしまう。仕事はサボるし、口も悪いし乱暴者の彼の正体は...?

シリアスな場面とギャグの場面の対比がたまりません。少女漫画の主人公なのに、照は鼻血は出すし、お顔にヒゲも描いちゃう。ノリの良い友達との絡みや、黒崎との掛け合いが最高におもしろいです!甘すぎる少女漫画が苦手な人に、ぜひおすすめしたい漫画です。また、ミステリー要素もこの漫画の見どころだと思います。DAISYの正体、兄とDAISYの関係は?そして黒崎もタダモノじゃなかった!常に先が気になります。そして、何といっても恋愛要ですよね。目まぐるしく事件が起こり、弱った時に駆けつけてくれる黒崎カッコいい!大人の男の頼もしさにキュンキュンしちゃいます。照と黒崎、それぞれの切ない心理描写には、こっちまで切なくなっちゃいます。恋愛、ギャグ、ミステリーがうまく混ざり合った「電撃DAYSY」ぜひ読んでみて下さい!

 

巴がゆく!

つまずいても立ち上がり、進んでいく強い気持ちが欲しい方に!

首都高速をローラースケートで滑る不良少女だった巴が氷室上総という男性に出会い、スタントマン養成所にスカウトされますが、スタントマン養成所の裏の顔は東条財閥のスパイ養成所でした。愛されていたのではなく、だまされて利用されそうになっていたことを知り、なんとかそこから脱出し、義仲と名乗る男性と、スパイ養成所で暗殺計画のあった東条財閥の隠し子、東条伊織という男性に出会います。伊織に身の危険を知らせるも、冷たくあしらわれる巴。義仲の手助けもあり伊織を救ったと思った巴でしたが……。恋愛要素はもちろん、少女漫画としては珍しい流血のアクションバトルが見所の一つです。

スパイ養成所、グリーンベレー所属、財閥の隠し子、といったスケールの大きい非現実的な設定の中にあっても、物語は破綻することなく、キャラクターの個性がしっかりしており、主人公の巴の心情に共感しながら読みすすめられます。主人公だけでなく、冷血無慈悲な氷室上総、羊の皮を被ったオオカミのような東条伊織のそれぞれのかっこよさを堪能できます。ローラースケートが要所で活躍するので、ローラースケート、やってみたいなと思ってしまうほどです。友人の死から立ち上がり、大切な人を守ると決意する、強さのわき上がるお話です。何かに挑戦したくなる、自分の足で進み、自分の手で何かをつかみ取りたくなる、そんな気持ちにしてくれるお話です。大好きで何度も何度も読み返していました。

 

はじめちゃんが一番!

普通の女子高生が芸能界の裏側に。女の子憧れのシチュエーションがいっぱいです。

高校生の女の子・はじめ。彼女の弟たちはなんと5つ子。当然のことながら家計は火の車。そんな折、ある芸能事務所に弟たちが見いだされ、アイドルグループとしてデビューすることに。付き人のような形で彼らに付きそうはじめは、同じ事務所のWEという二人組ユニットに出会います。そのユニットの和田瑞希に一目惚れしたはじめ。彼女に対し、ファンからの妬みも当然出てくるわけで……。しかし、それにもめげず明るく前をむこうとするはじめと、弟たちのがんばりが描かれています。はじめの恋はどうなるのか、芸能界の裏側がちらり、と女の子なら憧れる展開が山盛りの作品です。

初出は1989年とかなり古い作品ですが、今読んでも違和感のない絵柄です。弟たちとのやりとりもテンポがよく、笑ってしまうシーンもたくさん。彼らが所属している事務所は、実在する男性アイドルグループ事務所がモデルとなっているのは明らかです。そのため、この事務所のファンの方にはとてもおすすめです。WEのもうひとりの江藤亮もユニークな人物。すこし変わり者の彼は、はじめとはまったく息が合いません。はじめは彼を嫌っているのですが、完全に「嫌い」なのではなく複雑な感情もあるようで……。大人気アイドルに対して毒舌をはけてしまうなんて、女の子ならその立ち位置に憧れますよね。タイトルが回収されるのは物語の終わり。どう展開していくのかは読んでのお楽しみです。

 

BASARA

圧倒的読後感!

舞台は遠い未来の日本。高度な文明は20世紀末に滅び、日本列島は王とその一族によって支配されていた。物語の主人公は山陽地方の村に生まれた少女・更紗(さらさ)は村を襲った赤の王に家族と仲間を奪われる。赤の王へ復讐を果たすべく、運命の子と予言された双子の兄のふりをし、更紗は仲間と立ち上がった。旅の途中、偶然出会った青年・朱里(しゅり)に次第に心惹かれていく更紗。実は朱里こそが、全ての元凶である赤の王その人だったのだ。更紗と朱里はお互いの正体を知らないまま絆を深めあっていく。日本各地を巡りながら、次第に仲間を増やしていく更紗。復讐は果たされるのか?2人の恋の行方は?

「BASARA」の魅力は何と言っても個性豊かなキャラクターたちです。読めば必ず自分の好きなキャラクターに出会えます。物語の中でキャラクターたちが悩み、生きぬいていく姿に勇気をもらえます。特に主人公の更紗は素直さと優しさゆえに何度も傷つき、その度に立ち上がります。更紗の勇敢さ、儚さは作品中の仲間たちのみならず、読む人の心を引きつけます。幾重にも張り巡らされた伏線が次第に回収されていくストーリーの緻密さには脱帽です。残酷な展開があっても必ずその先に希望がある、読み応えのある作品を求める人には絶対にオススメの作品です!

 

BANANA FISH

「BANANAFISH」を巡る陰謀の物語

ニューヨークでストリートギャングをまとめるボス、アッシュ・リンクスは、その手下によって襲われた瀕死の男から、ある場所の住所と、「バナナフィッシュに会え」と伝えられ、最後に小さな入れ物に入った薬物サンプルを受け取った。バナナフィッシュとは、ベトナム戦争で麻薬にやられて廃人になったアッシュの兄、グリフィンがよく口にしている言葉だった。そしてアッシュはバナナフィッシュを追うことになる。そして同じ時、ギャングをまとめあげる力を持つアッシュを取材する為、カメラマンのアシスタントとして日本からやって来た少年、奥村英二と出会う事になる。

私はアニメで初めて見ましたが、おそらく、これからもずっと一番好きなアニメになると思います。アッシュは端正な顔立ちでブロンド、グリーンアイのため男性にもモテるようで、その中で精神的、肉体的屈辱を受けていた暗い過去があり、表と裏ではこんな風に違うんだな、とアッシュを思うと悲しくなりました。それでも、英二と出会った事で、アッシュはだんだん、本当の愛ってどんなものなのかを、何となく知るようになっていき、それを見ると安心して涙が出ました。後に2人は絆で結ばれた親友になりますが、試練を潜り抜けた後、それを最後に二度と会うことは叶わなくなり、辛さと切なさが胸に込み上げてきてやりにれない気持ちになりました。それでもアッシュは最後、穏やかな表情でいた事が少しの救いだったのかな、と思いました。

 

BLACK BIRD

妖怪と少女の恋愛ファンタジー

ヒロインの女の子美沙緒は、100年に1度生まれる「仙果の娘」で、妖怪の嫁に迎えると一族が繁栄されるとされ、狙われる運命に!そこで、幼馴染で小さいころに別れた、初恋のお男の子、匡と再会。でも、その男の子の正体は、天狗の長だった。自分は妖怪から狙われると知る美沙緒。でも、好きだった男の子は、自分を狙う妖怪。匡は美沙緒を好意を告げるが、思い通りにいかず。美沙緒は匡に惹かれているけど、妖怪という存在だから素直になれない。いろんな妖怪から狙われる美沙緒を、匡が守る。色んな試練を2人で越えながら、惹かれていく物語です。

全体的に物語がスムーズに進むので、飽きずに読み進められます。物語の流れは「付き合う前・付き合ったあと〜」というように、2人の関係が変わっていくのが見所の一つですね。毎回、キュンポイントがあるから、女の子はたまないです。また、シリアスなシーンもあるので、結末のドキドキ感も味わえます。けれど、シリアスなシーンが続く訳ではなく、「キュン・ギャグ・涙あり」の3拍子が揃っている少女漫画です。イケメンキャラクターも数人登場するから、推しが必ず見つかるはず!絵柄も綺麗で、特に表紙は凝っているので、巻数が揃うと圧巻です。

 

僕等がいた

展開に思わず引き込まれるラブストーリー

主人公の七海と彼女の同級生の矢野との恋を綴ったラブストーリーです。七海は矢野と付き合っていますが、明るい七海に対し彼はどこか影のある人物として描かれています。矢野には忘れ難い過去があり、その過去を引きずってストーリーが進んでいきますが、やがて過去の出来事が明かされていきます。過去にはこれまでの矢野の恋愛が絡んでおり、これは後に七海との関係にも影響していきます。作中では高校生時代から社会人生活までが描かれており、かなり長編になっています。年月が流れるとともに変化していく七海と矢野の関係からは目が離せません。

長編漫画なのですが、矢野の過去、七海と矢野の関係が気になって一気に読んでしまうほどでした。読んでいる時間がとても楽しく、読み終えた後はしばらくロス状態になりました。矢野の過去では同級生の山本さんの姉と付き合っていたこと、さらに山本さんとも関係を持っていたことはかなり衝撃的でした。七海との関係を脅かすような過去があったものの、七海と矢野は幸せなラストを迎えることができて心からほっとしました。終盤で社会人になった七海と矢野が仲良さそうに朝を迎えるシーンが大好きです。最後まで二人を見守って良かったと思えました。

 

ポーの一族

萩尾作品の最高峰

人知れず、永遠の時を生きる吸血鬼「バンパネラ」ポーの一族。主人公のエドガー、その妹メリーベル、そして仲間となったアランの物語が時間を超えて語られていきます。主人公のエドガーは吸血鬼で年を取らない、永遠の少年のためいわゆる時系列には沿わず、その時代ごとの物語が語られ、巻が進むうちになぜエドガーとメリーベルが吸血鬼となったかが明らかになっていきます。1巻ではエドガーとアランとの出会い、仲間になるまでが明らかになります。ある日、港町に現れた美しい一家。しかし、彼らは吸血鬼で新しいいけにえを求めていた。そしてエドガーはアランと出会い、彼に近づき・・というストーリーです。

少女漫画の巨匠、萩尾望都の名作です。30年以上前に描かれた作品ですが、その魅力は今も色褪せず、虜にさせてくれます。まず、これぞ少女漫画といっていい美しい絵。エドガーやアラン、メリーベルの美しさにどっぷりと作品世界に浸れます。そして永遠に年を取らない吸血鬼という設定と時間を前後する画期的なストーリー構成。エドガーは決して正義感あふれるような従来の優しいヒーローではなく、むしろ冷酷で優しさを見せるのはメリーベルにだけです。それが勧善懲悪にはならない、複雑で豊か、叙情的な世界に呼応し、魅せられるところです。少女漫画を読んだことが無い人、恋愛漫画としか思っていない人にこそ読んで欲しい名作です。

 

最後に:ベツコミ人気おすすめ少女漫画

ベツコミは「BASARA」や「BANANA FISH」など名作揃いですね!

他にも有名な作品がたくさんあり、これから連載されるだろう作品にも期待してしまいますね!

気になる漫画があれば是非チェックしてみて下さい!

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