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【鬼/吸血鬼】が登場する少女漫画おすすめ5選を紹介!

2021年4月14日

こんにちは、みけさんです!

今回は【/吸血鬼】が登場するオススメ少女漫画を紹介していきます!

一般的なイメージでは恐ろしい存在として描かれる鬼や吸血鬼ですが、少女漫画に登場する鬼や吸血鬼はイケメンで格好いいですね!

甘い恋愛ストーリーから独創的な世界観まで様々ですが、どの作品も名作揃いとなっています!

それでは、行ってみよう!
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【鬼/吸血鬼】が登場する少女漫画おすすめ5選

おにがわら横町三丁目

種族を超えた鬼と人間の恋。

第一志望の学校に合格を決めた主人公のカナデ。しかし、父親の急な海外転勤が決まってしまい、今の生活を変えたくないと望むカナデに対して両親が下した決断は、カナデ1人を残していくことであった。そうしてラブラブな両親はカナデを残して海外へと飛び立ってしまう。残されたカナデは預かってくれるという隣町に住んでいるおじいちゃんの元へ。おじいちゃんが住むおにがわら横町はとても古風な町並みでお年寄りばかり、カナデは友だちができるのか不安を抱えていた。そして、おじいちゃんが営む開運堂の暖簾を押して入り、可愛らしい小物に目を奪われていたところ、とんでもないエロじじいが現れて?!

毎日のようにカナデのスカートを覗き込んではパンツの色を確かめてくるおじいちゃんに笑ってしまいました。実際にこんなことされたら腹立たしいことこの上ないけれど、読んでいる分には、おじいちゃんの愛嬌故になんだか許せてしまいます。また、身長何センチなの?と聞きたくなってしまうくらい小さいおじいちゃんが可愛くて和みました。また、この作品の最大の魅力である鬼と人間の恋の甘さや切なさがたまらなく美しかったです!種族を超えた愛がこんなにも尊いものなのかと思い知らされました!

 

黒伯爵は星を愛でる

吸血鬼ハンターとダンピールの恋。

主人公は吸血鬼と人間のハーフであるダンピールのエスター。母が亡くなり双子の兄弟のアルが貴族の家へと拾われて行ってから、エスターは下町で花を売りながら慎ましく暮らしていた。貧しくても笑顔を忘れずに毎日懸命に生きていたエスターはある日、麗しい貴族のレオンと出会う。レオンはエスターに対して迎えに来たと言い、自分の屋敷へとエスターを連れて行くのだった。今までの暮らしから急に華やかな世界に連れてこられたエスター。そして、優し気に見えたレオンだが、実は吸血鬼ハンターでエスターがダンピールであることを知っていたのだった。エスターはいなくなってしまったアルの行方を探すことを条件に、レオンの屋敷に住みながら婚約者として吸血鬼ハンターの仕事を支える決心をするのだった。

エスターは本当に前向きで一生懸命な女の子で、とても魅力的でした!また、レオンの貴族の所作は見入ってしまうほど綺麗で、ヨーロッパを舞台にした貴族社会を連想させる絵と相まって、幻想的な雰囲気に包まれています!絵の描写を見ているだけでも、キラキラとした物語に引きこまれてしまいます。吸血鬼ハンターとダンピールといったオカルトチックな二人の関係ですが、二人の間に愛情が生まれる様は少女漫画そのもの。二人の関係に凄くドキドキしましたし、本当のカップルになってほしいと心から思いました。

 

ポーの一族

萩尾作品の最高峰

人知れず、永遠の時を生きる吸血鬼「バンパネラ」ポーの一族。主人公のエドガー、その妹メリーベル、そして仲間となったアランの物語が時間を超えて語られていきます。主人公のエドガーは吸血鬼で年を取らない、永遠の少年のためいわゆる時系列には沿わず、その時代ごとの物語が語られ、巻が進むうちになぜエドガーとメリーベルが吸血鬼となったかが明らかになっていきます。1巻ではエドガーとアランとの出会い、仲間になるまでが明らかになります。ある日、港町に現れた美しい一家。しかし、彼らは吸血鬼で新しいいけにえを求めていた。そしてエドガーはアランと出会い、彼に近づき・・というストーリーです。

少女漫画の巨匠、萩尾望都の名作です。30年以上前に描かれた作品ですが、その魅力は今も色褪せず、虜にさせてくれます。まず、これぞ少女漫画といっていい美しい絵。エドガーやアラン、メリーベルの美しさにどっぷりと作品世界に浸れます。そして永遠に年を取らない吸血鬼という設定と時間を前後する画期的なストーリー構成。エドガーは決して正義感あふれるような従来の優しいヒーローではなく、むしろ冷酷で優しさを見せるのはメリーベルにだけです。それが勧善懲悪にはならない、複雑で豊か、叙情的な世界に呼応し、魅せられるところです。少女漫画を読んだことが無い人、恋愛漫画としか思っていない人にこそ読んで欲しい名作です。

 

町でうわさの天狗の子

天狗だってときめきたい!

天狗の娘である主人公・秋姫は力持ちなだけで、恋に憧れたり自分に自信がもてず悩む女子高生。同じ中学出身で人気者のタケル君にときめいたり、兄妹のように育った幼馴染の瞬ちゃんと口喧嘩をし、「天狗の子」として距離を置かれていたクラスメイトと打ち解けあうなど、天狗の子とは思えないくらい普通の高校生活を送っています。しかし、そこはやはり天狗の子。禁足地である父親の天狗が住むお山には、眷属であるキツネ、たぬき、うさぎ、猪がおり、秋姫を「姫様」と呼び、慕いながらも天狗として生きるようことある毎に導こうとします。秋姫は天狗の自分を拒否し続けますが、普通の女子高生として暮らすには力をコントロールしなくてはいけないことに気づき、普通に生きるため修行を始めることに。秋姫は天狗としての自分とも向き合いはじめます。

天狗の子というフレーズから、ファンタジーの戦いものというイメージがありましたが、主人公の秋姫が、車を持ち上げるくらいの力持なだけで悩み多き普通の女子というのが、とても共感でき、読んでいて応援したくなります。憧れのタケル君や幼馴染の瞬ちゃん、最初は秋姫を奇異な目で見ていたクラスメイトたち、欠点はあるけれど悪人がいないので、ツライ気持ちにならないので、どんどん読み進んでいけました。眷属のキツネ、たぬき、うさぎ、猪もみんな性格が違い、決して清廉潔白な存在ではなく、女性にデレデレしたり甘いものを食べて喜んだりするのが、可愛く微笑ましい。後半、青春ものから、天狗と鬼の戦いへと進んでいき、涙してしまうところもあり、その変化も面白いです。

 

蜜血姫とヴァンパイア

吸血鬼ラブコメの集大成

ここは吸血鬼と被吸血種が共存する世界。篝里(かがり)は密血と呼ばれる希少価値の高い血液を体内に宿しているお嬢様であり、篝里の蜜血を手に入れる機会を吸血鬼たちは昼夜狙っている。そんな篝里を守るべく、彼女には吸血鬼の燎太郎(りょうたろう)が専属のボディーガードとして付いており、二人は小さい頃からの仲である。二人を結びつけたのはとある事件がきっかけであった。篝里がまだ幼い頃、実の両親が何者かによって殺された。事件の中篝里を救い出したのが燎太郎だった。燎太郎は篝里を守りたいという一心から、被吸血種のボディーガードとなることを決心したのである。

あらすじだけ見ると何やら小難しそうな話のイメージがありますが、笑いありシリアス展開あり、ミステリー要素あり、もちろん胸キュンシーンあり!の、世代を問わず楽しめる作品となっております。二人の過去を追いながらストーリーは進んでいくのですが、笑いとシリアスのバランスが調度良く、読んでいくたびに物語に引き込まれて行きます。ストーリー展開の良さもさることながら、作画が本当にお上手で書き込みが細かく、はっと息をつくような篝里の美しさと燎太郎のかっこよさと言ったら類を見ません。吸血鬼を扱った作品の中でも、これだけ様々な要素を詰め込んだ良質な物語はなかなか見当たらないのではないでしょうか。

 

最後に:【鬼/吸血鬼】が登場する少女漫画おすすめ5選

個人的なオススメは「黒伯爵は星を愛でる」です!

幻想的な雰囲気の中で繰り広げられる恋にはドキドキしてしまいます!

他にも気になる漫画があれば是非チェックしてみて下さい!

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