広告 少女漫画

泣ける少女漫画おすすめ30選!切ないストーリーに胸が締め付けられる!

2021年5月6日

こんにちは、みけさんです!

今回は切なくて泣ける少女漫画を紹介していきます!

片思いが切ない少女漫画から感動で思わず涙がこぼれ出る少女漫画まで、様々な泣ける少女漫画を集めてみました。

辛い描写のある作品が多いですが、それでも前を向いて進もうとする主人公の姿には胸が締め付けられます!

また、その中で紡がれる友情や恋、複雑な人間関係が織りなす素敵なストーリーに注目です!

それでは、行ってみよう!

切なくて泣ける少女漫画

青空エール

みんなの夢を応援したくなる!

小学生の頃、テレビで白翔高校のブラスバンド部が甲子園で応援しているのを見てから、それに憧れていたつばさ。高校は白翔に入学し、ブラスバント部に入ります。名門の白翔高校には初心者はほどんどいない中、つばさは初心者でトランペットを始めます。周りからも無理だと言われ続け、ネガティブですぐに落ち込んでしまうつばさを、いつも励ましてくれるのは、同じクラスの野球部の大介くん。大介くんは甲子園でプレーすること、つばさはアルプスから野球部の応援をすることを目標に、ふたりで励まし合いながら、一緒に甲子園を目指します!

ネガティブですぐに泣いてしまうつばさを、いつも前向きに励ましてくれる大介くん。ふたりで励まし合っている姿がとてもステキです!同じ目標を持っている仲間だと思っていたふたりですが、お互いに好きな気持ちに気付きながらも、目標をかなえるために関係をそのままに、でも今まで以上に応援しあい、成長していく姿が本当に青春っていいな!と思えます。吹奏楽部や野球部の仲間も、クラスメイトもステキな子ばかりで、こんな高校生活を送りたかったと思いながら、みんなの成長を楽しめました。何度も挫折しながら、少しずつ夢に近づいていくふたりを応援したくなるステキなお話です。

 

アオハライド

思春期特有の感情や思いが爆発!

主人公・双葉は高校1年生。双葉は、中学の時に好きだった、田中君という男の子のことを未だに忘れられず、引きずっている女の子。ある日双葉は、高校で同じクラスの女友達と共に廊下を歩いていると、田中君そっくりの男子を見かける。すれ違った男子は、背格好も、声も、田中君とは全然違う。でも双葉は、何故か彼が気になり、後を追いかけることにする。しかし彼は、同級生たちから「馬淵」と呼ばれており、双葉は「田中君じゃなかったみたい。彼に声をかけなくて良かった」と思う。しかしその日の帰り道、例の「馬淵」と地元で出会う双葉。馬淵は、とある神社に立ち寄る。その神社は、双葉が昔田中と雨宿りをした神社だった。

とても美人で友達想いな主人公・双葉がとある事件をきっかけに、わざとガサツな女の子を演じるようになる。しかし、双葉は恋をしてから、シャンプーを変えてみたり、化粧を始めたり、少しずつ女の子らしくなっていく。その過程が、見ていてとても楽しい。高校2年生に進学した双葉の新たな友人、牧田や村尾も、はじめは双葉とは共通点が皆無で、全然仲良くなれない。しかし、高校でのオリエンテーションをきっかけに、段々と絆を深めていき、やがて大切な仲間となっていく。まさに青春を丁寧に描いている良作だ。是非沢山の人に読んで欲しい少女漫画だ。

 

赤ちゃんと僕

2歳児の赤ちゃんとお兄ちゃんによる心暖かい成長物語!

交通事故で母親を亡くした拓也は残された父親と幼い赤ちゃんの3人で生活を送っていた。父親は優しいけど仕事で忙しいため、拓也は2歳の弟である実のお世話を一人でしていた。同級生の友達たちが遊んでいる中、拓也は送り迎えから身支度まで実を中心とした生活を送っていた。お兄ちゃんだからと自分の時間を我慢して弟の世話をする毎日だが、それでも泣き止まない実。そんな毎日に嫌気がさしそうになる拓也だが、実のお世話をしていく中で徐々に実の可愛いさに引き付けられていく。優しいお兄ちゃんと無邪気で可愛い2歳児、二人の心温まる日常生活。

優しくてカッコイイお兄ちゃんは見ているだけでニンマリしてしまいますし、赤ちゃんに対して抱く感情はとても共感できる所が多いです。家ではお母さん代わりに赤ちゃんの面倒を見ていますが、時には小学生らしく友人達と遊んだりと、色々な経験を経て成長していく様子には感動してしまいます。パパとの関係も素敵で、よくこんなにいい子に育ったなあと感心してしまいます。また、絵の描写も非常に可愛く、赤ちゃんの手足の短さやよちよち歩きなどがとても可愛らしく表現されており、読んでいて非常に癒されます。

 

イタズラなKiss

押して押して押しまくる、一念岩をも通すのド根性ラブコメ

相原琴子は高校の入学式で、王子様のような理想の男子に一目ぼれしてしまう。頭もよくルックスも端正なその男子は、周囲からも天才と評判が高い、入江直樹君だった。学校のクラス編成が成績順のためになかなか接点が持てずにいたが、3年生になり、琴子は思い切って入江君にアタックする。しかし、思った以上の入江君の冷たいリアクションに琴子は愕然とする。そんな中、琴子の父が新築した家が地震で倒壊。父の友人を頼りに仮住まいに転居することになる。ところがその仮住まいは、琴子を振った入江君の家だった。気まずさと期待が入り混じる中、家族ぐるみの付き合いを通じて様々な事件が勃発する。

つれない態度の入江君に「これでもか!」とアタックしまくる琴子のど根性がとにかく凄い作品。時折やはり多少くじけてしまい、もう入江君をあきらめてしまおうかと思うと、入江君のほうが期待を持たせるような行動に出てきます。そのため、やっぱり琴子は押すのをやめられないという、一途の代名詞のようなストーリーです。また、琴子と入江君が真逆の性格のために、お互いが不足している部分に気づかされるという人間的な成長も魅力的。琴子の友達や、入江君の弟の裕樹など、琴子の周囲の人たちのラブストーリーも胸にグッとくるシーンが多く、見どころがたくさんある作品です。

 

海街diary

鎌倉で暮らす穏やかな日々

鎌倉に暮らす三姉妹・幸、佳乃、千佳。三人は、出ていった父が亡くなったと聞き葬儀へ向かい、そこで初めて父の娘・すずと出会いました。父が亡くなり居場所が無くなった腹違いの妹・すずに幸は一緒に暮らそうと鎌倉に迎えます。自分の母が、姉たちから父を奪ったという罪悪感にかられていたすず。最初はぎこちなかったすずも、優しい姉たちの愛情でだんだんと鎌倉に慣れていきました。サッカー仲間と過ごす穏やかで幸せな時間。そんな日々がすずの宝物になってきます。一方、すずの面倒を見る姉たちも恋や仕事と、様々な悩みを抱えているのでした。

見どころは鎌倉。鎌倉の日常が細かく描写されているので、読んでいるうちに鎌倉に住んでいるような錯覚がおこります。春夏秋冬、鎌倉の季節も楽しめ、さらに美味しそうな鎌倉ならではのグルメも登場します。懐深い幸にも人に言えない事情があり、図々しい佳乃は男運がなく、千佳はすずが持っている父のぬくもりを知りません。すずが鎌倉に来たことで、すずもそして姉たちも成長していきます。幸せそうな日常を過ごしているように見える人にもいろいろ事情があり、困難を乗り越えているというリアルさをさりげなく描いているところが海街diaryの面白いところです。

 

orange

愛と友情のパラレルファンタジー

ある日、高校生の高宮菜穂は自分から自分宛の手紙が届きイタズラかと思います。しかし、そこに書かれていた内容は、日記のようなもので、寝坊したことと「成瀬翔」という転校生がやってくると書かれていました。すべてがその手紙の通りになり驚きます。菜穂には、須和、あずさ、朔、貴子という仲間がいて、そこに翔が入りいつも6人一緒に過ごすのでした。どこか影のある翔に次第に惹かれていく菜穂。そして、自分から何故手紙が届くのか段々と気が付きます。後悔しない未来のために仲間に助けてもらいながら、もう一つの人生へと導く、パラレルラブファンタジー。

見どころは、愛と友情です。パラレルワールドに興味ある人に是非見て欲しい作品。タイムスリップではなく、パラレルワールドなのにというところに菜穂の愛を感じます。逆にいえば、パラレルワールドだから須和も協力的だったのかも知れません。誰しも、あの時ああしていればと思うことはあります。命にかかわることならなおさら。翔のために必死になる菜穂ですが、その必死さのおかげで菜穂自身も成長していくたくましさを感じ、応援したくなるのです。絵もキレイで、田舎の風景が心に響いてきます。どんどん仲間が団結していくところにグッときました。

 

学園アリス

元気な少女のスクールコメディー!

主人公の蜜柑は選ばれた者しか入れない”アリス学園”に大親友・蛍が入学したのをキッカケに、寂しさから思わず後を追うようにしてアリス学園へと入学することに。普通の人間だと思っていた蜜柑だが、実はある能力を有していたことから無事入学することに成功する。そんな蜜柑の入学に納得がいかないクラスメイト達、初めは敵対視していたクラスメイト達だが、蜜柑の真っ直ぐでバカ正直な姿を間近で見るうちに次第に蜜柑と打ち解けていく。どんな事にも一生懸命に取り組む蜜柑、彼女が来てから徐々に学園全体が変わっていく!

蜜柑の天真爛漫で真っ直ぐな性格がとても良く、蜜柑の一生懸命な姿を応援したくなります!また、個性豊かなキャラクターが沢山いるのにも関わらず、どのキャラクターも被ることなく、それぞれが魅力的に見えます!その中でも蜜柑と棗、そして流架の恋模様には非常にキュンキュンさせられました。また、恋模様以外にも、ベアやペンギーなどの動物達と蜜柑の絆なども素敵なストーリーとなっているので、是非注目して読んでみて下さい!!

 

学園ベビーシッターズ

笑えて泣ける学園子育て劇場!

竜一と虎太郎の兄弟は、飛行機事故で両親を亡くしてしまった。そして、身寄りをない2人は、同じ飛行機事故で息子夫婦を亡くした森ノ宮学園の理事長に引き取られることになった。竜一は優しいおばあさんに引き取られることになったと、まだ幼い虎太郎に説明して、慰めていた。しかし、実際に会ったおばあさんは、タダで2人の面倒をみることはしないと宣言する。成人するまで面倒をみる交換条件として、学園の職員達の子どもを預かる「保育ルーム」で子どもたちの世話をするベビーシッター部に入部することだった。竜一と虎太郎の保育ルームでの楽しい生活が始まる。

中学生で両親を亡くしてしまう経験をしたにも関わらず、まだ幼い虎太郎を一生懸命支える竜一のけなげな姿に感動します。そんなお兄ちゃんが大好きな虎太郎もとってもかわいいです。保育ルームのみんなと海に行ったり、動物園に行ったり、クリスマスパーティーをしたり、遊んでいる姿もかわいいし癒やされます。一見、怖くて言動も厳しいおばあさんですが、熱を出せば看病してくれたり、忙しくても発表会に来てくれたり、不器用ながらも優しさを示してくれる姿に感動します。竜一と虎太郎が優しい人たちに囲まれて、楽しく生活する姿を見守り続けたいと思える作品です。

 

神様はじめました

人間界と異世界で繰り広げるロマンチックファンタジー!

桃園奈々生は、ギャンブル好きの父を支えながら生活を送る女子高生。しかし、ある日突然父が家出してしまう。借金のせいで家を没収され奈々生は帰る家を失った。途方に暮れる奈々生だったが、偶然出会った怪しい男から「私の家を譲ろう」と話を持ちかけられる。男から手渡された地図を頼りに目的地を目指すも、着いた場所は廃神社だった。男に騙されたと思いうなだれたのも束の間、奈々生の目の前に妖怪たちが現れる。実は、怪しい男の正体はこの地の土地神様だったのだ。土地神の位を譲られてしまった奈々生は、男に代わり神様の仕事を務めることになる。

神社を起点としたファンタジーな世界観が魅力的なマンガです。起承転結が明瞭で、作り込まれたストーリーと、ちりばめられた伏線回収は鮮やかで心を奪われます。主人公の奈々生は表情がコロコロと変わり、感情豊かな愛らしい少女です。それでいて、目的のため危険にも飛び込んでいく強い意志には憧れを抱きます。トラブルに巻き込まれながら異世界へと足を踏み入れていく奈々生を見ていると、ワクワクすると同時に応援したくなります。女子高生と妖怪、人間界と異世界との間で繰り広げられるロマンチックな恋愛模様に、夢中になること間違いなしです。

 

君に届け

憧れの君に、近づくために。

陰気な見た目のせいで周囲に誤解され、これまで孤立して生きてきた爽子。しかしその内面は超前向きな女の子!そんな爽子は高校に入学し、爽やかな学年の人気者・風早に恋をする。最初は恋とは気が付かず「風早くんのようになりたい」と奮闘する爽子、それがキッカケで少しずつ周囲の誤解も解けていく。念願の友達もでき、ここからようやく爽子の青春がスタート!恋や友情、ライバルと過ごし、人としてどんどん成長していく爽子。3年生になってからはそんな楽しかった仲間たちと別れ、自分がどのような進路に進むべきか頭を悩ませます。誰もが色濃い高校生活の3年間が描かれ、全ての青春が詰まった学園ラブストーリーです。

見どころは何といっても「爽子の成長」。とにかく懸命に、自分の周りで起こること全て真面目に取り組みます。爽子が思いを寄せる風早はみんなの人気者で太陽のような存在。そんな彼はほかの誰も見ようとしなかった爽子の前向きで努力家な一面に惹かれており、それらは自分にないものと憧れを抱きます。人気者と陰気(に見える)少女の恋は順当に進むはずなく結ばれるまで時間がかかりますが、それを支えるのは新にできた友達。どうしても自分を卑下する癖がついてしまっている爽子は、誤解されて友情に亀裂が入ることも。しかしお互いに歩み寄り、また強い絆で結ばれる姿は感動的です。恋だけでなく友情にもスポットが当てられており、青春のすべてを体感できる少女漫画です。

 

サラディナーサ

勇壮華麗なヒストリカルロマン決定版

16世紀、太陽の沈まぬ国として繁栄を極めるスペイン王国。その繁栄を大艦隊で支える、屈強なフロンテーラ一族の惣領として生まれたサラディナーサは、母譲りの美貌と父譲りの軍才で、将来を期待されていた。サラディナーサの亡き母に恋慕していたスペイン国王の執着を呼ぶ。国王は彼女を、自分の娘だと盲信していた。国王と一族の対立は激しさを増し、ついに避けられない悲劇が起きる!サラディナーサの婚約者であるドン・ファンは、王弟でありながら彼女のため祖国に背く決意を固め、スパイとしてフロンテーラに潜入していたマシューも、サラディナーサを愛しともに戦いに加わる。

史実を元にしながら、存分に架空の登場人物を大暴れさせている快作。とにかく登場人物が魅力的で、きら星のごとく男前が溢れていますが、群を抜いてヒロイン・サラディナーサがかっこいい!愛されるだけでなく、自分の意思がはっきりしていて責任感・自負心が強烈。大航海時代を体現するかのような、熱いヒロインです。敵役に設定されているスペイン国王も、人間的な深みを持って描かれており、とにかく無駄な描写が一切ない。絵柄の癖が強いので手に取るのをためらう方もいるかと思いますが、この情熱的なストーリーにはこの絵柄でないと負けてしまいます。迫力・魅せ方・見せ場どれをとっても、絵と物語がマッチした傑作です。

 

37.5℃の涙

病児保育のリアル!

37.5℃という体温は、こどもが保育園に行けるボーダーライン。働く親にとっては、保育園には預けられず、でも働かなくてはいけないという条件に置かれる。そんな親たちをサポートする存在として活動するのが「病児保育士」。本漫画は病児保育士・桃子を取り巻く病児保育のリアルを描いた物語。民放のドラマの原作にもなった。桃子が病児保育で訪問した各家庭を中心に、親の葛藤、こどもが感じる寂しさ、それを桃子がどのようにサポートしていくのかを1話1話丁寧に表現している感動物語。桃子自身のトラウマや恋愛要素もところどころで表現されており、この要素も欠かせない!

「病気のこどもの看病をするのは親の仕事」「病気のときに親がそばにいないなんて、こどもがかわいそう」。病児保育を利用する親であれば、何度もこのような言葉を外部から投げかけられてきたと思う。だけど、生活のために仕事をしなくてはいけない、キャリアのために仕事をしたい。親が働く理由はいろいろとあるけれど、自分自身も働くことが好きなため、この葛藤にすごく感情移入してしまい、毎話感動する。病児保育のような、外部のサポートを活用することに、もっと世間の理解が深まり、このような業界で働く人が増えたり、利用する親への偏見がなくなると良いなと思う。

 

シックス ハーフ

記憶喪失になった女子高生の葛藤物語

詩織はバイクで事故にあい、これまでの記憶を失ってしまった。目を覚ますと、心配性で優しい兄のあーちゃんと、詩織のことをひどく嫌っている妹の真歩がいた。詩織は記憶を失くしたことで学校での立ち位置もわからず、家族にも馴染めず孤立していく。孤立した詩織をあーちゃんは側で話を聞き、優しく寄り添っていた。そんなあーちゃんに少しずつ惹かれていく詩織。ある時、芸能の仕事をやらないかと詩織に声がかかる。それをきっかけに学校でも居場所をつくっていくことになる。家族仲も良くなりこのまま記憶が戻らなくても良いのでは、、と思っていた矢先に詩織はある人物との出会いで記憶が戻る。事故前の記憶は、再び家族仲に亀裂をいれてしまう悲しい事実があった。

記憶喪失の物語は他にもあるがこの漫画の特徴は詩織が記憶を失くすことで、「幸せな家族」が成り立つ珍しい話の展開です。記憶が戻って欲しくない、でも詩織だけを犠牲にして申し訳ないと内心感じているあーちゃんの葛藤が苦しいです。どうして真歩はそこまで詩織を嫌っているのか、あーちゃんはどうして家族にこだわっているのか。詩織の記憶が戻る過程で少しづつ解き明かされてきて、一気に記憶が戻る部分はゾクッとします。また、あーちゃんの幼馴染2人の悪者っぷりにも味があり登場人物も魅力的です。事故後、空虚だった詩織が家族や恋人、仕事に支えられ少しづつ生き生きとしていく様子も見所です。

 

ストロボ・エッジ

はじめて恋をしたのは、王子様!

おっとりした主人公・仁菜子が初めて恋をしたのは学年で一番人気のイケメン・蓮。でも恋って一体何だろう?この気持ちは何だろう?仁菜子は初めての感情ひとつひとつに向き合いながら、ゆっくりと蓮への気持ちを育みます。しかし蓮にはモデルの彼女の存在が。友達のアドバイス通り自分とは住む世界が違うと諦めて、好いてくれる別の人と一緒にいるべきなのか悩む仁菜子。でも、自分の気持ちにうそをついてもいいの?一方で仁菜子と関わるうちに少しずつ気持ちが動き始めるも、彼女もためにその感情を見て見ぬふりをする蓮。すれ違いながらも自分の気持ちに真っすぐ正直に、全身で「初恋」と向き合うピュアなラブストーリーです。

恋をした時の小さな感情の動きや、その一瞬が描写されていて「初恋の美しさ」が詰まった作品です。初めての感情に迷いながらも懸命に突き進む仁菜子をつい応援したくなります。そんな仁菜子を中心に、自分の気持ちに正直になろうともがく恋愛・友人関係も見どころです。相手の気持ちや関係性に悩みながらも、それぞれ皆が成長していきます。いつも一生懸命な仁菜子と不器用な蓮がすれ違い続けるシーンにはかなりやきもきしますが、その分思いが通じ合ってからの幸せモードはときめきが止まりません!恋する女の子を全力で応援してくれる、そんな少女漫画です。

 

砂時計

胸キュン必須のラブストーリー

主人公の杏がさまざまな出会いや別れを経験して、大人の女性へと成長していくまでを描いたラブストーリーです。杏は幼なじみの大悟を始めとする周りの人たちの支えもあって母親の死を乗り越え、やがて支えとなってくれた大悟と付き合うことになります。中学校を卒業すると遠距離恋愛が始まるなど不安になる出来事もあって、恋路は順風満帆なものではありません。しかし二人は何とか恋愛を続けていくのでした。時に辛い出来事もありますが、杏は前を向いて生きていこうとします。作中では杏と大悟のやりとりが大きな見どころになっています。

大悟の言動に大きな感動がありました。杏が母親を亡くしたとき、大悟が彼女に言葉をかけるシーンがとても心に刺さりました。一人になってしまったんだと深く落ち込む杏に「ずっと一緒におっちゃるけん」と言う大悟がとても好きです。この後しばらくして杏と大悟の恋愛が始まるのですが、落ち込んでいる時にこんな風に言われたら胸キュンしないわけがありません。心温まる恋の始まりがとても素敵で、最初に読んだ中学生時代こんな恋愛がしたい!と憧れたものです。恋愛において思いやりはとても大切なもので、それが見事に描かれた作品だなと思いました。

 

ちはやふる

熱い青春かるたストーリー!

主人公綾瀬千早が競技かるたと出会い、かるたを通して仲間と成長していく物語です。小学生で千早に競技かるたの魅力を教えた綿谷新。小学生でかるたチームを組んだことをきっかけに瑞沢高校でも千早とかるた部を創設する真島太一。3人の絆を中心に、瑞沢高校かるた部を取り巻く熱い青春ストーリーが進んでいきます。部活は主に5人1組の団体戦で優勝することを目標に、全国の高校生が3年間を切磋琢磨して過ごしていきます。一方で、競技かるたの頂点(名人、クイーン)を目指す個人での目標もあり、高校3年間で得た技術や人間関係をもとに、千早たちはさらに成長していきます。

みたかったな…」と思わせてくれるような素敵な青春ストーリーだと思います。瑞沢高校だけでなく、他校のキャラクターも魅力的な人がたくさんいるため、全国大会での戦いは涙なしでは見れません。また、顧問の先生など大人たちもかるたを通して人生を楽しんでいく姿が多く描かれているので、夢を追いかけ続ける人の魅力も知ることができると思います。様々な生い立ちや個性を持ったキャラクターたちが、「かるた」を通して一つになれる姿がとても良い作品です。

 

天使なんかじゃない

リーゼントと高校生のラブストーリー!

新しく出来たばかりの高校に入学した翠。何もかも新しい事ばかりでワクワクの日々だった翠に「新しい生徒会役員の候補としてクラス代表で出てくれ」というお願いが。頼まれ事を断りきれない翠は仕方なく引き受けることに。立候補の演説の日に高校に入った時からいつも探していた彼を見つける。それは晃だった。高校3年間の生徒会を中心に、各々のカップルが付き合ったり別れたりと色々な試練が巻き起こる!翠と晃は果たして幸せになれるのか、そしてその周りのカップルはどうなるのか?明るくて誰とでも仲良くなれるという特技を持った冴島翠と、リーゼントで悪ぶってるけど実は優しい須藤晃のラブストーリー。

見た目が少し怖い晃が時々見せる可愛らしさにキュンとしました!生徒会の皆も個性豊かで見ていて飽きず、必ずお気に入りのカップルが見つかると思います!カップルの等身大の形が描かれており、読んでいる人が共感出来るラブストーリーになっています。また、登場人物達の服が非常にオシャレで、作者の矢沢あいさんが元々デザイナー学校の卒業生だというのもあると思いますが、実際にマネしてみたくなるコーディネートばかりで見ていて楽しいです!

 

透明なゆりかご

幸せで喜ばれる妊娠ばかりじゃない

原作者が高校の看護科の学生だった時に、バイトで行った産婦人科医院をメインに体験した実際の話このバイトに乗り気じゃないまま看護師見習いとして産婦人科医院にやってきた沖田。産婦人科での出来事は、出産という喜ばしいことばかりでなく少なからず悲しいこともある。望まない妊娠による中絶、流産、死産など。中絶手術で取り出された赤ちゃんは、ガラス容器に入れられ纏めて業者が引き取っていく。沖田は妊婦の介助を無感情でこなしていたが、業者へ引き渡す役をするようになり気持ちが変わっていった。また、様々な事情の妊婦や家族と会って、いろいろなことを知っていく。

産婦人科の話になると喜ばしい出産という話題の方が取り扱われるが、この話はそうではない部分に目を向けたものです。中絶、流産、死産など悲しい場面が多いですが実際にあることなので女性である以上、これを読んでおくべきではないかと思いました。中絶手術で取り出された赤ちゃんたちを業者に引き渡す場面が何度かありますが、初めはただの業務だったのが「あなたたちが見るはずだった世界を少しでも見せてあげたいと思って」と言うところでは、赤ちゃんの形をしていなくても赤ちゃんなのであると改めて気付かされました。そして、私たち誰しもがこの過程を経てきたのだと。望まない妊娠をしたお金の無い女性たちが駆け込む医院の老夫婦の優しさなど、人の温かさも感じられる作品でした。

 

となりの怪物くん

恋と友情それから将来。あなたにもきっと覚えのある青春ストーリー!

成績がすべて、それ以外のものに興味はないー…。ドライアイス、とあだ名をつけられていたほどの冷たい女、水谷雫。高校入学直後、一冊の参考書につられたばかりに学年一の問題児・吉田春になつかれてしまう。ハルは噂通りのやばいやつで、暴力は振るうし意味の分からない言動ばかり。私は勉強ができればそれでよかったのに!と悩む雫。しかし、不器用なだけで一生懸命な彼に、雫の心は動かされる。不器用な二人が、時に傷つき、時に相手の痛みを知り、心を通わせていく。人と触れ合うことで自分の心も見えてくる、人生にたった一度の成長を描いた珠玉の青春ストーリー。

なんといっても最大の見どころは登場人物たちの成長です!友人関係、恋愛それから将来に…理想はあるのになんでか現実はうまくいかない、そんな悩みを実際に抱いていた方もいらっしゃると思います。この作品の登場人物たちも一緒です。リアルな悩みに時に涙し、それでも少しずつ人と触れ合っていく中で何かを見つけていきます。一生懸命な登場人物たちを見ていると、胸がキュッとしてしまいます!登場人物それぞれの恋模様も必見です!読んでいくうちに登場人物全員を応援してしまうことでしょう…。そして怒涛のコメディと胸キュンの連続にガンガン読み進めてしまうこと間違いなし!

 

夏目友人帳

妖と少年の優しい時間。

幼い頃に両親を亡くした夏目貴志、夏目の目には普通の人には見えない幽霊や妖怪といったものが映し出されていた。誰にも理解してもらえず、親戚をたらい回しにされた夏目の心は暗く閉ざされていた。高校生になり、遠縁の藤原夫妻の元で暮らすようになった夏目。藤原夫妻は優しく、転校した高校でもそれなりにうまくいっていた夏目だったが、最近しつこく妖怪たちに絡まれることが多くなっていた。それには今は亡き夏目の祖母・レイコが妖怪たちと交わしたある契約が関係していた。強力な妖力を有していたレイコが遺した「友人帳」をめぐり、夏目は用心棒のニャンコ先生と共に慌ただしい生活を送っていくこととなる。

妖怪がたくさん出てくるため怖い話なのか思いきや、そうではなく、そこには優しくて穏やかな時間が流れていました。夏目は、孤独に生きていたからこそ、人の気持ちも妖怪の気持ちも考えられる優しい少年です。そして、そんな夏目を側で見守る斑もまた、優しい眼差しを向けています。どんな時でも夏目を守ってくれる斑は、とても頼もしくて、胸がキュンとします。妖怪たちの中には切ない想いを抱えたものや、哀しい過去を背負ったものがおり、夏目の優しさに触れて心を癒しいく場面は読んでいるこちらが癒されていくようです。

 

NANA―ナナ―

二人のNANAの物語

奈々は恋愛命の女の子。でも男運がないのか不穏な恋愛をしがちでほっとけないタイプ。ナナはバンドのボーカリスト。いつか売れる日を夢みているかっこいいバンドウーマン。そんな性格も全く違う二人だけど、ひょんなことから電車の車内で出会い、意気投合していきます。ある日、奈々が部屋探しをしていると、ナナも同じ部屋に内見しにきていて二人は再会します。そして二人は一緒に住むことになります。楽しい共同生活が続くと思いきや、奈々の彼氏をきっかけに少しずつ歯車が噛み合わなくなっていき、二人のNANAはすれ違っていきます。それでもお互いの思いは強く、生活の節々にNANAを思いながら物語は進んでいきます。

全く違うタイプの二人だけど、すごくいいコンビで不思議と二人一緒だと安心感を感じるようになりました。初めは、奈々は考えが幼稚だとばかり思ってましたが実はしっかり者で、毎回どうにかなっていく様子はさすがとしか言いようがありません。逆にしっかりしていそうに見えるナナの方が、本当は臆病で繊細。そして、そんなナナがいざという時にいつも頼りにしているドラムのヤス。ヤスはあまり多くは語らないけど、アドバイスが的確でとにかく優しくて紳士的で、私の理想の男性像です。いろんな出来事が重なり、二人のNANAの運命もその度に変わっていきドキドキしますが、しっかり見届けていきたいです。

 

なみだうさぎ~制服の片想い~

ちょっとずつ惹かれていく

遠足や運動会なんかよりも一大イベントであり、誰の隣になるのか考えてワクワクとハラハラが一挙に押し寄せてくる、そんな席替えで、主人公である宇佐見桃花のお隣さんになったのは「隣になると一生彼氏ができない」という嫌な噂がある“鳴海空大”であった。その他にもよくない噂があることを知ってしまい、期待に胸を弾ませていた桃花にとってそれは紛れもないハズレであり、いつかは素敵な彼氏ができたらいいなと願望を抱いていた気持ちさえも打ち砕かれたかのように絶望に追い込まれてしまった。そんな中、桃花はその日の出来事を始めたばかりのブログに書き込む。すると、早速そのブログにコメントが付いて温かな内容に癒されていると、鳴海の噂のひとつが真実であることが発覚してしまう。

最初の出会いは紛れもなく最悪でしかないし、読んでいて「桃花ちゃん可哀想だな」と同情してしまったけれど、鳴海くんが本当はただの根暗な怖い人じゃないことがストーリーが進んでいくごとに明らかになっていって、桃花ちゃんと同じように私も鳴海くんの様々な一面を知っていくうちに好きになっていきました。中でも、鳴海くんの印象が大きく変わることになったのは、桃花が生理痛が酷い中で耐えきれなくなって走っている途中に倒れているところを助けてくれたのが個人的にはめちゃくちゃ驚きました。普通だったら経血なんて目にしたら引くだろうに、適切な対応をすぐにできてしまった鳴海くんの対応力が素晴らしくてその瞬間にキュンとしました。

 

ハチミツとクローバー

優しい気持ちになれるラブストーリー

美大生たちのキャンパスライフ、そこで生まれていく恋愛を描いた作品です。主人公のはぐみは美大で個性的な学生たちと出会い、学生たちと過ごしながら作品作りに励みます。やがてはぐみは作品に情熱を注ぐ森田にしだいに憧れの気持ちを抱くようになります。はぐみは森田が気になるようですが、森田は彼女をからかうようなことをしたり、時に優しくしたりと本当の気持ちがよくわかりません。はぐみのことをかわいいと思う竹本という学生もいて、ちょっと不思議な恋の三角関係ができ上がっていきます。読むほどに恋の行方が気になるストーリーです。

作中のはぐみの言動がとても印象的でした。真剣な面持ちで作品作りをする森田をはぐみが憧れの視線で見つめるシーンは、先輩に恋しているとも受け取れました。確かに作品作りに没頭している森田はかっこよく、はぐみに共感できました。さらに屋外で竹本に接するシーンも気に入っています。虫除けの薬になる葉っぱを竹本の体に貼るようにして「こうすると噛まなくなる」と言うはぐみには胸がキュンとしました。さりげない優しさが光っていたシーンで、竹本ははぐみに恋をした瞬間だと思います。終始はぐみの言動には心動かされっぱなしでした。

 

パーフェクトワールド

車イス?そんなの関係ない。大切なのは気持ち

川奈つぐみは、昔から絵が得意だった。高校卒業後は、東京のインテリアデザイン会社に就職。大学生の時に事故で脊髄を損傷して車イス生活になっていた鮎川樹と東京で再会し、付き合い始める。樹が心配なつぐみは、樹の家に通う回数を増やして疲労で倒れた。これをキッカケに、樹は別れを切り出した。そんな矢先に父親の病が分かり、退職して地元である松本に帰ることになった。そこで偶然再会したのが、つぐみと樹の高校の同級生である洋貴だった。洋貴は高校時代、つぐみに好意を抱いていた。再会したことによって思い出し、樹と別れたつぐみに告白をして恋人となった。高校の同級生の間での三角関係。つぐみは、どちらを選ぶのか。

つぐみと樹が付き合い始めて、樹の介護ヘルパーさんが樹に好意を抱いていると気付いたつぐみの気持ちが痛いほど伝わってきました。だったら、自分がと頑張ってしまうところも。倒れた時は、やっぱり無理がくるよなと思いました。そして、樹からの別れ話も納得でした。介護は短距離走じゃなくて、長い長いマラソンだから頑張り過ぎるつぐみを見ているのが辛かったんだと思います。言葉のひとつひとつに、つぐみを想う気持ちが詰まっているなと思いました。つぐみの気持ちが決まってからの強い意志と樹との固い絆には、涙が止まりませんでした。

 

BLACK BIRD

妖怪と少女の恋愛ファンタジー

ヒロインの女の子美沙緒は、100年に1度生まれる「仙果の娘」で、妖怪の嫁に迎えると一族が繁栄されるとされ、狙われる運命に!そこで、幼馴染で小さいころに別れた、初恋のお男の子、匡と再会。でも、その男の子の正体は、天狗の長だった。自分は妖怪から狙われると知る美沙緒。でも、好きだった男の子は、自分を狙う妖怪。匡は美沙緒を好意を告げるが、思い通りにいかず。美沙緒は匡に惹かれているけど、妖怪という存在だから素直になれない。いろんな妖怪から狙われる美沙緒を、匡が守る。色んな試練を2人で越えながら、惹かれていく物語です。

全体的に物語がスムーズに進むので、飽きずに読み進められます。物語の流れは「付き合う前・付き合ったあと〜」というように、2人の関係が変わっていくのが見所の一つですね。毎回、キュンポイントがあるから、女の子はたまないです。また、シリアスなシーンもあるので、結末のドキドキ感も味わえます。けれど、シリアスなシーンが続く訳ではなく、「キュン・ギャグ・涙あり」の3拍子が揃っている少女漫画です。イケメンキャラクターも数人登場するから、推しが必ず見つかるはず!絵柄も綺麗で、特に表紙は凝っているので、巻数が揃うと圧巻です。

 

フルーツバスケット

秘密が織りなす学園ラブストーリー。

主人公の本田透はすでに両親が共に他界しており、祖父の家で養われていた。その後、高校生になり遠回しに家を追い出された透は頼れる所もなく山にテントを張り生活を送っていた。しかし、その土地はクラスで人気者のイケメン男子・草摩由希が住む草摩家の敷地内で、そのまま草摩に見つかってしまう。草摩家のご厚意から家に居候させて貰うことになった透だが、透はそこで草摩家の一族に続く秘密を知ってしまう。なんと彼らは異性に抱きつかれると十二支と同じ動物に変化してしまうという特殊体質を持っていた。本来なら秘密を知ったものは記憶を消されてしまうのだが、透は家事を条件に草摩家で過ごすことになり……。

人が動物に変化すること以外はごく普通の日常が描かれており、透の学園生活などでは身近に感じることも多々ありました。また、草摩家に生まれたことで悩みを抱える彼らに、純粋な透がそっと寄り添うことで気持ちに変化が生まれる描写が印象的です。自分自身が嫌いと感じたり、大切な人には自分が犠牲になってでも幸せになってほしいと思うことは共感できる人も多いと思います。そんな自分を否定せず、自分の良い所を見つけてくれたり、自分が一番言ってほしい言葉をかけてくれる透の言葉にとても感動しました。そんな優しい言葉があふれた作品です。また、草摩家の人々の動物姿も非常に可愛いのでお楽しみに!

 

ぼくの地球を守って

輪廻が織りなす壮大なSF少女漫画!

主人公の亜梨子は植物と交信ができる能力を持つ変わった女子高生。そんな亜梨子はある時、誤ってマンションのベランダからイタズラ好きの小学生・輪を転落させてしまう。意識が戻らない輪の回復を祈り続ける亜梨子。一方で、輪は亜梨子の祈りによって引き出された前世の記憶を夢の中で思い出していた。無事に回復した輪だが、亜梨子は自分以外にも同じような夢を見ている人がいることを知り、仲間を集め始める。何故自分たちは同じ夢を見るのか?自分たちが夢の中で見たものは何だったのか?自分達が何者かを知ったとき、彼らの壮大な物語が幕を開ける!

少女漫画とは思えない壮大なストーリーに圧倒されます!前世や輪廻、宇宙や超能力といったSF要素が詰め込まれおり、緻密に練り込まれた設定には素晴らしいの一言です!初めは物語の走り出しということで展開も抑え気味で、絵の描写も癖のあるものとなっていますが、物語が進む度にストーリーが盛り上がっていき、絵の描写もドンドン綺麗になっていきます!また、前世の記憶が明らかになっていくと共に恋愛も白熱していき、生まれ変わりが織りなす恋愛は非常に綺麗でした。結構前に出版された作品ですが、今読んでも心にも響く不朽の名作です!

 

僕等がいた

展開に思わず引き込まれるラブストーリー

主人公の七海と彼女の同級生の矢野との恋を綴ったラブストーリーです。七海は矢野と付き合っていますが、明るい七海に対し彼はどこか影のある人物として描かれています。矢野には忘れ難い過去があり、その過去を引きずってストーリーが進んでいきますが、やがて過去の出来事が明かされていきます。過去にはこれまでの矢野の恋愛が絡んでおり、これは後に七海との関係にも影響していきます。作中では高校生時代から社会人生活までが描かれており、かなり長編になっています。年月が流れるとともに変化していく七海と矢野の関係からは目が離せません。

長編漫画なのですが、矢野の過去、七海と矢野の関係が気になって一気に読んでしまうほどでした。読んでいる時間がとても楽しく、読み終えた後はしばらくロス状態になりました。矢野の過去では同級生の山本さんの姉と付き合っていたこと、さらに山本さんとも関係を持っていたことはかなり衝撃的でした。七海との関係を脅かすような過去があったものの、七海と矢野は幸せなラストを迎えることができて心からほっとしました。終盤で社会人になった七海と矢野が仲良さそうに朝を迎えるシーンが大好きです。最後まで二人を見守って良かったと思えました。

 

ホットロード

「愛されたい」自分の居場所を求め続けた少女の成長物語。

宮市和希は母と二人暮らしの中学生。父とは幼い頃に死別していて、遊園地に連れて行ってもらったというおぼろげな記憶しかない。そんな中、和希は母親が恋人との付き合いにばかり夢中になり、自分を愛していないような気がしていた。日常に不満を感じ始めた和希は、転校生の絵里と仲良くなり、絵里に暴走族の集会に連れて行ってもらう。そこで出会った年上の春山と付き合うようになった和希。徐々に暴走族を紹介した絵里よりその世界にのめりこんでしまう。大人に反発し、傷つき葛藤する日々、大きな出来事から、徐々に和希は自分の進むべき道を見出していく。

暴走族の素行がメインのストーリーではなく、主人公・和希が「親の愛に飢えた子」という設定が前面に出ており、素行の悪さの裏に大人への不信感があることがしっかり描かれています。和希と春山の恋愛だけではなく、親子や友情など、大切な人への愛とは何かということについて、非常に考えさせられる作品です。若さゆえの危うさと、表面的な事だけでは測れない心の奥底が、端的なセリフと独特の空気感で表現されています。表現に難しさがなく、丁寧ながらもすっきりした画面の作品なので、暴走族の世界観を知らない人でも、主人公和希に自然と共感ができます。

 

わたしの幸せな結婚

美世にだけは幸せになってもらいたい!

異能の家系に生まれながらも異能の能力を持たない斎森美世。彼女の母はすでに他界、継母と異母妹からは激しく憎まれ、使用人のような扱いを受けながら肩身の狭い生活を送っています。そんな美世に縁談がきます。実際は幼馴染と異母妹に家督を継がせる為、美世を追い出したかったようです。久堂清霞という家柄財産は申し分ないけど、冷酷無慈悲と噂されてる人がお相手です。美世に選択権はなく、久堂家に嫁ぐ事になります。最初こそお互いギクシャクしますが、次第に心開いて2人は絆を深めていきます。そんな2人を快く思わない人達があの手この手で謀略を張り巡らせ邪魔だてを繰り返します…。

美世は実家では徹底的に虐められ虐待まがいの扱いを受け続けます。継母は父とは恋人同士だったのですが、政略結婚の為無理矢理別れさせられたという経緯があり、美世母娘に対する恨みつらみがハンパないです。異母妹の香耶には異能の能力はありますが、何かと美世に当たりちらします。美世が自分より幸せになる事が我慢ならないのです。久堂家に嫁いで美世はやっと居場所を見つけます。美世も清霞もやっとお互い心許せる人に巡り会えたのです。清霞にとって初めての経験なので、美世を危険な目に合わせる連中に容赦ありません。噂の冷酷無慈悲ぶりが炸裂する場面は怒る理由がわかるだけに大変スカッとします。美世には異能がない事になってますが、伏線を見るとどうやらそうでもなさそうで、今後どうやって異能が開花していくのかが見ものです。

 

最後に:切なくて泣ける少女漫画

個人的なオススメは「砂時計」です!

辛い描写もあって胸にくるものがありますが、素敵なストーリーに感動してしまいます。

気になる作品があれば是非チェックしてみて下さい!

-少女漫画
-