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歴代の人気「ちゃお」漫画37選を一挙に紹介!淡い恋愛に胸キュンが止まらない!

2021年4月11日

こんにちは、みけさんです!

今回は「ちゃお」に連載された歴代の人気少女漫画を一挙に紹介していきます!

小学生の女の子が興味あるものを全部集めたような少女漫画誌!

恋・オシャレ・夢など女の子が楽しめる要素がタップリと詰まっています!ストーリーも懐かしい初恋からコメディー満載のものまで、健全かつドキドキする内容となっています!

また、大人になってから読むと小さい頃には気付かなかった新しい発見があったりと、懐かしい作品を目新しい気持ちで楽しむ事が出来ます!

懐かしい青春の日々を思い出しながら歴代のちゃお漫画をお楽しみ下さい!

それでは、行ってみよう!
【2022年版】おすすめ少女漫画100選!胸キュンが止まらない!

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歴代の人気「ちゃお漫画」37選

あの日、僕らは…~時をかける恋物語~

過去へとタイムスリップ?!

ニナとアキと咲也、性格はそれぞれ違っているけれど何かと気の合う3人はいつでも一緒で仲の良い親友同然の間柄だった。この先もその関係が壊れることはないと思っていたし考えてもいなかった。しかし、ある日突然幸せだった日々に綻びが生じる。6年前のあの日、なんの前触れもなく咲也は姿を消してしまったのだ。今になっても咲也の失踪を受け止められないでいる二ナ、ことあるごとに咲也のことを思い出しては切なくなる日々を送っていた。そして、咲也にいつまでも囚われているニナに昔から好意を抱いているアキ。ニナとアキ、二人して咲也のいない現実を辛く思っていた。そんなある日、昔よく遊んだ場所が過去に繋がっていることを知り……。

咲也が一体どこに行ってしまったのか、本当に最後の最後まで全くもって予想できず、真実が明らかになった時はめちゃくちゃ驚きました!あまり話すとネタバレになってしまうので伏せておきますが、とにかく意外過ぎる展開でした!また、失踪した咲也ですが、子どもとは思えない覚悟と強さを持っており、非常にカッコよく感じました!凄く切ないシーンなどもありますが、最後には報われるシーンも描かれており、最後まで読み切ってほしい作品です!

 

エリートジャック!!

天才たちの熾烈な競い合い!

春、新生活、入学式と新しい生活を前にして気分はウキウキな相川ユリア。そんな浮かれた様子でこれからの高校生活の理想を語っていたユリアの目の前に現れたのはユリアが入学する学校の生徒会長だった。「何が花の高校生活だ。花咲かせるのはお前の頭だけにしろ」とユリアをこっぴどく貶し、オメガ高校の校風についてを熱く語る生徒会長。エリート中のエリートのみが入学することを許された誰もが認める超名門高校であるオメガ高校は、頭の良さ、すなわちテストでの結果のみでその後の学校生活の全てが決まると言っても過言ではない超実力主義の学校だった。生徒全員が休む暇なく勉強に追われ、成績によってランク付けされる中でユリアは……。

実際にこんな学校があったら息が詰まってしまうなと思いながら、いかにも頭が良さそうには見えないユリアちゃんがこの学校でちゃんとやっていけるのか気を揉みながら読んでいました。しかし、予想とは裏腹にユリアちゃんがかなり天才でビックリしました(笑)。そんなユリアちゃんですが、学校生活を送る中で様々な事件に巻き込まれていくのですが、その度にユリアちゃんが立ち向かっていく様子が爽快です。ユリアちゃんは非常にパワーを感じさせる女の子で、次々に学校を変えていく様子は読んでいて凄くワクワクしました!ユリアちゃんが目指す花の高校生活が少しずつ実現していく様子に注目です!

 

王子様におねがいっ!

王子様とのドキドキ恋愛!

テレビのニュースでは、世界屈指の富裕国であるディオーラル王国の王子が来日したとのビックニュースがアナウンサーによって嬉々とした表情で読み上げられていた。しかし、そんなことは露知らず、主人公の星野ゆめは朝寝坊をかまして大急ぎで準備をしていた。常に元気でいることと美味しい物をいっぱい食べることをモットーに幸せに生きている星野だが、この日は朝寝坊によって食いっぱぐれた状態で家を出たため、お腹がすいて力を失い道端で倒れてしまう。そんなゆめの前に現れたのは、たくさんのおにぎりを持った金髪青眼のイケメン・アルトで……。

富裕国の王子様がよりにもよって日本人が愛してやまない超庶民的な食べ物であるおにぎりを持っての登場という斬新すぎる取り合わせは何か面白そうな事が起こる匂いがプンプンしますね!案の定、アルト王子が来て早々、全校生徒を煌びやかな着物に着替えさせてしまうし、やることなすこと全てが凡人には想像もつかないことばかりで、まるで夢を見ているかのような気持ち良さを感じました!そして、何よりもアルト王子の笑った顔が本当に素敵!等身大フィギュアにして部屋に飾るか、もしくはあの手この手を使って額縁に収めて壁に飾るか、と何とかしてアルト王子を近くに置いておきたい衝動に駆られてしまいます(笑)。

 

おにがわら横町三丁目

種族を超えた鬼と人間の恋。

第一志望の学校に合格を決めた主人公のカナデ。しかし、父親の急な海外転勤が決まってしまい、今の生活を変えたくないと望むカナデに対して両親が下した決断は、カナデ1人を残していくことであった。そうしてラブラブな両親はカナデを残して海外へと飛び立ってしまう。残されたカナデは預かってくれるという隣町に住んでいるおじいちゃんの元へ。おじいちゃんが住むおにがわら横町はとても古風な町並みでお年寄りばかり、カナデは友だちができるのか不安を抱えていた。そして、おじいちゃんが営む開運堂の暖簾を押して入り、可愛らしい小物に目を奪われていたところ、とんでもないエロじじいが現れて?!

毎日のようにカナデのスカートを覗き込んではパンツの色を確かめてくるおじいちゃんに笑ってしまいました。実際にこんなことされたら腹立たしいことこの上ないけれど、読んでいる分には、おじいちゃんの愛嬌故になんだか許せてしまいます。また、身長何センチなの?と聞きたくなってしまうくらい小さいおじいちゃんが可愛くて和みました。また、この作品の最大の魅力である鬼と人間の恋の甘さや切なさがたまらなく美しかったです!種族を超えた愛がこんなにも尊いものなのかと思い知らされました!

 

オレ様キングダム

妄想炸裂の胸キュンストーリー!

城々高校の第2図書室では放課後になると悲痛たっぷりの数え唄が聞こえてくると、まことしやかに囁かれていた。その数え唄の正体は何を隠そう、主人公である高校1年生・野々原ノノによるものであった。ノノはプロの少女漫画家であり、放課後の時間を使って図書室で漫画を描いている日々を送っていた。そして、仕事に行き詰まって限界を感じた時のとっておきの解決策をノノは導き出していた。それは、学校一のイケメンたちを拝むことであった。白馬凌くん、赤城光くん、黒澤瞬くん、この3人のイケメンたちからエネルギー補給をして漫画を描くノノだが……。

ノノちゃんの妄想がいちいち大袈裟で最高に面白かったです!妄想する度に顔を真っ赤にして鼻血を噴き出させている様子はメチャクチャ笑えました!妄想で鼻血を噴き出させる主人公なんてとても珍しいですよね(笑)。私は鼻血を噴き出すことはなかったですが、ノノちゃん同様鼓動のスピードが凄まじい勢いで高鳴っていました。兎にも角にも瞬くんがカッコよすぎるせいですよ!何をやらせても絵になるし、イケメンと言うよりも麗人と表現した方が適切なのではないかと思いますね。全てのパーツが整いすぎていて、美術館とか博物館に寄贈して多くの人の目に触れさせてあげたくなる容姿で、ノノちゃんが妄想に耽けるのも納得ですね。

 

終わらない歌をうたおう!

暗い少女のシンデレラストーリー!

主人公である15歳の宮本ヒイナは、毎日のように酷いイジメを受け、暗闇の中を孤独を感じながら生きていた。そんなヒイナに救いを差しのべてくれたのは宇奈月涼一だった。宇奈月は天の原学園という名のフリースクールを主催し、そこで学園長を務めていると言う。フリースクールに対して不登校になった人たちが通っているというイメージを持つヒイナはイメージそのままに天の原学園へと向かうことに。その道中、自転車に轢かれかけて気を失ってしまい、目を覚ますとそこは学園内の一室であった。胡蝶ラン、七原飛鳥、蓮見零の3人とそこで初めて出会ったヒイナは天の原学園で新しい生活をスタートさせる!

私自身、ひいなちゃんと同じように「フリースクール=不登校の子」というイメージがあったので、この作品に登場する子たち、特にランちゃんの明るさには些か驚かされました。良い意味でフリースクールに対する考え方が変わった作品でした。また、過去の傷を引きずって生きてきたヒイナちゃんですが、日を追うごとにランちゃんや飛鳥ちゃん、零くんとの絆が深まっていき、ヒイナ自身が前向きな気持ちを持つようになっていく様子は読んでいて涙が溢れそうになりました。ヒイナちゃんが歌った曲の歌詞が本当に心に染み渡る素晴らしい歌詞で、何度もその歌詞を見返して記憶に焼き付けました。

 

きみといっしょ!?

同じ名前の憧れの男の子と同居?!

いつでも明るくパワフル全開女子の藤井光。そんな光が想いを寄せているのは、校内随一の人気を誇っている藤井輝流。二人とも読みは〈ふじいひかる〉と同姓同名のため、からかい半分で「ひかっぷる」とからかう周囲だが、当の本人にはというと……表向きは嫌な顔をするものの、光は内心では輝流と同じ名前であることに喜んでいる様子。そして、何かにつけて自分に絡んでくることに淡い期待を持っていた。そんなある日、母親の再婚が決まり、再婚相手とその息子さんと対面することになる。しかし、そこにいたのは紛れもない輝流だった?!そうして二人は突然家族になって同じ屋根の下で暮らすことになり……。

自分の好きな人と同じ名前で、周りからも公認カップル扱いされるのは凄く素敵で憧れますね!まさかその相手と思いがけず家族になり一緒に暮らすなんて胸がドキドキしすぎて破裂してしまいそうな状況ですが、同じ屋根の下に好きな人がいるなんてある意味幸せだろうなと思います。自分の生活習慣を見られるのは恥ずかしいですが、同時に好きな人の生活習慣を見れるというのはアリなんじゃないでしょうか(笑)。また、モテモテの輝流は当然のように女友達も多く、何かと心配しちゃう光ちゃんの気持ちには胸が締め付けられました。

 

きらりん☆レボリューション

アイドルを目指す少女の物語。

主人公である月島キラリは14歳の中学2年生。超がつくほどの大食いで、クレープとたこ焼きを何よりも好む女の子。頭はさほど良くなく天然と思われる発言で周りを驚かせてしまうことが多い一方、持ち前の明るい性格で誰からも好かれていた。そんなキラリはある時、同世代から絶大な支持を得ている大注目のアイドルグループである「SHIPS」の日渡星司と偶然に出会って恋に落ちてしまう。そして、星司への恋心を切っ掛けにアイドルを目指すことを決意したキラリは芸能界へと足を踏み入れていく!しかし、生半可な気持ちでは務まらない厳しい世界に揉まれていくうちに、アイドルへの意識が変わり、ヒカリはアイドルの仕事に真摯に向き合っていくようになる。

最初のうちは恋心が切っ掛けということもありアイドルに対しての意識が低いヒカリですが、様々な仕事を通してアイドルの仕事がいかに大変かを知りながら仕事への意識が明確に変わっていきます。その中でどんなに厳しい壁が立ちはだかっても決して逃げることなく果敢に立ち向かっていくキラリちゃんが凄く素敵でした!心の底からキラリちゃんがトップアイドルとして活躍する未来が訪れることを応援したくなります。そして、宙人くんとの恋愛はドキドキの連続で、特にキスシーンの描写が最高に綺麗なのでお楽しみに!

 

極上!!めちゃモテ委員長

可愛い恋のアドバイス!

主人公の北神未海は何でも完璧にこなせないと気が済まない超絶ストイックな女の子。通っている武蔵野森山学園2年6組のクラス委員長を務めている未海は周りから「委員長」の愛称で親しまれていた。オシャレに関して一切の手抜きをすることがなく、常にパーフェクトを目指して日々奮闘している未海。そんな未海にも思いを寄せるクラスメイトの男の子がいるのだが、強力なライバルの存在が理由で思うように告白ができないでいた。自身の恋愛でいっぱいいっぱいにもかかわらず、未海は恋愛絡みの助けを求める人たちのことはどうしても放っておくことができない!そんな人達の手助けをする未海だが……。

未海ちゃんみたいなパーフェクトな女の子になりたくて、作品内に登場するモテテクを見よう見まねで真似ていたのは良い思い出ですね(笑)。自分の恋愛のことでいっぱいいっぱいなのに、それでも助けを求められたら無下にはできない未海ちゃんの優しさが凄く素敵でした。たまにお節介が過ぎることもありますが、結果的にはそのお節介が役に立っているため読んでいて気持ちが良かったです。どこにも問題がないように見えて実は元ヤンで料理の腕はダメダメという意外な部分もあり、完璧主義者の未海ちゃんに対して親近感を覚えることが出来る点も良かったです。

 

ココロカーテン

素敵なその笑顔に胸キュン!

主人公の日野鏡美は晴れて高校生となり、以前から想いを寄せていた秀平先輩に面と向かって告白をした。しかし、鏡美の告白に対して秀平先輩は、「本当の恋じゃない」と鏡美の恋心を全面的に否定して傷つけてしまう。秀平先輩の言わんとすることが理解できず、失意の底に沈んでしまった鏡美。そうして鏡美は気がつくとカーテンが引かれた真っ暗な視聴覚室に身を隠すようになった。そんな日々を送っていた鏡美の前に突如として現れたのは、枝田十智先輩。写真を撮ることが好きで常にカメラを持ち歩いていて、何にも振り回されない自由奔放な性格の十智先輩に惹かれていく鏡美。そして、十智先輩に対する気持ちは秀平先輩に対する気持ちとは違い……。

十智先輩の眩しすぎる素敵な笑顔に鏡美ちゃんのみならず私までもが心を奪われてしまいました!まるで少年のような無邪気な笑顔にとても救われます!鏡美ちゃんに笑顔が戻ったのは、紛れもない十智先輩の笑顔やマイペースすぎる性格があったおかげだなと思いますね。パッと見はめちゃくちゃチャラチャラしており、いかにも軽そうなイメージの十智先輩ですが、中身は誠実そのもので自分の考えをしっかり持っているのが最高でした!また、十智先輩が背負っている過去なども次第に明らかになっていくので、物語にも深みが出て十智先輩の魅力にドンドンと引き込まれていきます!

 

こっちむいて!みい子

笑いあり涙ありのギャグ少女漫画!

誰よりも明るくて元気なことが最大の取り柄である山田みい子。誰に対しても分け隔てなく接することができる友だち思いである一方、成績が悪かったり料理や片付けがからっきしダメなだらしない一面も……。料理はもっぱら食べる専門の食いしん坊ではあるが、身長は120cm台と小学校低学年の子どもとほぼ変わらないため、初対面の人にはたいてい低学年に間違われてしまう。そういったことが何度となく訪れるため、みい子自身も身長の低さにやや悩み気味。そんなみい子を中心に起こる日常を面白おかしく、時には恋愛のドキドキとちょっぴり切ない部分も織り交ぜて展開していく元気いっぱいのストーリー!

登場するキャラクターが皆いい人ばかりで気持ちよく読む事が出来ました!私のお気に入りはみい子の友だちである小川ゆう子です!聖母さながらの優しさや包容力が凄まじい一方で、甘やかすのではなく、みい子やマリちゃん、ケンタくんが誤った道に進もうとする所を食い止めようとしてくれるツッコミ役の一面も持っており、非常に魅力的なキャラクターでした!また、主人公であるみい子も非常に明るい性格で、読んでいるこっちが元気を貰えるようなパワーがありました!個性豊かなキャラクター達が繰り広げる日常をお楽しみ下さい!

 

12歳。

ピュアな初恋に酔いしれる!

綾瀬花日・12歳。恋はしたいけど男子はデリカシーないし彼氏はなんかまだ恥ずかしい、そんなお年頃。理想のキスなんかをお友達と話し合う年頃の花日、今日も明るく元気に学校生活を送っていた。そんなある時、リコーダーの授業で隣の席の少し大人びた男の子・高尾と共に屋上でリコーダーの練習をしていた。そこで花日は先生同士がキスをしているのを見てしまう。さらに花日は隣にいた高尾と自然とキスをしてしまう。初めてのキスをしたことで高尾を意識してしまう花日だが、当の本人は言うと普段の様子と何も変わらない。気にしているのは自分だけ?それでも、ついつい高尾を目線で追ってしまう。初々しい12歳の少女による等身大の少女漫画。

12歳という異性を気にし始める年頃の少女の等身大の姿を描いており、その初々しいやり取りは見ていて心が洗われます!少女の悩み、葛藤、恋愛など実際に経験したことがあるかのようなリアルさがあり、昔を懐かしむ気持ち、こんな小学生生活を送りたかったと憧れる気持ち、少年少女の尊い様子を慈しむ気持ち、様々な気持ちで胸がいっぱいになります。子供の頃に真っすぐに相手を好きになった気持ちを思い出し、子供から大人になるにつれて失った大事な物を思い出させてくれます。

 

少女少年 GO GO ICHIGO

可愛いけどカッコイイ?!

杏が学校から家に帰って来ると、何やらお隣さんが引越しの作業をしていた。母親に聞いてみると「幼稚園が一緒でよく遊んだ“イチゴちゃん”」が引っ越してきたと言う。いまいちピンと来ない杏は母親に促されてイチゴちゃんの家に挨拶へ向かうことに。そうして出会ったイチゴちゃんはとびきりキュートな容姿をしていた。そして、イチゴちゃんは杏を視界に捉えた瞬間喜びの表情を浮かべて抱きついてきたのだった。それでも尚、イチゴちゃんのことを思い出せずにいた杏であったが、心に引っかかるものを感じていた。そして、昔は何と呼んでいたかを考えているうちに、ついにイチゴちゃんが男の子であることを思い出し……。

見た目はどこからどう見ても女の子そのもので、通り過ぎる人が2度見どころか3度見はしてしまうくらいの圧倒的な可愛さを誇るイチゴちゃんにメロメロになりました!控えめに言っても可愛いの権化としか思えません(笑)。そんなイチゴちゃんの茶目っ気たっぷりな所や自分の気持ちを包み隠さずに伝えてくれる正直な所が非常に好きでした!また、杏ちゃんが困っている時は誰よりも早く気がついて助けてくれるカッコよさもあり、私にもイチゴちゃんみたいな友だちがいたら良かったのになと非常に羨ましく思ったのは良い思い出です。

 

少女革命ウテナ

おとぎ話のような不思議な世界観。

天涯孤独だった天上ウテナは、王子ディオスによって救われる。ウテナの手の中に薔薇の指輪を残し消えたディオス、ウテナはいつしかディオスに憧れ、王子様のようになりたいと願うようになるのだった。そして、ウテナは男装をして鳳学園へ通い、女子の憧れの存在となっていた。そんなある日、ウテナの親友である若葉が、上級生の西園寺に傷つけられてしまう。西園寺に対して怒りを露にするウテナは西園寺から薔薇の花嫁である姫宮アンシーを賭けた決闘を申し込まれる。よく分からないながらも受けて立つウテナ。そして、決闘を終えるとウテナの前にアンシーが現れ……。

空に浮かぶ城に、胸から出現する剣。そして、薔薇の花嫁が持つとされる「世界を革命する力」といったファンタジー要素が満載でありながら、そこにはミステリー性もあって、まるでおとぎ話の世界に紛れ込んでしまったかのような気持ちになります。ウテナとアンシーの、友情を越えた不思議な関係性が、時には恋愛要素も含んでいるように感じてドキッとさせられます。そして、野心を秘めたアンシーの兄である鳳暁生の登場により、ウテナの心が揺れ動く様子がとても切なく描かれています。ウテナとアンシーという2人の少女が自分を革命する姿に勇気づけられる作品です!

 

ドーリィ♪カノン

2人で作る素敵な音楽!

主人公は私立美空学園1年生の宍戸心音。心音は幼少をドイツで過ごしていたためドイツ語が堪能であり、趣味は作詞作曲、言動は控えめではあるが優しくてお人好しな性格をしていた。そんな心音はある日、カラオケボックスに足を運んだところクラスメイトの奥田奏四が歌っている姿を発見する。カラオケの採点画面を写真に収めて記録している奏四はその一部始終を心音に見られてしまい、焦った奏四はその場しのぎの嘘で心音を誤魔化そうとする。しかし、心音は奏四に可愛らしい服装を着させて、その状態のままで心音自身が作詞作曲した歌を歌わせることに?!

奏四が歌を歌う描写が非常に綺麗で、奏四の歌声が実際に聞こえてくるかのような心地になります。また、奏四自身の歪みのない美しい顔立ちも相まって、奏四の歌う姿が非常に綺麗でした!傍若無人な姉たちによって様々な苦労をしてきた所には同情することもありましたが、姉たちの言動に困らされている奏四がめちゃくちゃ可愛かったです!君は本当に男の子なのかい?と直接問いたくなってしまうレベルの天使っぷりで、見ていて癒されました。

 

ショコラの魔法

人間の本性に迫る魔法ファンタジー!

ミステリアスでどこか近寄り難い雰囲気を醸し出す主人公・哀川ショコラ。ゴシック・アンド・ロリータを好んで着ているショコラは幼少の頃に愛する父の秀我が他界し、悪魔のカカオから「人の心を抽出する力」を与えられて、黒き魔女・ショコラノワールになってしまう。父が他界した後、悪魔であるカカオと共に暮らすことになったショコラだが、ショコラは常に冷静沈着で取り乱すことは極めて珍しいクールな性格!そんなショコラが開店させた「ショコラ・ノワール」には様々な悩みを抱えた人々が願いを叶えてもらうおうと今日も足を運んで来るのだった。

チョコレートにかけられた魔法によって自分の願いが叶うという夢のある設定となっており、私も「ショコラ・ノワール」のチョコレートがほしいなあと思いながら読んでいました(笑)。しかし、願いを叶えてもらう代償として自分の大切なものを奪われるというリスキーな一面があり、ファンタジー色の強い世界観とは逆に、現実的な設定というギャップが面白かったです!また、人間の奥底に眠っている汚い感情がさらけ出される描写がなんとも巧みで、少女漫画の域を遥かに超えているなと驚きました!人間の心理をよく理解していないとこんなにもリアルな表現を取り入れることはできないだろうなと感心してしまいます!

 

シンデレラコレクション

オシャレな女の子に大変身!

主人公のニーナはオシャレとは無縁な冴えない女の子。そんなある日、同級生の男の子・旭によって可愛い姿に変身したことから、オシャレに目覚めていくことに。ニーナはだんだんと垢抜けていき、女の子の憧れであるティーン向け雑誌の読者モデルにまで登り詰めていく。しかし、ニーナの母親は厳しい人物でニーナに対して理解を示してくれない。めげることなくオシャレに興味を持ち続けるニーナは時に壁にぶつかりながらも成長していく!オシャレになりたい女の子に夢を与えてくれる等身大のシンデレラストーリー!

厳格な母親と対峙するニーナですが、決して母親が悪役という訳でもなく、終盤のシーンでニーナが母親と共に可愛い服を買っているシーンが印象的でした!また、この作品は子供服のメゾピアノとコラボをしたものとなっており、漫画を読んでいた当時好きだった服とのコラボには大興奮しました!所々にメゾピアノの服が登場するので、出てくる度にワクワクしながら読んでいました!ニーナの様に可愛く芯のある女の子になりたいと思わせてくれるような夢のある作品です。

 

ちび☆デビ!

悪魔の赤ちゃんの癒やされ子育てライフ。

人間サイドの主人公である中学2年生の沢田ホノカ。幼少の頃にホノカの両親は共に他界しており、身寄りがなくなったホノカは親戚の叔母に引き取られることに。その後、叔母の元で共に暮らしていたホノカだが、すぐに泣いてしまう弱さや控えめな性格が影響してかクラスメイトからイジメを受ける日々を送っていた。そんなある朝、ホノカは目覚めると……側には見覚えのない可愛らしい赤ちゃんが?!その日から悪魔の赤ちゃんであるマオちゃんと共に生活を送ることとなったホノカ。ホノカの微笑ましい子育てライフがスタートする! ちびデビ保育園で出会った他の赤ちゃんやその両親との触れ合いの中でホノカはその人生を豊かなものにしていく。

マオちゃんがとにかく可愛いのなんの!超絶天使の可愛い赤ほっぺがとにかく気持ち良さそうで、何度となく触れたくなりました。ホットケーキを何よりも好んで満面の笑みで食べている所、嫌いなものを前にするとめちゃくちゃ不機嫌な顔になる所、どのマオちゃんも愛おしくてたまらなかったです(笑)。また、マオちゃん以外の赤ちゃんであるカリンちゃんやライちゃん、マオちゃんとはまた違った個性があり非常に癒されました!そして、子育てをしていく中で色んな面で成長していくホノカには感慨深い気持ちになりました。

 

特攻サヤカ☆夜露死苦

ハチャメチャ少女のヤンキーデビュー!

主人公である五反田サヤカは、古めかしいダサい眼鏡に2つにしばったお下げの髪型、そして、何を言われても言い返すことができない性格の弱さから周りからは常にパシリ扱いをされていじめられてきた。そんな生活を送っていたサヤカに朗報が舞い込んでくる。なんと、サヤカの父親の仕事の関係で遠く離れた地への移住が決まり、サヤカ自身の転校も同時に決まったのである。転校先の学校でのいじめを回避するべく、サヤカが編み出した策は、サヤカ自身がヤンキーの姿になることであった!早速「ヤンキーなりきり作戦」を実行に移し、新しいクラスメイトの前に登場するサヤカは……。

いじめを回避するために自分がヤンキーになってしまうという突飛な策で、ハチャメチャな感じが非常に面白かったです!。ヤンキーデビューを果たしたサヤカですが、元々優しい性格だったため意外にも周りといい感じに馴染んでいく様子には胸を撫で下ろしました。そして、なんと言ってもアオイくんのイケメン具合にはもうお手上げです!。全てのパーツが完璧で、いつまでも眺めていられる美しさがあります。ちょっとおバカで可愛らしい所、情が厚くて仲間思いな所、挙げ始めたらキリがないくらい、魅力がたくさん詰まったキャラクターになっています!

 

となりのオバケさん

お隣さんLoveの恋愛模様!

主人公である本条七実は、他人からはテキパキしたしっかり者と言われる15歳の女の子。両親の海外転勤が決まり、日本に残る決断を下した七実は、以前から自由な生活に憧れていた。そして、ついに憧れの一人暮らしをスタートさせて胸を弾ませていた。あらかた引越しの片付けが終わってからお隣さんへの挨拶に出向いた七実。しかし、お隣さんの表札に書かれていたのは「101オバケ」。近所の子どもらしき子たちからは「101号室には近づくな」との警告が発せられる。怪しさ満点に驚く七実の前に姿を現したのは、ボロボロでヨレヨレの衣服をまとった見るからに彼女がいなさそうな虹という青年であった。

虹さんの描く絵はとても繊細で、それでいて人の心を動かすようなメッセージ性を感じられる優しさや温かさがこもっているなと思いました。また、絵を描いている虹さんも含めて1つの芸術作品のように見えました。真剣な表情で筆を操る虹さんが本当に綺麗で目を奪われました。そして、個人的に1番の衝撃だったのが虹さんの死です。ちゃおとしては異例とも言える展開運びに驚きを隠せませんでした。しかし、虹さんの死は、決して悲しみを生んだだけでなく、残された七実ちゃんや読者1人1人に温もりを与えてくれたことは確かでした。この結末に間違いはなかったと最後のページまで読んで確信させられます。

 

トライ/アングル

高校生たちの淡い三角関係。

その昔、好きな人にこっぴどく振られて、そのことが今になってもトラウマとして残っている主人公の亜貴。それをきっかけに女らしさを全て捨てて男の子のように振る舞って生きてきた。バスケ部の創は、出会った当初は亜貴のことを男だと勘違いして何かと勝負をしたがってきたが、ある日、亜貴が女の子だということを知ることになる。それまでとは一変して亜貴のことを女の子として意識するようになり、完全に惚れ込んでしまった創。その想いを亜貴に対してストレートに伝える。自分に対して真っ直ぐな創の態度に亜貴も心を動かされて惹かれるように。そんな中、二人の前に現れたのは、亜貴を振った挙句トラウマを作った最低男の史也だった。

亜貴ちゃんのかっこいい一面には凄くキュンキュンしたし、その一方で、女の子らしい洋服を着ている姿の可愛さにもキュンキュンしました。これは創くんが亜貴にゾッコンになってしまうのも無理はないだろうなと思いました。そんな創くんもめちゃくちゃかっこよくて最高でした。ちょっとばかし不器用なところがあって何かと上手くいかないこともあったけれど、創くんの真っ直ぐで確かな好意は本当に素敵でした。顔を真っ赤にして想いを伝えようとしてくれる初々しさがたまらなく好きでした。創くんも亜貴も、高校生とは思えない健全さがとにかく微笑ましいし好ましくて良かったです。

 

とんでる! ポニーテール

最強のライバルは最高の親友!

主人公である山里つばめは、山に囲まれた超がつくほどのド田舎で育った女の子。山育ちであるが故に身体能力は並外れていて、ほとんど動物の域に達している。性格は極めて明るく前向きで、どんな困難からも逃げようとすることはない。そんなつばめが通っている学校の廃校が決まり、都会にある学校へ転校することになる。初日の自己紹介でいつも通りのテンションで臨んだところ、クラスメイトからは好奇の目で見られ、一人称が「わし」であることを馬鹿にされた。都会での生活はなかなか肌に合わず、元いた田舎を恋しく思う毎日を送っていた。そんなある日、天女様のような華麗な動きを見せた1人の少女に出会い、つばめの人生は大きく変わる。

つばめちゃんのいかにも田舎丸出しな喋り方とか価値観とかが結構強烈でしたが、自分を変に着飾ろうとしない点には非常に好感が持てます。自分に嘘をつかないことは簡単そうに見えてその実何よりも難しいことだと思うので、つばめちゃんみたいに正直に生きている姿は眩しかったです。そして、最強のライバルを前にしても決して屈することなく努力を重ねて成長していく姿は最高にかっこよかったです。また、つばめちゃんと綺更ちゃんの関係性が控えめに言っても尊くて胸が熱くなりました。ライバルである一方、互いのことを信頼している良き親友でもあるのが良かったです。

 

ナゾトキ姫は名探偵

謎解きと恋のドキドキが止まらない!

主人公の詩音ヒナミは人見知りが激しくて引っ込み思案なところがある一方で、読書に対しての熱は人一倍強く、学校では図書委員の役を担っている16歳。今どき珍しいタイプの眼鏡と三つ編みのおさげという昭和スタイルが特徴的で、誰に対しても謙虚な姿勢で常に敬語を使うことを忘れない真面目な性格。そんなヒナミではあるが、謎を解く際には眼鏡を外し髪の毛を下ろして姿を変えると、別人格が宿ったかのように豹変する特徴が。ひなみの華麗な謎解きに梅崎仁からは「ナゾトキ姫」との呼び名をつけられていた。そして、ヒナミは数々の事件を類まれなる推理力で解き明かしていくことになる。

謎を解き明かしていく時のドキドキ感に加えて、梅崎仁くんや藤崎律可くんのひなみちゃんに対する熱烈なラブコールにもめちゃくちゃドキドキして、ふたつの意味でドキドキできて幸せを感じました。個人的には、仁くんがツボでした。普段は凛とした人を寄せつけないような雰囲気なのに、本のことやヒナミちゃんのことになった瞬間に人が変わったように饒舌になるのが最高に面白かったです。ヒナミちゃんへの好意も包み隠すことなく割とオープンにしているのもキュンキュンしました。また、この漫画はミステリーとしても申し分ない出来ではありますが、あまりにも惨いシーンなどはないため、非常に読みやすくて良かったです!

 

なでしこプリマ

華やかに舞い踊る!

古式ゆかしい日本舞踊の家元で生まれた主人公の森山花音。祖母によるお稽古は大変厳しく、そんな毎日に花音は飽き飽きしていた。ある日、お稽古をサボって家を抜け出し追っ手を振り切っているうちに、花音は偶然「佐原バレエスクール」へと辿り着く。そこでは華やかな衣装に身を包んだ少女たちがフワフワと妖精のように舞っており、たちまち花音の心を掴む。しばらく眺めていると王子様と見間違うほどの美しい少年が華麗な演技を披露。バレエの華麗な動作や美しい少年・樹に釘付けになり憧れを抱いた花音はその場でバレエスクールへの入会を心に決める。そうして、日本舞踊とバレエの2つのお稽古に励む毎日が始まり……。

私自身、バレエというものとは全く縁がない生活を送ってきたこともあり、こんなにも華やかで美しい世界があるのかと驚きました。しかし、その一方では、華やかに見えて計り知れないほどの血の滲むような努力が隠されていることを知りました。一見、簡単そうに舞っていても、その動きを完成させるためには相当の時間を費やしており、バレエの世界がいかに奥深くて生半可な気持ちでは踏み込んではならないものであるかを身に染みて感じました。憧れだけで成り立たない、だからこそ誰よりも練習に励んでいく必要があるのだと思いました。そして、それはバレエだけに限った話ではなく、何かに対して夢や憧れを持っている人たちに少なからず刺さる作品となっています!

 

にじいろ☆プリズムガール

少女は女優へと駆け上がる!

主人公の小日向虹架は、小学6年生にして身長が165cmもあり、顔つきや雰囲気など大人びていることから、実年齢よりも上に見られることもしばしば。しかし、中身は年齢に見合った部分が多く、スタイルは抜群に良く、おまけに誰もが惹かれるような美しい顔立ちを持った女の子だった。昔は芸能界での活躍を夢見て努力を重ねていたが、数年前に愛する母親を亡くして以降、芸能界からは極力関わらないように過ごしてきた。そんな生活を送っていたある日、ひょんなことから、再び演技をすることの素晴らしさを思い出し、女優になることを固く決意する。そして、母が目指していたダイヤモンド・プリズム賞を獲得するために、実年齢よりも上の16歳として女優の活動をスタートさせる。

亡くなったお母さんの意志を継ぐように、年齢を偽ってまで厳しいことばかりの芸能界に足を踏み入れた虹架ちゃんの尋常ではない覚悟に胸をうたれました。私自身、そこまでして夢を追いたいなんて思ったことがなかったため、自分の信念をしっかり持っている逞しい虹架ちゃんの姿にとても憧れを抱きました。そして、私も虹架ちゃんのように真っ直ぐに情熱を注げるようなものに出会えたらいいなと思いました。個人的には、本番直前になって台本がすり替えられて偽物の台本でセリフ入りしてしまったのに、見事にやり切ったシーンが印象に強く残りました。どんな不測の事態があっても乗り越えられる虹架ちゃんは間違いなく大物になるだろうなと確信しました。

 

原宿バンビーナ

オシャレへの情熱が燃えたぎる!

バンビこと鹿子は服を作ることが大好きな女の子で、被服科で仲間たちと楽しく服作りに励んでいた。やがてイケメンと美人の二人のモデルの服を作ることになり、二人を美しく見せようとより一層バンビは服作りに没頭していく。しかし被服科をよく思わない理事長や生徒たちもおり、バンビたちの服作りに陰りが見え始める。このような困難な状況をバンビは持ち前のユニークなアイデアで立ち向かっていき、被服科の存続をかけた戦いはさらにヒートアップしていく!

バンビが被服科を良く思わない生徒をかわいく変身させるシーンが大好きです。生徒は進学クラスのため制服を着ていましたが、体型に合っていませんでした。そこでバンビは制服をカットして、その生徒に似合う制服スタイルを作り上げていきます。変身した生徒は自身の姿に驚き、バンビに自分がしたことを謝罪します。これに対しバンビは「私のことは嫌いでも、服は嫌いにならないで」と言うシーンがあるのですが、彼女は本当に服を愛しているんだなあということが伝わってきました。バンビが発する言葉には考えさせられることが多く、特にこのシーンはほろりと泣けてきました。

 

ビューティーポップ

可愛いヘアメイクで女の子を大変身!

主人公の綺里はカットやヘアメイクが大好きな女の子。綺里の通う高校ではイケメンたちが普通の女の子をかわいく変身させる「シザーズプロジェクト」なるものがあり、美容の腕に目をつけられたことがキッカケで綺里はこれに参戦することに。そして、綺里はプロジェクトのモデルを断られた女の子を劇的に変身させ、イケメンたちをあっと言わせるのだった。綺里は次々と持ち前のヘアメイクで女の子達に可愛くなる魔法をかけていき…。

綺里がヘアメイクした女の子の中でも、万屋さんという女の子の変身ぶりが特に凄かったです!万屋さんは髪の毛が剛毛で肌荒れがひどい女の子でしたが、綺里の手にかかればそれが嘘のように綺麗になりビックリしました。変身後の万屋さんを見たとき、まさか別人が出てきたんじゃないの?と一瞬疑ってしまったくらいです(笑)。この作品に出会って女の子をかわいくして自信を持たせてあげる美容師にとても憧れたものです。美容院に行く度、美容師のお姉さんが綺里のように思えました。美容師って素敵な仕事なんだよと教えてくれた作品でした。

 

姫ギャル パラダイス

ギャルの魂がここに!

通っているほとんどの女子がギャルという些か派手なことで有名な超渋谷高校に通う主人公の立川姫子。自分のことを「雑草」と評価してしまうほどオシャレとは無縁の生活を送っている姫子はクラスメイトに馬鹿にされることもしばしばで、地味で冴えない性格をしていた。そんなある日、姫子のいるクラスに、とんでもない転校生がやってきてクラスの一員に加わることとなった。名前は美神とちおとめ。頭のてっぺんから足の爪先に至るまで徹底して磨き上げた美しい容姿に姫子のみならず周りの誰もが圧倒される。しかし、そんな誰もが釘付けになる美しいとちおとめは、実はれっきとした男の子であり………。

とちおとめ様の圧倒的な美しさに心底うっとりしました!自分が思う可愛いをどこまでも追求する、オシャレへの凄まじい貪欲さが何よりも輝いて見え、周りにとやかく言われることを恐れずに常に自分の信条を貫こうとする精神的な強さにとても惹かれました!そして、オシャレによって少しづつ変わっていく姫子の成長ぶりを近くで見守り、時には一緒に喜んでくれる優しさなどにも好感が持てます。また、女装していない素のとちおとめが非常にイケメンで、その美貌に完全に恋に落ちてしまいました!

 

魔女は恋にヘンしてる

可愛い魔女っ子の甘いラブストーリー!

魔女と人間のシモベ“光”の大恋愛を描いた魔女界視聴率No.1を誇るドラマ「魔女はシモベに恋をした」のような甘い恋に憧れ抱いた見習い魔女のルビー。ルビーはその憧れを現実のものにするべく人間界へとやってきた。そんなルビーだが、恋愛ドラマばかり観ているせいで成績は落ちこぼれで、テストでは赤点。さらには、魔女であるにもかかわらず魔法の方もいまいちという始末。そのことを教育係のオニキスに指摘されてムキになったルビーは水の魔法を使うが早速失敗してしまう。そして、学校の屋上のフェンスに引っかかってしまい困っていた所、目の前に現れたのは“光”そっくりの少年・千世だった!

ルビーちゃんのドジっ子感が面白すぎてめちゃくちゃツボでした!初っ端から水と氷を間違えるし、肝心なところで恋を変にしちゃうし、何かと肝が冷えることばかりやらかしてくれるので読んでいて全く飽きることがなかったです。また、ルビーちゃんの魔女の衣装が個人的にはたまらなく好きでした。魔女と言うと全身真っ黒で怪しげな雰囲気というイメージがありますが、ルビーちゃんの場合は凄くポップな雰囲気で非常に可愛いかったです。そして、この漫画最大の魅力である胸きゅんな展開の数々には心臓がバックバクです!

 

まほちゅー!

笑いあり友情ありの学園ファンタジー!

主人公の天王洲アイルは、ちょっとばかし抜けていて見ていてヒヤッとするような危なっかしいところが多い女の子。ちょっとやそっとじゃ挫けない心の強さや友だちを思いやれる優しい一面も持ち合わせているアイル。そんなアイルは、華々しい中学生活を夢見ながら期待に胸をふくらませていたところ、突如母親に告げられた「魔女の家系」という不可解な理由によって、本来通うべきであった中学とは違う私立真秀等場学園への編入が決まってしまう。その私立真秀等場学園に通う生徒たちはみんな何らかの特殊な能力を持っており、それらを「マホ」と呼んでいるのであった。

実際にこんな感じの学校生活が送れたらさぞかし楽しいだろうなと読んでいてワクワクしていました。自分にはどんなマホが眠っているかな?とありもしないことを考えて浮かれている時間がとても好きでした。また、アイルちゃんの底抜けに明るい性格には凄く元気をもらいました。こんな子が自分の友だちとして近くにいたら毎日がハッピーだろうなと思いました。元気がありあまって危なっかしいところも多いですが、、愛嬌があるため見ていて微笑ましかったです。そして、個人的には出雲三成くんのマホが羨ましくてしょうがなかったです。人の心を読めるなんて無敵すぎ!と興奮しました。

 

真代家こんぷれっくす!

揺れ動く家族の日常ストーリー!

両親が海外で生活しているため率先して家計をやりくりする優しい長男・潤、イトコであるが家庭の事情から真代家に引き取られた長女・夏木、学校ではバンドを組んでおり女子生徒から絶大な人気を誇る次男・五月、運動神経抜群であまり感情を表に出さないクールな双子の三男・紺。普通の家庭に比べて少し特殊な四人は各々の事情から同じ屋根の下で共同生活を送っていた。血がつながっていない四人、高校生という多感な時期でお互いを意識してしまう生活、家族であるにも関わらず家族以上の感情を抱いてしまう悩み、何気ない日常の中で四人の感情は揺れ動いていく。

紺くんの滅多に動揺しない超絶クールなところが最高に素敵で幾度となく胸が弾みました。でも、夏木の1番の友だちの沢村眞莉ちゃんと付き合っているということにたまらなくドキドキしました。まさかの年上好みとか胸キュンでしかなかったです。そして、眞莉ちゃんのことになると意外にも心を揺さぶられて熱くなることが多いのも良かったです。眞莉ちゃんメチャクチャ愛されてるじゃん、羨ましい!って感情が昂りました。また、五月の夏木に対する気持ちが家族に対するものとは一線を超えており、1人の女の子として見つめているのに、なかなか思うような展開に繋がらないもどかしさが個人的にはグッと来ました。

 

メイドじゃないもん!

ツンデレにニヤニヤが止まらない!

日高桃愛はつい最近、両親を亡くしたばかりで完全に身寄りのない状態となってしまう。そんな中、遺言書の弁護士と名乗る人物から「君は甲斐崎家で暮らすんだよ」と言われ、亡くなった両親の分まで甲斐崎家でしっかり生きていくことを決めた桃愛。そうして、お世話になる甲斐崎家を目指していた桃愛だが、ジャングルのような場所に迷い込んでしまい挙句の果てに動物に襲われそうになってしまう!そんな時、死んだふりで乗り切ろうとした桃愛を助けてくれたのは、甲斐崎グループの跡取り息子・甲斐崎アキラで……。

個人的にこの漫画の中で1番好きな回が、桃愛ちゃんが太ったことを気にしてダイエットを始めたものの実は成長によるバストアップで体重が増えただけというオチに至った回です。その時の桃愛ちゃんの少し危なっかしい奮闘ぶりに目が離せず、胸が大きく成長していたことをアキラに聞かれて顔を真っ赤にしている姿は見ているこっちが恥ずかしくなってしまう程、可愛かったです!その話を聞いていたアキラも照れた様子で困っているのが微笑ましかったです。最初はアキラの素っ気ない態度や言葉の荒さにモヤッとすることがありましたが、桃愛ちゃんと過ごしていく内にツンがデレに少しだけシフトチェンジしていくのがたまらなかったです。

 

めしませ かれんちゃん

家計を支える大食い女子の奮闘記!

祭りのメインイベントである大食い超人マルキネスとの対決。圧倒的な食いっぷりを見せるマルキネスに対して次々とチャレンジャーが根を上げていく中、ただ1人マルキネスと張り合っている強者が!その強者は、仮面をまとったカレンジャー。しかも、カレンジャーはなんと骨まで食していた。そうして超人と呼ばれるマルキネスに圧倒的な差をつけて逆転勝利を収めたかレンジャーは見事景品である1ヶ月分のパンを手に入れた。そんなカレンジャーの正体は、松嶋かれん14歳。父親は借金を残して家から消え、母親は病弱のため働くことがままならない、そのうえ大家族であるため、まさに極貧生活を送っていた。長女であるカレンは火の車である家計を支えるために大食いイベントに出場しており……。

14歳の女の子が一家の大黒柱として家計を支え、必死に大食い対決を戦っている様子はとてもカッコ良かったです!また、他のチャレンジャーが不正を働いて対決に挑んでいることなどもあり、それに釣られずに堂々と戦ったカレンちゃんには思わず拍手を送りたくなりました。そして、1ヶ月分のパンを手に入れて大喜びしている無邪気な子どもたちの様子にはいても立ってもいられない気持ちにさせられました。父親と母親に文句1つ言うことなく身分を隠してまであらゆる大食いチャレンジに臨んでは結果を残しているカレンちゃん、その逞しさに元気づけられる作品です!

 

リズミカル☆スタイル

ライバルからダンスパートナーに?!

オシャレも学校も楽しくて充実した日々を送っている主人公の神崎ミカル。そんなミカルでも「世の中にはまだあたしの知らない事がたくさんある」と思っていた。テストの結果はクラスでトップ、明るい性格で誰からも注目されている言わずと知れた人気者のミカル。しかし、ミカルには唯一気に食わない存在がいた。それは、ミカルと同じテスト結果を叩き出すクラスメイトの結城里純。ミカルは一方的に里純のことをライバルと決めて何かと勝負をふっかけるが、里純の方はミカルを全く意識していない様子。そのような日々が続いたある日、学校から帰っていく里純の後をつけたミカル。すると里純が入っていったのはダンススクールだった。

性格は明るく、顔は可愛いし、頭も良くてさらには運動神経も抜群で、非の打ちようのないまさに人気者の要素をふんだんに詰め込んだミカルちゃん。そんなミカルちゃんがダンスのカッコ良さに惹かれて里純くんと同じようにダンスの世界に足を踏み入れるのにはドキドキしましたし、ダンスにハマっていくミカルちゃんの姿はとても輝いて見えました。そして、最初はライバル視していたはずなのに、ダンスを通してライバルからパートナーへと意識が変わっていくのは最高に熱い展開でした!2人で出場した大会での息の合った連携には本当に感動しました。

 

わがままなツバサ

天使が織りなすピュアストーリー!

主人公である上野紗良は幼少の頃に病を患い、人生のほとんどを病院のベッドで過ごしてきた。しかし、もうすぐ中学入学というところで紗良は短い生涯を閉じることになる。遺影を抱えて悲しみに暮れる母親と父親、一緒に中学校生活を謳歌する予定だった親友の彩の泣く姿を見て、自分が本当に亡くなってしまったことを実感する。そんな紗良が連れてこられたのは天国。そこで紗良は、自身の長い闘病生活をずっと支え続けてくれていた両親や友人たちへの感謝の気持ちを恩として返すため、天使になることを決意する!そうして紗良は、天使局長によって、天使のパートナーとなる「ツバサ」を授かることに。そんな時、髪の毛も肌も透き通るように美しい男の子が紗良の目の前に現れ……。

こんなにも清らかで純粋さに溢れている女の子がいるのかと衝撃を受けました。自分を支えてくれた人たちに少しでも恩を返そうという、その気持ちだけでも非常に感動しました。優しさの権化みたいな紗良ちゃんが笑ってくれるだけで幸せな気持ちになります。一方で、ツバサであるニコの不器用な優しさに触れて、その度にドキドキしました。この世のものとは思えない、まさに天国という場に相応しい神聖さを感じさせる見た目の美しさ。それに反して口はビックリするくらい悪いですが、その言葉に悪意がないのは明らかで、そこにグッときました。

 

わざアリっ きわみちゃん

奇想天外なギャグ漫画!

小学五年生の夢未瑛奈は、あまり自分からはアクションを起こさないタイプの少し控えめで穏やかな性格を持ったごく普通の女の子。そんな瑛奈が転校してきたクラスにはとんでもない女の子がいた。彼女の名前は羽座極。小学五年生にしてお金を一番に愛し、お金を稼ぐことに関しての興味が異常な女の子。お金を稼げるのであれば何でも手を出してしまうところがある極だが、その異常な行動の裏には隠された事情があった。周囲のことなんぞお構いなしにやりたい放題な極はクラスの中でもかなり浮いた存在で、友だちと呼べる存在はいないに等しい。瑛奈はそんな極の子分に指名されてしまうのであった。

極ちゃんのお金に目がない所はシンプルに度肝を抜かれました。しかも、商売がめちゃくちゃ上手く、会社の立ち上げに専念したら相当な額を稼げそうだなと思いました。やることなすこと意表を突くような奇想天外なものばかりで、読んでいて全く飽きることがなかったです!体裁上、子分とは言っていますが、瑛奈ちゃんの事を大事な友だちとして扱っているあたりは見ていて微笑ましかったです。また、青井陽くんと恋仲になるのか否かを見守るのが何よりも楽しくてしょうがなかったです。お互いいがみ合っている一方で、惹かれあっている様子にはニヤニヤが止まらなくなりました。

 

最後に:歴代の人気「ちゃお漫画」37選

少女漫画誌と言えば、ちゃお漫画と言えるほど面白い作品で一杯ですね!

数ある少女漫画誌の中でも特に人気のある「ちゃお漫画」、小さい頃に読んだことのある方も多いのではないでしょうか?

昔懐かしい気になる漫画があれば是非チェックしてみて下さい!

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