少女漫画

実写化された少女漫画をジャンル別に紹介!あの名作が映像となって蘇る!

2021年5月10日

こんにちは、みけさんです!

今回は実写化された少女漫画を紹介していきます!

一口に実写化と言っても、実写映画化・実写ドラマ化・実写アニメ化と色々とあり、人気の少女漫画なんかは色々な実写化がされていますよね。

この記事では実写映画化・実写ドラマ化・実写アニメ化の三つに分けて原作の少女漫画を紹介していきます。

それぞれの実写化によって特徴が異なり、作品の印象がガラリと変わる感じが面白いですよね。

それでは、行ってみよう!

目次

実写映画化された少女漫画20選

青空エール

みんなの夢を応援したくなる!

小学生の頃、テレビで白翔高校のブラスバンド部が甲子園で応援しているのを見てから、それに憧れていたつばさ。高校は白翔に入学し、ブラスバント部に入ります。名門の白翔高校には初心者はほどんどいない中、つばさは初心者でトランペットを始めます。周りからも無理だと言われ続け、ネガティブですぐに落ち込んでしまうつばさを、いつも励ましてくれるのは、同じクラスの野球部の大介くん。大介くんは甲子園でプレーすること、つばさはアルプスから野球部の応援をすることを目標に、ふたりで励まし合いながら、一緒に甲子園を目指します!

ネガティブですぐに泣いてしまうつばさを、いつも前向きに励ましてくれる大介くん。ふたりで励まし合っている姿がとてもステキです!同じ目標を持っている仲間だと思っていたふたりですが、お互いに好きな気持ちに気付きながらも、目標をかなえるために関係をそのままに、でも今まで以上に応援しあい、成長していく姿が本当に青春っていいな!と思えます。吹奏楽部や野球部の仲間も、クラスメイトもステキな子ばかりで、こんな高校生活を送りたかったと思いながら、みんなの成長を楽しめました。何度も挫折しながら、少しずつ夢に近づいていくふたりを応援したくなるステキなお話です。

 

海街diary

鎌倉で暮らす穏やかな日々

鎌倉に暮らす三姉妹・幸、佳乃、千佳。三人は、出ていった父が亡くなったと聞き葬儀へ向かい、そこで初めて父の娘・すずと出会いました。父が亡くなり居場所が無くなった腹違いの妹・すずに幸は一緒に暮らそうと鎌倉に迎えます。自分の母が、姉たちから父を奪ったという罪悪感にかられていたすず。最初はぎこちなかったすずも、優しい姉たちの愛情でだんだんと鎌倉に慣れていきました。サッカー仲間と過ごす穏やかで幸せな時間。そんな日々がすずの宝物になってきます。一方、すずの面倒を見る姉たちも恋や仕事と、様々な悩みを抱えているのでした。

見どころは鎌倉。鎌倉の日常が細かく描写されているので、読んでいるうちに鎌倉に住んでいるような錯覚がおこります。春夏秋冬、鎌倉の季節も楽しめ、さらに美味しそうな鎌倉ならではのグルメも登場します。懐深い幸にも人に言えない事情があり、図々しい佳乃は男運がなく、千佳はすずが持っている父のぬくもりを知りません。すずが鎌倉に来たことで、すずもそして姉たちも成長していきます。幸せそうな日常を過ごしているように見える人にもいろいろ事情があり、困難を乗り越えているというリアルさをさりげなく描いているところが海街diaryの面白いところです。

 

orange

愛と友情のパラレルファンタジー

ある日、高校生の高宮菜穂は自分から自分宛の手紙が届きイタズラかと思います。しかし、そこに書かれていた内容は、日記のようなもので、寝坊したことと「成瀬翔」という転校生がやってくると書かれていました。すべてがその手紙の通りになり驚きます。菜穂には、須和、あずさ、朔、貴子という仲間がいて、そこに翔が入りいつも6人一緒に過ごすのでした。どこか影のある翔に次第に惹かれていく菜穂。そして、自分から何故手紙が届くのか段々と気が付きます。後悔しない未来のために仲間に助けてもらいながら、もう一つの人生へと導く、パラレルラブファンタジー。

見どころは、愛と友情です。パラレルワールドに興味ある人に是非見て欲しい作品。タイムスリップではなく、パラレルワールドなのにというところに菜穂の愛を感じます。逆にいえば、パラレルワールドだから須和も協力的だったのかも知れません。誰しも、あの時ああしていればと思うことはあります。命にかかわることならなおさら。翔のために必死になる菜穂ですが、その必死さのおかげで菜穂自身も成長していくたくましさを感じ、応援したくなるのです。絵もキレイで、田舎の風景が心に響いてきます。どんどん仲間が団結していくところにグッときました。

 

高校デビュー

ボーイッシュ女子のシンデレラストーリー!

ヒロインは、中学でバリバリのソフトボール部ピッチャーのハルナ。モテとは無縁だったハルナが、高校では、ソフトを辞めて、モテるために雑誌の切り抜きを集めては、自分なりのモテ本を作って高校デビューを目指すのだが、気合が入りすぎてて全くモテないイタイ女子に...ナンパ待ちをしているハルナの前に、現れるヨウは、めちゃイケメンのハルナとは正反対の頑張ってなくてもモテちゃう系男子。ヨウからハルナは、モテを、教えてもらいたく、師匠にしてくれと頼みヨウを説得する。ヨウは、ハルナに絶対に俺のことは好きになるなよ。ということを条件に師匠になることを引き受け、友達を紹介したり頑張るが、二人の関係がだんだんと師匠と弟子ではなくなって行きます...ハッピーエンドの笑いあり涙ありの青春ストーリーです。

中学で部活ばっかりだった女子、恋愛なんかできなかったという女子には、憧れのストーリーなのではないでしょうか。まぁ、こんな話実際にはありえないのですが、夢を見せてくれる漫画です。実写の映画化もされているので、そっちから見て読むのもありですが、漫画から読むのもありです。ハルナも全然かわいいのになぜモテないんだろうと私には不思議でしたが、これを読んで何となく天真爛漫な女子ではだめなんだというのが勉強になりました。元気キャラで、モテない人にオススメです。(笑) 近くにいる女の子からの裏切りなんかもありで、あぁ。わかるわぁという共感できる漫画でもあります。

 

ストロボ・エッジ

はじめて恋をしたのは、王子様!

おっとりした主人公・仁菜子が初めて恋をしたのは学年で一番人気のイケメン・蓮。でも恋って一体何だろう?この気持ちは何だろう?仁菜子は初めての感情ひとつひとつに向き合いながら、ゆっくりと蓮への気持ちを育みます。しかし蓮にはモデルの彼女の存在が。友達のアドバイス通り自分とは住む世界が違うと諦めて、好いてくれる別の人と一緒にいるべきなのか悩む仁菜子。でも、自分の気持ちにうそをついてもいいの?一方で仁菜子と関わるうちに少しずつ気持ちが動き始めるも、彼女もためにその感情を見て見ぬふりをする蓮。すれ違いながらも自分の気持ちに真っすぐ正直に、全身で「初恋」と向き合うピュアなラブストーリーです。

恋をした時の小さな感情の動きや、その一瞬が描写されていて「初恋の美しさ」が詰まった作品です。初めての感情に迷いながらも懸命に突き進む仁菜子をつい応援したくなります。そんな仁菜子を中心に、自分の気持ちに正直になろうともがく恋愛・友人関係も見どころです。相手の気持ちや関係性に悩みながらも、それぞれ皆が成長していきます。いつも一生懸命な仁菜子と不器用な蓮がすれ違い続けるシーンにはかなりやきもきしますが、その分思いが通じ合ってからの幸せモードはときめきが止まりません!恋する女の子を全力で応援してくれる、そんな少女漫画です。

 

先生!

生徒と教師の苦しくも切ない、リリカルなラブストーリー!

高校生の島田響は、男友達の浩介や友人の千草が先生に恋をしているのを知るが、自分自身は今一つ「人を好きになること」が分からないでいた。しかし、世界史の伊藤先生の包容力に惹かれ、気づいた時には伊藤先生を一人の男性として好きになっていた。女性不審らしき伊藤先生に、自分の思いをぶつけていく響。自分の立場や戸惑いから、先生のちぐはぐな態度に翻弄されながらも、二人は気持ちを通わせるようになる。しかし、本当に大変なのは教師と生徒という立場で恋愛をしていくことだった。響の友人、浩介や千草、後輩の渚との恋愛も交錯し、さらに人間模様は複雑になっていく。多感で不器用な恋が繰り広げる、リリカル青春ロマン。

男性教師と女子高生の恋を描いたストーリーですが、社会的立場はあるものの、主人公響をはじめとする浩介や千草などの生徒たちと、伊藤先生や他の教師が人間として平等に描かれています。伊藤先生が生徒に全幅の信頼を置いて、響との恋を響の友人には話し、友人たちも口外をしないで応援するという「対等で誠実な関係性」の斬新さが見どころでもあります。途中で各登場人物に「自分を好いてくれる人」などが現れたり、問題にくじけそうになったりで、色々なハプニングがありますが、この問題をどう解決していくのか?という点が非常に興味深い作品です。また、一見「普通」の外見の響や千草といった女生徒が、恋を通じてどんどん美しく成長していくところが見どころです。

 

高台家の人々

設定と人物がマッチした面白さ

他人の心の声を聞くことができる高台光正と、趣味が妄想という地味なOLの木絵の恋愛物語。聞き取ろうとしなくても勝手に他人の心の声が聞こえてくる能力に、自身の中では折り合いをつけて、日常生活を送る事は出来ても、その能力が原因で恋をすることがなかった光正が、他の人とは違う心の声を発する木絵に興味を持ち、その人となりにひかれて、初めての恋をし、めでたく恋をすることになります。イケメンで優秀な光正に、地味で普通、自分に自信が無い木絵は不安になっては空回りしつつも、二人の絆を深めていきます。途中、同様の能力を持つ光正の弟妹との関係も描かれつつ、少しづつ幸せになっていくお話しです。

この作品の面白さを高めているのは、何よりも木絵の特殊な妄想力。どんくさく天然、口下手だけど、頭の中で展開される妄想はほんの一瞬で無限に世界が拡がっていきます。ある時は、光正が他の女性に渡ってしまうのではないかと不安な気持ちを紛らわせるために動き出した妄想は、オリンピック選手を目指して水泳をはじめ、恐ろしい練習量からムキムキの一回りも二回りも大きな筋肉に包まれた木絵を生み出し、そんな心のイメージを読み取る事が出来る光正は、どうしてこうなった、と疑問に思いつつも原因を探ってフォローしてあげるなど、そのやり取りがすごく作品の面白さをつくりあげています。また、このコメディの流れこそが、光正にとっても、木絵にとっても、お互いが唯一無二の存在と言える関係を読み手に感じさせて名作に仕上げています。

 

ちはやふる

熱い青春かるたストーリー!

主人公綾瀬千早が競技かるたと出会い、かるたを通して仲間と成長していく物語です。小学生で千早に競技かるたの魅力を教えた綿谷新。小学生でかるたチームを組んだことをきっかけに瑞沢高校でも千早とかるた部を創設する真島太一。3人の絆を中心に、瑞沢高校かるた部を取り巻く熱い青春ストーリーが進んでいきます。部活は主に5人1組の団体戦で優勝することを目標に、全国の高校生が3年間を切磋琢磨して過ごしていきます。一方で、競技かるたの頂点(名人、クイーン)を目指す個人での目標もあり、高校3年間で得た技術や人間関係をもとに、千早たちはさらに成長していきます。

みたかったな…」と思わせてくれるような素敵な青春ストーリーだと思います。瑞沢高校だけでなく、他校のキャラクターも魅力的な人がたくさんいるため、全国大会での戦いは涙なしでは見れません。また、顧問の先生など大人たちもかるたを通して人生を楽しんでいく姿が多く描かれているので、夢を追いかけ続ける人の魅力も知ることができると思います。様々な生い立ちや個性を持ったキャラクターたちが、「かるた」を通して一つになれる姿がとても良い作品です。

 

はいからさんが通る

画力の高い大正ロマンに魅了!

時は大正。花村紅緒は手も付けられないおてんばでハイカラな女学生。そんな紅緒には、生まれながらの許嫁がいました。その許嫁は、笑い上戸の陸軍少尉・伊集院忍。親の決めた相手なんてと紅緒は忍に嫌われる行為を繰り返しますが、懐深い忍に紅緒はだんだん惹かれていきます。しかし、忍は九州に転属になり紅緒は、忍の祖父母と一緒に忍の帰りを待ちますが、忍の訃報が届くのでした。紅緒は、忍の祖父母と屋敷を守るため、おんなだてら出版社で働くことを決意。しかし、亡くなったと思っていた忍が帰ってきて、それでも忍と紅緒はある事情により結ばれませんが、そこへ関東大震災が起こるのでした。強く優しい紅緒が巻き起こす大正ロマンコメディ。

見どころは後半。前半はひたすらコメディです。しかも、シュールでかなりハイクオリティなセンスのコメディ。そこから後半は、シリアスなラブストーリーへ一転。特に、関東大震災の前あたりからラブが加速していきます。紅緒は、大正時代には珍しいハイカラ娘でありながら、恋愛に対しては大正の価値観を持っている女性だと思います。そのあたりは慎ましやかです。そのせいで、紅緒と忍が結ばれるまでの時間が長く、楽しめます。今の漫画家にはあまりいないくらいの繊細で美しい画に加え、物語も飽きない構成になっています。今なお、映画化される理由が良くわかる作品です。

 

パタリロ!

異彩を放つロングセラー、国王は天才10児!

常春の国マリネラの国王、パタリロ8世。まだ10歳ながら、亡き父王に代わり国王としての務めをはたしていたり、いなかったり。彼の周囲にいるのも、部下のタマネギ部隊や英国情報部で美少年キラーの異名を持つバンコラン少佐、バンコランの恋人マライヒなどなど個性的な面々ばかり。マリネラはダイヤモンドの発掘量が世界有数レベルのため、ダイヤの利権をめぐり、パタリロは国際ダイヤモンド輸出機構という組織に狙われていた。けれどパタリロはゴキブリ並みの生命力があり、国際的野望もかわしていく!シニカルな笑いもドタバタギャグもいっぱいつまった長編少女漫画の大ヒット作品!

『パタリロ!』は、短めの話も長編も、たくさんそろっています。内容もギャグてんこもりのおもしろ話から重いテーマをあつかったもの、泣ける話、国際問題をわかりやすく紹介したものと、多岐に渡ります。連載が始まったのは1978年。(当時はイケメンという言葉がまだなく、『美少年』『美青年』という言葉が頻出するのも特徴です)そして、初期のパタリロは現在のパタリロよりもヤセてます!主人公の姿が初期、中期、最近のもので違うのも、長編漫画の醍醐味でしょう。(長きに渡る連載作品の多くは、主人公の見た目が変化するので『長寿漫画あるある』ですね)パタリロは天才児という設定なので、作中でタイムマシンを発明します。そういうSF的展開もありなのが、『パタリロ!』の見所のひとつです。

 

ハチミツとクローバー

優しい気持ちになれるラブストーリー

美大生たちのキャンパスライフ、そこで生まれていく恋愛を描いた作品です。主人公のはぐみは美大で個性的な学生たちと出会い、学生たちと過ごしながら作品作りに励みます。やがてはぐみは作品に情熱を注ぐ森田にしだいに憧れの気持ちを抱くようになります。はぐみは森田が気になるようですが、森田は彼女をからかうようなことをしたり、時に優しくしたりと本当の気持ちがよくわかりません。はぐみのことをかわいいと思う竹本という学生もいて、ちょっと不思議な恋の三角関係ができ上がっていきます。読むほどに恋の行方が気になるストーリーです。

作中のはぐみの言動がとても印象的でした。真剣な面持ちで作品作りをする森田をはぐみが憧れの視線で見つめるシーンは、先輩に恋しているとも受け取れました。確かに作品作りに没頭している森田はかっこよく、はぐみに共感できました。さらに屋外で竹本に接するシーンも気に入っています。虫除けの薬になる葉っぱを竹本の体に貼るようにして「こうすると噛まなくなる」と言うはぐみには胸がキュンとしました。さりげない優しさが光っていたシーンで、竹本ははぐみに恋をした瞬間だと思います。終始はぐみの言動には心動かされっぱなしでした。

 

ハニー

幸せ溢れるほんわかラブストーリー

高校に入学するや否や、恐れられている不良、鬼瀬大雅に告白されてしまった奈緒。実は鬼瀬くんは中学生のころ奈緒が救いの手を差し伸べた不良でした。はじめは委縮してしまう奈緒ですが、鬼瀬くんの優しい人柄に心を開き、「高校生活最初の友達」として関わるようになります。とあることがきっかけで2人とともに高校生活を過ごしていくことになるのは、口は悪いけれど見た目がとてもかわいい三咲くんと、「友達なんかいらない」と宣言するクールビューティーな矢代さん。4人はぶつかり合いながらも少しづつ、大切仲間になっていきます。友情が深まる一方で、それぞれの恋も展開していきます。人間関係がゆっくりと変化していく温かい青春ラブストーリーです。

この漫画の見どころは、寄せ集めでバラバラの4人が少しづつかけがえのない存在になっていく過程が描かれているところです。恋人として、友達としてゆっくりと関係が変化していく様子が温かく、ほっこりさせられます。その人間関係が、漫画特有の背景トーンやコマ割り、キャラクターの表情として表現されています。特に、この漫画では、一歩一歩お互いが少しの勇気を出しながら距離を詰めていくので、それぞれ頬を赤くするところが多く、見どころの一つだと思います。そんな彼女頑張りにエールを送りたくなると同時に、読者も励まされる漫画です。それぞれがしっかり自分の意思を持ちつつも全体を通してホッとする緩さがあり、癒されること間違いなしです。

 

ハニーレモンソーダ

ひたすらまっすぐな純粋ラブストーリー!

主人公の羽花は中学時代「石」と呼ばれていじめられていた。友達はゼロ、親に心配をかけたくない、誰にも相談できない。でもこんな自分から変わりたい。そんな時、レモン色の髪がトレードマークの界と出会い、強烈に憧れを感じた羽花は彼を追って八美津高校に入学する。それをきっかけに、自分に自信がなく引っ込み思案だった羽花は界の手助けを受けながら少しずついじめられっ子で卑屈だった過去から抜け出し、横でそんな様子を見守る界も羽花の頑張る姿に知らないうちに惹かれていく。紆余曲折の末、距離が近くなっていく二人だが、界の様子がおかしく……。

いい意味で王道な青春ラブストーリーです!過保護な親の傘に隠れていて、なおかついじめられていたことで殻に閉じこもっていた羽花を光の方へと引っ張っていく界はものすごく眩しくて、こんな人がいたらいいなと思わされます。また、界ばかりが助けている訳でなく、羽花が界の辛い時や弱っている時、例え彼が邪険に扱ったとしても何度も真正面からぶつかっていく芯の強さ、真っ直ぐさがヒロインとして本当に素敵で応援したくなります!そんな羽花だからこそ誰に対してもどこか冷めた界が好きになったんだと納得です。普段はツンツンですが羽花にだけ時折サラッと甘い言葉を言うのが反則級に胸キュン!全少女漫画好きに勧めたい作品です!

 

春待つ僕ら

イケメン4人+1人との、青春恋物語!!

自分を変えたくて、本当の友達がほしくて、あえて遠くの高校を受験した主人公美月は、入学後いまだ友達が出来ず……。そんな中、バイト先のカフェで人違いをされたことがきっかけで、バスケ部のイケメン4人組と絡むようになります。その中の一人、浅倉永久とは同じクラス。ふとしたことがきっかけで、自分の胸の内を話すことになり、それを黙って聞いてくれてた彼が、「素直でよろしい」と頭をくしゃくしゃされ……。その日以降、いつも一人だったお昼の時間も、なにかと彼ら4人組が付きまとうようになり、美月の毎日は動き出します!

バスケ部のイケメン4人組と仲良くなること自体が、羨ましい展開ですが、なにより主人公の美月が真っすぐでいい子なので、俄然応援したくなります。そして、イケメン4人それぞれが、バスケにも恋にも真面目で、最高にかっこいいです!全然チャラくないし、浅倉君が次第に美月に惹かれていく様も、とても自然で、奥手かと思いきや急に男気だしてくるところとか、たまらなくかっこいいです。恋も友情もバスケも、すべてがバランスよく組み込まれていて、ラストまで飽きたり間延びすることなく存分に楽しめます!最後に、それぞれの番外編もあって、みんなハッピーエンドなので、読後の爽快感はばっちりです!純粋に青春を感じたい人におすすめの作品です。

 

ひるなかの流星

田舎の女の子にも夢がある!

田舎でのほほんとした生活を送っていたが、両親の都合で都会の高校に転校し新しい生活を送ることになった与謝野すずめ。初めての都会で迷ってしまったところ、ひょんなことから獅子尾と出会う。しかし獅子尾はすずめの転校先の高校の担任の先生だった!すずめの新しい学生生活が始まると席が隣になった馬村と仲良くなる事ができる。そして最初は苦手に感じていた獅子尾に助けられることが多くなり徐々に惹かれていくすずめ。さらに馬村もすずめのことが気になっていく。一方獅子尾は…馬村、獅子尾、すずめの三角関係はどうなっていくのか!

見所はやはり馬村と獅子尾のかっこよさです。2人とも違うタイプのイケメンで自分だったらどっち派か考えるのがとても楽しいと思います。馬村とはクラスメイトとの恋愛なのですが、獅子尾は担任の先生なので先生と生徒の禁断の恋愛でもあります。獅子尾は自分の立場もわかっているがすずめに対する気持ちが抑えきれなくなるダメ男感もまたいいです。キュンキュンポイントがたくさんあるので好きなシーンを何回も読み返したくなります。獅子尾先生はすずめのことを「チュンチュン」と呼ぶのですがそれがとても可愛らしくて好きです。また、登場人物は全員動物の字が入っていると言う共通点もあったり、細かいところまで楽しめる作品だと思います。

 

プリンシパル

自分の気持ちがわからない恋と友情のあるある!

学校で友達と上手く行かなくなった糸真は、家庭のゴタゴタもあり、実父を頼って北海道へ。そこで糸真は、和央と弦と出会い仲良くなります。しかし、和央と弦は学校の人気者で「抜けがけ禁止」の存在。糸真は、前の学校と同じ過ちを繰り返しそうになりますが、主犯の晴歌と向き合い親友になりました。糸真は、和央に好意を寄せてましたが、糸真の父と和央の母の再婚により、2人は兄妹となってしまうのでした。糸真と和央と弦は仲良しでしたが、和央は弦の過保護な態度から自立したくて3人の関係が少し崩れてしまいます。さらに、和央の好きな人は弦の姉だったのです。

学生時代の女子のあるあるが詰まっていて、最初すこし辛い展開ですが、すぐに解決しあとはラブコメへとシフトしていきます。後半は、自分の本当の気持ちがよくわからないといった恋愛あるあるが展開され共感できます。さっさとくっつけば周りの人を傷つけないのに、若気の至りが見どころです。糸真の心の声が、とっても正直で臆病で可愛らしく面白い。思い切ってそれを口にすればいいのにと思いますが、それが出来ないのが女子高生。その辺りの心理描写がとても上手くて入り込んでしまいました。辛いことから逃げても大丈夫。むしろ新たな出会いが待っているという感じの勇気がもらえる作品です。

 

僕等がいた

展開に思わず引き込まれるラブストーリー

主人公の七海と彼女の同級生の矢野との恋を綴ったラブストーリーです。七海は矢野と付き合っていますが、明るい七海に対し彼はどこか影のある人物として描かれています。矢野には忘れ難い過去があり、その過去を引きずってストーリーが進んでいきますが、やがて過去の出来事が明かされていきます。過去にはこれまでの矢野の恋愛が絡んでおり、これは後に七海との関係にも影響していきます。作中では高校生時代から社会人生活までが描かれており、かなり長編になっています。年月が流れるとともに変化していく七海と矢野の関係からは目が離せません。

長編漫画なのですが、矢野の過去、七海と矢野の関係が気になって一気に読んでしまうほどでした。読んでいる時間がとても楽しく、読み終えた後はしばらくロス状態になりました。矢野の過去では同級生の山本さんの姉と付き合っていたこと、さらに山本さんとも関係を持っていたことはかなり衝撃的でした。七海との関係を脅かすような過去があったものの、七海と矢野は幸せなラストを迎えることができて心からほっとしました。終盤で社会人になった七海と矢野が仲良さそうに朝を迎えるシーンが大好きです。最後まで二人を見守って良かったと思えました。

 

ホットロード

「愛されたい」自分の居場所を求め続けた少女の成長物語。

宮市和希は母と二人暮らしの中学生。父とは幼い頃に死別していて、遊園地に連れて行ってもらったというおぼろげな記憶しかない。そんな中、和希は母親が恋人との付き合いにばかり夢中になり、自分を愛していないような気がしていた。日常に不満を感じ始めた和希は、転校生の絵里と仲良くなり、絵里に暴走族の集会に連れて行ってもらう。そこで出会った年上の春山と付き合うようになった和希。徐々に暴走族を紹介した絵里よりその世界にのめりこんでしまう。大人に反発し、傷つき葛藤する日々、大きな出来事から、徐々に和希は自分の進むべき道を見出していく。

暴走族の素行がメインのストーリーではなく、主人公・和希が「親の愛に飢えた子」という設定が前面に出ており、素行の悪さの裏に大人への不信感があることがしっかり描かれています。和希と春山の恋愛だけではなく、親子や友情など、大切な人への愛とは何かということについて、非常に考えさせられる作品です。若さゆえの危うさと、表面的な事だけでは測れない心の奥底が、端的なセリフと独特の空気感で表現されています。表現に難しさがなく、丁寧ながらもすっきりした画面の作品なので、暴走族の世界観を知らない人でも、主人公和希に自然と共感ができます。

 

町田くんの世界

人間愛にあふれる優しい世界。

主人公の町田くんは物静かでメガネまさに地味系男子高校生。秀才そうな外見とは裏腹に成績は中の下でまずまず。またアナログ人間で不器用な一面がある。なのに運動神経は見た目どおりでギャップはなし。大家族で仕事でなかなか帰ってこない父親に代わって兄妹の面倒をよく見ています。得意なことが何もないと本人は思っていますが周りからはなぜかとても愛されています。その理由は町田くんが無意識のうちに人へ愛を注ぎ続けているからなのでした。この物語はそんな愛にあふれた町田くんとその愛に触れた人々とのほのぼのとした日常ストーリーです。

どんな人でも一度は人を憎んだり、嫌ったりしてしまった経験があると思います。ですがこの物語を読んで町田くんの人間愛に触れて考え直させられました。嫌なことを言ったりしてくる人にもいろんな背景がありその内側にある芯の部分を理解しようとする町田くんの健気さにとても惹かれました。それでいて自分は何もないと思っている天然さが可愛らしく、同級生の猪原さんへ徐々に恋心を抱く姿は学生時代の甘酸っぱい青春を思い出し懐かしさも感じます。一話読み終わるごとに新しい物の見方や考え方が知れて、すさんだ毎日を過ごしている人には特に読んで欲しい物語だと思いました。

 

ママレード・ボーイ

イケメン兄弟とのドキドキ生活!

主人公のミキはどこにでもいる普通の女の子だが、ある時、両親が離婚し、各々別の人と結婚すると言われてしまう。しかも、離婚して直ぐに全員で一緒に暮らす奇想天外な展開に戸惑うミキ。もう決まったことだからと言われ、しぶしぶ了承するミキは同居の日を迎えることとなるが、同い年の男の子・ユウが兄弟として紹介され、その格好良さに不覚にもドキッとしてしまう!しかし、ユウは見た目の良さとは裏腹に意地悪な一面があり、ミキをからかってばかり。それでもミステリアスで優しい所があるユウにミキは少しずつ惹かれていく。しかし、そんなミキとユウの二人には波瀾万丈な運命が待ち受けており……。

この漫画は、ユウとミキの恋の行方だけでなく、昔ミキが片想いしていたギンタ、ユウの元彼のアリミが二人の関係に関わっていき、四角関係になっていく様子が見所です!しかし、ドロドロしていたり嫌がらせとかはなく、登場人物の皆がいい人で各々の気持ちに共感してしまいます!。ミキの親友のメイコとナムラ先生の禁断の恋もドキドキします!穏やかな日常が描かれていますが、後半はまさかの展開に非常に驚きました!ユウとミキの二人がどうか幸せになってほしいと願わずにはいられません。高校生の方から大人の方まで胸がじんわりと温かくなって幸せな気持ちになれる作品です!

 

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後ハッピーマニア

恋の暴走機関車重田カヨコ再来

1990年代に流行った「ハッピーマニア」の続編です。ドラマにもなり稲森いずみさんと藤原紀香さんが主演でした。ヤッタ後に考えるという恋の行動派重田加代子が次々に恋を追いかけ結局自分の事を大好きな真面目なタカハシと結婚したところで終わっていました。「後ハッピーマニア」はその15年後のカヨコ45歳の話です。自分にゾッコンだったタカハシに「好きな人が出来たから別れてほしい」とまさかの離婚を突きつけられる場面から始まります。カヨコは始め抵抗しますがタカハシの好きな人への態度を見ていたらアホらしくなって行きます。第1巻はそんな夫に見切りをつけ再び恋の旅(?)へ旅立つ所まで描かれています。

「ハッピーマニア」から20年程経ちましたが今でも鮮明に覚えている作品です。当時色々参考にしました。私の恋愛バイブルでした。まさか続編が読めるなんて思っていなかったので嬉しい限りです。カヨコや福ちゃんの大人になった顔が何とも絶妙な感じに描かれています。中身は相変わらずというか2人のするどいボケやツッコミは健在です。前作からだいぶ時が流れていますが1巻を読めばこれまでの2人の人生が分かりますし、今作から読む方でも十分面白いと思います。今後45歳という年齢でどのような恋愛物語を見せてくれるのかとても楽しみです。余談ですが作者の安野モヨコさんの旦那様エヴァの庵野監督は奥さんの作品を「現実逃避させない漫画」と評価していたと思います。

 

あなたのことはそれほど

泥沼不倫も漫画でならば楽しめる!

美都は、小学校時代一目ぼれをした初恋相手の有島と偶然再会。美都には、平凡で優しい夫・涼太がいますが、有島は美都をその気にさせるような態度を取り不倫の沼へ。さらに、有島にも妻・麗華が居て子どもが生まれるのでした。美都は、不思議と罪悪感は芽生えず有島への恋心を募らせながらも、退屈な夫・涼太のことが嫌いなわけではなく、淡々と夫婦生活を続けていきます。けれどそんなことが長くも続くわけもなく。美都の夫・涼太に対する気持ちと、有島が妻・麗華に抱いている愛情は全く別の種類なのでした。2組の夫婦の不倫の行く末は…?

見どころは不倫をしてしまう人間の自分勝手さです。美都の様な人は女性の敵ですが、シチュエーション的にまったく理解不能とまでは感じません。しかし、美都は若い女の子ではないので、もう刺激はいいのではないかと残念に思います。できることなら、独身時代に有島に再会してこっぴどくフラれてから涼太と知り合って結婚すれば幸せになれたのかも知れません。「あなたのことはそれほど」に出てくる人物は、愛と執着をはき違えています。それぞれの幼少期の人間関係が、影響しているとわかりますが、表面ではわかりにくい人間の嫌な部分に胸がチクチクする作品です。登場人物が全員残念な性格なのに、ストーリーに引き込まれてしまいました。

 

いいね!光源氏くん

源氏物語から飛び出した平安貴族が現代で暮らす

藤原沙織 27歳、雑貨メーカーの企画課で働いているOLだ。彼女は、部屋の模様替えのために買った簾をようやくカーテン変わりに取り付けた。その簾の向こうから人が来る。外はある程度階数のあるベランダなので、進入は考えられない。沙織はパニックになる。しばらくして落ち着いてから、突然現れた人を眺める。現れた人の格好は明らかに現代のものではない。歴史や古典の教科書で見る、まさに平安貴族。恐る恐る事情を聞いてみた。名は、光源氏という。夜道を歩いていたら、遠くに明かりが見えたから来てみたら沙織の部屋に繋がっていたとのこと。現代OLと平安貴族との不思議な共同生活が始まる。

過去から現代にタイムスリップしてきて定着するという話は、あるようでなかったので新鮮に感じました。長い烏帽子を絶対に外さないとか、感動したら即座に短歌を詠んじゃうとか、普通に街中でやられたら結構恥ずかしいなと思いながら読んでいました。でも、さすがは平安のプレイボーイ。優しさは山ほどありました。この後、光源氏を追ってきたというライバルの頭中将まで加わる。光源氏は短歌の講師として、頭中将はホストとして違和感がありつつも仕事をして、それなりに現代に馴染んでいるのがツボにハマりました。彼ら平安貴族は、元の時代に戻る気はあるのでしょうか。

 

カカフカカ

だいぶこじれたルームシェア

「自分にはなにもない」と、自分自身に値引きシールを貼り重ねるようになった、自分に自信がない寺田亜希24歳。同棲中の彼氏の浮気現場に遭遇したことをきっかけに家を失い、ルームシェアを始めることになる。そのルームメイトとして現れたのが、中学時代のクラスメイトで、付き合いお互い初めてのHをした相手、本行智也だった。ひょんなことから、その本行がここ2年ほど勃たないEDになっていることを知るのだが、それがなんと亜希には反応するという。ED治療のために添い寝をすることになる2人。そんな2人の関係に、他のルームメイト2人も関わりこじれすぎた展開に!!

自分に価値がないと思っている亜希に対して、「寺田さんしか頼れない」と本行は必要としてきてくれるのです。そんな本行のお願いを断れず、添い寝をすることになるのですが、亜希の心のなかの葛藤と本行の考えが読めない性格が、関係をどんどんこじらせていきます。そんな2人のすれ違いや、感情の変化が見どころです。また、ルームメイトで、小説家の本行がデビューしたときから本行を大好きな栗谷あかりと、ルームシェアをしている家の主、長谷太一も加わり、展開が大きく変わります。ひとつ屋根の下の4人の四角関係なんて今後の展開に注文するしかありません。

 

きみはペット

キャリアウーマンの癒し漫画

主人公のすみれは実家は名家、東大・ハーバード大学卒の超エリートで、出版社で記者として勤務するバリバリキャリアウーマン。容姿端麗でスタイル抜群、語学も堪能、武術にも通じる非の打ち所のないが、男運がなかったりちょっと間抜けな一面もある28歳。ある日、自宅マンションの近くでダンボールに入った少年を拾い、部屋で匿うことに。若い男の子を幼い頃に飼っていた犬の名前にちなんで「モモ」と名付け、恋人関係禁止、スキンシップ禁止のペットとして飼い始める。奇妙な関係が始まり、彼氏や周りへの説明に苦労しつつも、モモの存在がすみれの癒しとなっていく。

誰もが羨むようなルックスと能力と経歴の持ち主である主人公の人間らしい孤独や悩みや自然体の姿に魅力を感じ、見守りたくなります。周囲から一目置かれる一方で近づきがたいと距離を取られてしまう彼女の心に触れられるモモが癒しとなり、すみれがお世話をしているように見えて徐々にモモが必要不可欠な存在になっていく様子がいいです。ところどころにギャグ要素というか、登場人物たちのボケとツッコミが絶妙な間合いで入っており、テンポよくクスッと笑いながら読めて楽しい作品です。ラストに向けてシリアスな展開が増えていく所では、人生についても考えされられ、最後は感動的です。

 

きょうは会社休みます。

地味な事務職OLの初めての恋愛

主人公は青石花笑 33歳、地味で真面目な事務職OLで恋愛経験はゼロ。そんな彼女は、誕生日当日に酔って正体をなくし、バイトで来ている大学生 田之倉と一夜を共にすることに。恋愛経験の豊富な田之倉は職場でヒッソリかつ積極的にアタックしてくるが、花笑は戸惑い友人に相談する。友人に反対されるし、年の差など気になることはあるが、ゆっくりと初恋を進めてみることにした。地味だった花笑の変化に気付き興味を持った男性が現れる。同じビルに会社があり、そこのCEOである朝尾 35歳。花笑は、どちらの男性を選ぶのか、はたまたどちらも選ばないのか。そして、有休を滅多に使わない花笑が会社を休む理由とは。

主人公 花笑を綾瀬はるか、田之倉を福士蒼汰が演じたドラマの原作漫画です。私は、ドラマがきっかけで原作を読みました。職場で田之倉が、スマートに花笑のフォローに入るだけでも年下ながらもイイ男感が溢れているのですが、そこでコッソリとアタックしてくるという場面では自分のことのように勝手にドキドキしていました。朝尾の方も、人に興味がないと言いながらも花笑の変化にはしっかり気付く。ちょっかいの出し方は、好きだと言えない少年がイタズラするかのような感じで私は好きです。私も大学生の年下彼に迫られたことがあったので、ちょっと親近感が沸いた話でした。

 

ギルティ

昼ドラ以上のドロドロ愛憎劇

荻野爽と荻野一真は、結婚してしばらく経つが幸せそうな夫婦だった。2人の間で決めたルールにより、子供は作らない方針。ある女の登場で、爽と爽の周りの人との関係が次々と壊れていくことになる。その女とは、及川瑠衣。爽には友人として、一真には不倫相手として近付いた。小さなトラブルの続いた爽は、仕事で初恋の相手・秋山と再会する。この再会以降、爽も一真もお互いを疑い始める。偶然と思っていることは、全て瑠衣が人を使って巧妙に仕組んだものだった。瑠衣はなぜ、爽の全てを壊そうとするのだろうか。その原因は、爽が高校生の時にまで遡るのだった。一方、一真には瑠衣との不倫以外にも秘密があった。

昼ドラ以上のドロドロな話の中に、過去の甘酸っぱさを感じさせるドロキュンな物語。この物語で一番怖かったのが、瑠衣の執念です。他人を何人も使ってでも爽を陥れようとするところが何度もあり、思わずページを送ってしまいたくなりました。瑠衣のこの異常なまでの執念の正体が分かった時、個人的には「こんな些細なことで」と思いましたが母親の事情もあるし、思春期の瑠衣には衝撃的なものだったのかなと思いました。そんな罠にも負けず、どんなに心がボロボロになっても頑張る爽はとても強い女性だなと思いました。初恋の相手である秋山との別れ方は、とてもかっこよかったです。あれなら辛い思い出でも、ちゃんと思い出として心に仕舞えそうな気がします。

 

恋のツキ

30代独身女性が、高校一年生とピュアな恋。

主人公は、30代前半、いたってどこにでもいるような普通の女性ワコ。ワコには、付き合って数年、同棲している彼氏ふうくんがいる。ふうくんとは、今まで、協力しながら、生活を共にしてきたはずだった。しかし、気がつけば、ふうくんに対する、生活においての小さな不満が溜まっていることに気づくワコ。そんな矢先、ある日、アルバイト先の映画館で、高校生イコくんと出会ってしまう。とあることがきっかけで、ワコは、イコくんと接点をもち、二人の距離は、どんどん縮まっていく。やってはいけないとは、わかっていても、イコくんと二人で会ってしまう。果たして、この後、ワコはどのように動いていくのだろうか。

30代独身女子と、16歳未成年の、禁断の恋。もともと、主人公には、付き合って数年の彼氏がいたのに、別れて、高校生との恋を選んでしまう主人公。まだ高校生のため、同棲はできなくても、主人公のアパートにイコくんが遊びにきて、イチャつく二人。年齢のことを考えると、どう考えても、数年付き合っていたふうくんと結婚するのが普通だ。だけど、お互い、趣味があって、惹かれ合って、「年齢は関係ない」という燃えあがる展開が好きだ。個人的に、愛があれば、年齢なんて関係ないと思っている。しかし、現実的に30代が未成年と付き合うことの、世間の反応は厳しいものがある。それでも、愛を育んでいく二人を、応援しながら読んだ。

 

恋はつづくよどこまでも

魔王に立ち向かう勇者、その結果は!?

主人公 佐倉七瀬は5年前、お年寄りを助けた医師に出会って看護師を目指す。そして、呼吸器科の看護師になった。七瀬は天堂浬という医師の下に付けられるが、その医師がなんと5年前のあの人。イケメンだが人当たりが悪く「魔王」と呼ばれていた。浬は患者からの信頼は篤い。七瀬を邪険に扱うが必要なことはしっかりと教えていく。七瀬はそんな浬に付いていこうと様々な努力をする。周囲からは「勇者ちゃん」と呼ばれる。浬はそんな七瀬の姿を見ているうちに惹かれていく。浬が人当たり悪くなった悲しい理由とは。様々な障害を乗り越えた先の勇者ちゃんと魔王の関係はいかに。

佐倉七瀬を上白石萌音が、天堂浬を佐藤健が演じたドラマの原作漫画。七瀬のドジっぷり、酒癖の悪さには思わず目を覆ってしまいました。この作品に出てくるキャラクターは皆、個性豊かでそれぞれに面白みがあって、特に浬の姉 流子はスピンオフが出来るんじゃないかと思うほどでした。浬が5年前のこともちゃんと覚えていているのに、最初から言わないというドS感にはとてもワクワクしました。けど、人当たりが悪くなった理由を知った時には、これでは恋愛したくなくなるなと思いました。他人を大切に思うが故の人当たりの悪さなんだなと思ったら心が痛くなりました。

 

ごくせん

こんな先生いたら最高

白金学院新米教師、山口久美子。着任した2年4組はガラの悪い生徒ばかりの不良クラス。初日から生徒にバカにされ、ヤンクミと呼ばれるようになる。生徒達から嫌がらせを受けながらも顔色ひとつ変えずに授業を進めるヤンクミ。それもそのはず。山口久美子の実家は任侠黒田一家の1人娘だったのである。帰宅するなり「お嬢、御勤めご苦労様です」と若い衆に囲まれ「高校生ごときがなめんじゃねー!」とどなるヤンクミ。正体を隠す事を前提に白金学園で教師として働く事を許されていたのだ。そんなヤンクミに、生徒達には次から次へと問題が!果たして自分の正体を隠しながら、教師として生徒達を更生させることができるのだろうか?

見所はヤンクミのお嬢の一面です。ドラマ化されているのでストーリーはご存知と思いますが、原作の漫画では任侠一家側のストーリーがたくさん描かれています。お嬢とテツとミノルは、しょうもない事でいつもケンカしていたり、京さんはいちいちお嬢に過保護で涙脆い性格だったり。沢田慎を兄貴と慕う黒田一家と沢田のやりとりは毎回笑ってしまいます。もちろん事件や問題を解決に導いていくヤンクミもカッコいいですが、ぽろっと任侠言葉が出てしまうヤンクミもビシッと決まってかっこいいですよ。ぜひヤンクミの素の一面に注目して読んで欲しいと思います。

 

5時から9時まで

その都度キュン死に!!

主人公の潤子は、英会話講師ということもあってバリバリのキャリアウーマン!そんな潤子にひょんなことからお見合い話が飛び込み、嫌々ながらも参加したお見合い相手がなんと、お寺のお坊さん。潤子はその場だけで終わるつもりが、まさかのこのお坊さん、潤子に恋をしてしまうのだ。潤子に会うためだけに映画スクールに通ったりしつこくつけ回したり…そんな坊主の一途な恋心に惹かれてしまう潤子!海外生活を夢見る潤子だが、坊主のことが好きになり寺の嫁になることを決意する…しかしそれも揺らぎまくり…一体どうなるのやら…先が気になる潤子と坊主の恋の物語!!坊主が恋をするとどうなるのかが見どころだ!!

1番の見どころは、なんといっても坊主が恋をするとどうなるか!?というところ!一見するとストーカーと思ってしまうようなつきまとい方をする高嶺(坊主)だが、ただ会いたかっただけという自分でもわからなかったはじめて芽生える嫉妬心にこちらまでドキドキさせられてしまう!!「は〜…いいな〜こんな嫉妬」と何度潤子を羨ましく思ったことだろう…嫉妬心からの潤子への愛の接吻のシーンは特に見どころである!こちらは純粋で純潔な坊主というイメージを勝手ながら抱いているが、高嶺は貪欲にまみれた男らしい坊主で、そのギャップに想像以上にキュン死に…いわゆるギャップ萌え(笑)の頂点かと思っている。もちろん!それだけでなく、周りの登場人物のラブストーリーも満載で楽しめる一冊である!書いてる今もまた読みたい!

 

この男は人生最大の過ちです

社長と私のまさかの関係!予想出来ない変化球ラブコメディ

製薬会社に務める佐藤唯はクリスマスを目前にして最愛の彼(愛犬)を亡くします。あまりの悲しさにBARで友人と飲みながら泣いていると隣に座っていた男に「死んだものは生き返らないんだからそういう事は家でやってください」と嫌味を言われてしまいます。腹を立てた唯は立ち上がる男の足を引っ掛け仕返し!翌日やりすぎた事を後悔しつつも仕事をしていると滅多に顔を見せない社長がなぜか出社。唯もそっと顔を見に行ってみるとそこに居たのは昨日喧嘩したあの男でした。社長室に呼ばれクビを覚悟する唯。しかし社長から告げられたのはまさかのお願い事だった!?

最初こそよくある漫画の展開ですが、途中からいきなり変化球が飛んできます。ちょっと(かなり?)変なスーパーイケメン社長と強気な性格の唯の関係性とは…?それぞれのキャラクターの濃さにも魅力がつまった思わず笑ってしまう爽快なラブコメディです。特に社長と唯の掛け合いが面白く話のテンポがいいのでサクサクと読めてしまうところも魅力のひとつ。絵が綺麗で内容も理解しやすいです。今後のストーリー展開はもちろんの事、不屈の精神で無償の愛を注ぎ続ける社長と迷惑しつつも社長と居ることで変化していく唯の気持ちにもぜひ注目して読んでみてください。

 

失恋ショコラティエ

男性主人公という異例の少女漫画

主人公がまさかの男性、パティシエという異色の少女漫画です。ソータは高校生時代からの片思い相手、「サエコさん」を振り向かせるため(?)にパリに渡り、修行を積んで日本でチョコレート屋さんをオープン。昔から振り回されっぱなしのサエコさんと、ショコラティエとお客さんという立場で念願の再会を果たすものの、サエコさんは結婚間近という衝撃の事実が明らかになるところからストーリーが始まります。それでも諦めないソータの片思いアタックの日々と、片思いを原動力にお店をどんどん成長させていく仕事の日々と、お店スタッフや妹の恋愛、日常が詰め込まれたラブストーリーです。

ソータの一途でちょっと間抜けなところが憎めず、すくっと笑いながら応援したくなるところが見所です。恋愛をすると周りが見えなくなって、自分の都合のいいように考えたり解釈したりしてしまうのを地で行くソータと、的確かつぐさっとくるツッコミを入れながら見守る周りの人たちの温かみが素敵です。一方、お店の仲間とはいえ言えないことや秘めている思いもあり、人間関係ってそういうものだなあと納得しながら読めます。絵がとてもきれいで、作中に登場するチョコが本当に美味しそうに書かれているので、読んでいるとチョコが食べたくなります。

 

砂時計

胸キュン必須のラブストーリー

主人公の杏がさまざまな出会いや別れを経験して、大人の女性へと成長していくまでを描いたラブストーリーです。杏は幼なじみの大悟を始めとする周りの人たちの支えもあって母親の死を乗り越え、やがて支えとなってくれた大悟と付き合うことになります。中学校を卒業すると遠距離恋愛が始まるなど不安になる出来事もあって、恋路は順風満帆なものではありません。しかし二人は何とか恋愛を続けていくのでした。時に辛い出来事もありますが、杏は前を向いて生きていこうとします。作中では杏と大悟のやりとりが大きな見どころになっています。

大悟の言動に大きな感動がありました。杏が母親を亡くしたとき、大悟が彼女に言葉をかけるシーンがとても心に刺さりました。一人になってしまったんだと深く落ち込む杏に「ずっと一緒におっちゃるけん」と言う大悟がとても好きです。この後しばらくして杏と大悟の恋愛が始まるのですが、落ち込んでいる時にこんな風に言われたら胸キュンしないわけがありません。心温まる恋の始まりがとても素敵で、最初に読んだ中学生時代こんな恋愛がしたい!と憧れたものです。恋愛において思いやりはとても大切なもので、それが見事に描かれた作品だなと思いました。

 

ダメな私に恋してください

ダメアラサー女の恋の行方

会社が倒産して無職となったアラサー女子の主人公「ミチコ」は、無職でお金が無いにも関わらず年下彼氏に貢ぎまくるホントにダメダメな女の子。そんな彼女が街で偶然元上司で主任だった「黒沢」と出会います。ミチコは黒沢のことが何かと厳しくてとても苦手だったのですが、お金のないミチコに黒沢はご飯を作ってくれ、しかも喫茶店を開くということでミチコをバイトで雇ってくれることになります。なんだかんだ黒沢の元で働くことを決めたミチコはこの先どうなっていくのか。そしてミチコと黒沢の関係はこの先どうなっていくのか見ものです。

中原アヤ先生の作品ということで、恋愛のキュンとする部分もありますが、やはりギャグ要素も満載で面白い部分もたくさん。読んでいてとても飽きません。ミチコの変顔も沢山堪能出来ます。二人を取り巻く周囲の人たちも色んな人が出てきますが、読み終わって誰ひとり嫌だなと思う人物が出てきませんでした。皆本当にいい人たちばかりです。そしてテンポよく話が進んでいくので、凄く読みやすい漫画だと思いました。恋愛漫画は苦手だと言う人にも是非読んでほしいです。そして続編も出ているので、読み終わった方は是非続編も読んでミチコと黒沢を堪能して欲しいです。

 

痴情の接吻

仕組まれたシェアハウスから始まる極上の男との恋

昔から本が大好きな和華は図書室の司書として働いています。プライベートでは彼氏と別れて半年ほど経っていましたが、仕事が充実しているので気になりません。そんな充実した日々を過ごしている和華の前に高校の同級生であった上条が現れます。上条と言えばルックスは完璧で頭も良く、高校時代は注目の的でした。そんな上条とは高校時代にドイツに転校し和歌はそれ以来会っていません。驚く和華に対し、上条はマンションを探しているので不動産屋を紹介してほしいと言います。上条との間にいい思い出がない和華は断ろうとしますが強引に約束を取り付けてしまいます。和華は渋々、上条を高校の同級生がやっている不動産屋に案内します。そんな和華も実は物件を探していました。それを聞いた上条は和華にシェアハウスの提案をします。

和華に会うためだけにわざわざドイツからやってきた上条の和華に対する執念深さと愛情が大きすぎて読んでいて面白いです。和華と会った瞬間に指輪や名前が変わってないか見るシーンからもその執着さが分かります。上条の計画とは知らず、どんどん上条の思惑通りに動く和華も読んでいて可愛いなと思いました。普段はクールな上条ですが、和華に対しては違い、和華の行動や言動にいちいち反応する上条が読んでいて可愛く思います。上条にとっては高校の頃から和華が一番なのですよね。そんな上条の気持ちには追い付いてない和華ですが、上条のことが気になりだしているのは確かです。和華にとって一番大切な本という存在を上条は越すことができるのか今後の見どころだなと思いました。

 

東京タラレバ娘

過去を振り返りまくる女子達の話。

主な登場人物は、30代アラサー女子三人組。主人公は、脚本家として、個人事務所を構えるキャリアウーマンの倫子。そして、ネイルのお店を営む香。そして、居酒屋の看板娘の小雪。3人には、共通点がある。それは、未だに独身であるということ。3人それぞれ、過去には、それなりに恋愛など色々と経験を積んできた。バンドマン彼氏と同棲したり、職場の人からプロポーズを受けたり。しかし、未だに、3人ともお一人様。「あの時、こうしていれば、こうしていたら」女子会での、タラレバ合戦が始まる。すると、一人カウンターで飲んでいた若い男性が、3人に辛辣な言葉をかける。「タラレバ女」。突然3人の前に現れた、この男性の正体とは?

登場人物の3人は、30代で結婚を焦る時期である。しかし、一人一人の経歴を見ていくと、倫子は、脚本家。香は、ネイリスト。小雪は、居酒屋店員など、それぞれ好きなことを仕事にして、生き生きとしているところがよい。20代は、仕事や生活に追われて、気が付けば30代になっていた!なんて女性は、今の世の中多いだろう。30代から焦るくらいなら、もっと早くこうしれいれば…と考えるシーンは、誰でも当てはまるし、強く共感させられる。それは、結婚などの恋愛だけではなくて、やりたいことや、勉強など、ありとあらゆることがタラレバに繋がる。そんなタラレバの世界を、3人を中心に、コミカルに面白く描いていて、読んでいて非常に楽しかった。

 

動物のお医者さん

リアルに描かれた動物が可愛いコメディ漫画!

高校3年生の冬、西根光輝(通称ハムテル)は学校の帰り道、H大学獣医学部の解剖実験室の側で険しい顔をしたシベリアンハスキーの子犬と出会う。H大学獣医学部の教授と思わしき人物が子犬を捕まえて戻っていく様子をみたハムテルは思わず教授に声をかける。そんなハムテルの様子を見た教授はハムテルが子犬を預けるに足る信頼できる人物だと判断して、子犬をハムテルに押し付けることに。そして教授は「君は将来獣医になる!」と言う。様々な動物を飼っている西根家に新しくシベリアンハスキーが加わり………。

色々な動物たちが登場するのですが、動物たちが非常に可愛く描かれており、動物好きにはドストライクな作品です!動物たちにもセリフが割り当てられており、動物たちを擬人化しているようで非常に面白いです!獣医学部を舞台に主人公や同級生、動物たちの愉快な日常を中心に描かれており、生き生きと活動する動物たちに注目です!北海道大学の獣医学部をモデルにしており、シベリアンハスキー犬ブームの火付け役ともなった作品です!

 

凪のお暇

人生リセット…してみたいなぁ(汗)

大島凪は周りに合わせて空気を読んで読んで、に必死な28才OL。周りに気を使い過ぎて言いたい事も言えず、面倒な仕事を押し付けられたりと鬱々とした毎日。それでも営業部のエース我慢慎二が彼氏である事だけが唯一の救い。が、ある時同僚や慎二が自分の陰口たたいてる現場を目撃。ショックで過呼吸起こして倒れてしまい、そのままドロップアウト。会社も家も携帯もSNSも人間関係も慎二も、冷蔵庫以外何もかも捨てて郊外のボロアパートで自分をリセット。今まで関わった事のないタイプの人達に囲まれて、凪の人生観はどんどん変わり人として大きく成長していきます。

凪のように気を使い過ぎてぶっ倒れるまではいかなくても、ストレス溜め込んで胃が痛くなる・眠れない・吹き出物がでる、まさに現代あるあるですよね。大人しい凪がちょっとした休暇とかではなく、何もかも捨てて逃走するというシチュエーションがまずはびっくりです。そしてこの凪ちゃん、事情があってお金に細かい節約上手な女の子なのですが、彼女の節約レシピや節約術が素晴らしい!主婦の私ですら参考にしたいアイデアが満載です。そんな凪ちゃんを元彼?の慎二と凪のお隣に住むごんさんがそれぞれ追いかけます。2人とも屈折してるのかストレートに愛情表現できなくて、それがもどかしい!特に慎二、泣くくらいなら凪の前で強がるな!凪はどちらとくっつくのか?それともくっつかないのか?この先の展開が見ものです。

 

逃げるは恥だが役に立つ

職無し、家無しの大ピンチから始まるムズきゅんストーリー

主人公 森山みくりは、派遣切りに遭い無職になってしまう。そんなみくりを見かねた父が、元部下の津崎平昌の家の家事代行を紹介する。お試しで一度行き継続が決まったが、その間に父は田舎暮らしがしたいと自宅を引き払うことが決まっていた。みくりは住むところが無い。かといって、部屋を借りる余裕もない。そこで、平昌に相談して契約結婚に至る。表向きには正式に結婚したことにして、秘密の契約結婚の生活が始まった。自分を守るための心の壁が分厚く高い平昌と、それを心理学的に分析して壊しに行くみくりとのムズきゅんラブストーリー。

森山みくりを新垣結衣が、津崎平昌を星野源が演じて話題となったドラマの原作漫画。平昌の自分を守るための心の壁を作る気持ちが、よく分かると思いながら読んでいました。平昌を好きかもしれないと自覚してから、過去の失敗を振り返りながら慎重に壁を崩しにいくみくりは凄いなと思いました。私なら業務のままでいいやと思ってしまうところです。心の壁が崩れてからの平昌の行動や作中に出てくる妄想のパロディーは好きな場面で、楽しく読みました。契約結婚を経て、正式に結婚して妊娠まで。私がこれから読もうとしている最終巻では、子供が誕生しているようでどんな家族になっているのか楽しみです。

 

にぶんのいち夫婦

理想の夫婦とは何か、夫婦のあり方とは何かを考えさせられる物語

29歳の文は、二日酔いでひどく痛む頭で考えていた。近所でも評判で、友人達からも羨ましがられるイケメンで優しい夫と結婚して2年。あの日までは夫の和真を信じていた。スマホに届いた意味深なメッセージを見るまでは。自分が知らない女からのメッセージに文は動揺したが、勝手にスマホをのぞいた手前、自分からこの話題を切り出せずにいた。そんな状況の中、和真の帰りが遅くなっていき、ますます文の疑念が膨らんでいった。しかし、問い詰めれば今までの幸せな夫婦関係のひびが入ると思うと、やはり聞く勇気が持てない。自分が我慢することで結婚生活を守るのか、リスクがあっても状況をはっきりさせた方が良いのか、自分の気持ちに迷う苦悩の日々が始まる。

和真は友人と飲み会をして、潰れて二日酔いの文に甲斐甲斐しく尽くしてくれる理想の素敵な旦那様だったのに、浮気をしているかも知れない。そんな衝撃的な状況から物語がスタートします。今までが幸せだったからこそ、この結婚生活を壊したくない、夫を信じたいという気持ち。浮気をしているなら、もう一緒にはいられないという文の不安な気持ちが痛いほど分かりました。しかし、和真の視点で描かれる話では、文を不安にさせている行動にも違う意味があったのだと分かります。互いを思い合っているのに、すれ違ってしまう2人に幸せになってもらいたいと思える作品です。

 

ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~

容赦ないニーチェ先生がポイントです

ドラマにもなったこの漫画は、作者のコンビニで働いている実体験が元になってるストーリーです。仁井(ニーチェ先生)くんの容赦ない接客(プラス作者松駒)への対応とかが、凄まじいです。初期の方ではニーチェ先生がバッサリと対応していく様が強烈になっていますが、その他にも売れない品の多量発注で殺気が芽生えるオーナーや宝くじ中毒の宝くじ先輩を始めとしたコンビニスタッフもツッコミどころが満載です。また読んでいくにつれ作者のおっさんへの愛がダダ漏れていきます。13巻からニーチェ先生のお姉さんが原作者となった作者の税金問題のアドバイザーとして登場しています。

ニーチェ先生の客やスタッフの対処がこれやってしまっていいのか?という疑問よりも、すげえ!という感嘆の方が優ってしまって毎回ぶっ飛んでしまいます。ブラックなコンビニで働く作者でしたが、最新刊辺りでは原作者の二足のわらじを履いていて担当さんからのプレッシャーも受けている展開になっています。でも最初の頃よりニーチェ先生の作者松駒への態度が軟化と言うか優しさが見えたりする事もあったりして、ニーチェ先生の方も何かしらの変化が出てきているなと軽く感動していたりします。個人的にこれは青年漫画かなと思っていたのですが、少女マンガ枠の作品だったのでびっくりした思い出があります。

 

のだめカンタービレ

汚部屋女子が恋をする。音楽が繋ぐ恋の物語

玄関の前でイケメンが酔い潰れて寝ていた。千秋 真一、音大のピアノ科4年で有名ピアニストの息子だ。彼が目覚めたのは、ゴミの山と悪臭とピアノの演奏の中だった。この部屋の主は、野田 恵。千秋と同じ音大のピアノ科3年。好き勝手にピアノを弾く天然不思議少女だった。この日から、野田 恵こと"のだめ"は千秋を追いかけ回す。千秋のスタイリッシュな部屋に、こたつを持ち込むなど自分の家のようにする のだめに苛立ちを感じていた。しかし、のだめ がキッカケで個性豊かな人たちと嫌々ながらも関わったり、有名指揮者シュトレーゼマンから様々なことを教えてもらったりと千秋が人として成長していく。怒りから始まったが、いつの間にか恋になっていく。そして、2人はパリに留学した。

野田恵を上野樹里が、千秋真一を玉木宏が演じたドラマの原作漫画。作中に登場するクラシックは、動画サイトで検索して聴きながら読んでいました。この漫画の面白いところは、個性豊かな人たちがテンポよく面白いことをしていくところです。読んでいるこちらも、彼ら彼女らのテンポに合わせてペースが上がっていきました。あまりにコミカルなところが多くて、のだめと千秋の恋の話でもあることを忘れかけてました。千秋を飛行機と船のトラウマから解放してパリ留学させてしまうのだめのパワーの凄いこと。あのパワーは、千秋への愛が出させたのか、不思議ちゃんパワーだったのか。

 

花ざかりの君たちへ

男子校に通う少女のイケメンパラダイス!

アメリカに住む芦屋瑞稀は、高跳びの選手・佐野泉に憧れて日本の男子校・桜咲学園に転校する。性別を偽って男子校で寮生活を送ることになった瑞稀だが、なんと佐野と同部屋になってしまう。周りの男子たちに女子であることがバレないように学園生活を送る中、瑞稀は佐野がケガが原因でハイジャンプができなくなっていた事を知る。なんとかして佐野にもう一度ハイジャンプに復帰してほしい瑞稀。そして、瑞稀の真っすぐな気持ちに最初は鬱陶しがっていた佐野だったが、瑞稀の熱意に徐々に心動かされていく。佐野と接することが多くなる中、瑞稀も次第に佐野に好意を寄せるようになり……。

中条先生が描く男子高校生がとても美形で惚れてまうやろーー!初めて読んだときは、本当に整った顔に心臓が高鳴りました。特に魅力的なのは瑞稀の寮の寮長である難波南先輩です。物語で学ランを着るシーンがあるのですが、漫画だとわかっていてもすごくスタイルが良くてウットリしました。また、瑞稀と佐野の二人の寮生活はハラハラドキドキの連続で、瑞稀と佐野の距離の近さは堪りません!この漫画は2007年に有名なイケメン俳優たちによりドラマ化されていますが、漫画のほうが恋愛色が強くなっています。イケメン達がたくさん登場するので、イケメンたちの発するフェロモンに浸りたい方は必読です!

 

花より男子

媚びない女・牧野つくしの夢物語!

お金持ち高校生とボンビーガールの牧野つくしの学園生活、貧乏というよりも入学先の学園の生徒が成金すぎる!そんな格差の大きい学園に通うことになったツクシ、もちろん浮いた彼女はいじめのターゲットにされてしまい、ついにF4を敵に回すことに。そんな戦いの日々のなかで道明寺司がつくしに惚れてしまうことからいじめも一転します。つくしと司のちぐはぐな関係がスタートするのです。身分格差からお互い理解しあえない暮らしぶり、考え方の乗り越えて2人は徐々に関係をちじめていくことに。
多くの障がいを乗り越えて本物かどうか気持ちを温めてゆくストーリーです。

財閥に好かれるボンビーガール。つくしの置かれた立場は女子にとって誰もが夢物語に近く、愛読者の女子の好奇心をくすぐります。もしもわたしだったら??という妄想を描きながら、楽しめるドタバタ劇です。つくしと司、2人がゴールインするまでに多くの試練が待ち受けています。そんな試練に立ち向かう2人のたくましさ。つくしのたくましさは少女漫画では例の見ないキャラクターでしょう。財閥に好かれても一切女として人間として媚びない女、そんな強い人間、牧野つくしのキャラクターが良い。彼女だからこそ共感でき応援し、愛読もしたくなるというものです。

 

パーフェクトワールド

車イス?そんなの関係ない。大切なのは気持ち

川奈つぐみは、昔から絵が得意だった。高校卒業後は、東京のインテリアデザイン会社に就職。大学生の時に事故で脊髄を損傷して車イス生活になっていた鮎川樹と東京で再会し、付き合い始める。樹が心配なつぐみは、樹の家に通う回数を増やして疲労で倒れた。これをキッカケに、樹は別れを切り出した。そんな矢先に父親の病が分かり、退職して地元である松本に帰ることになった。そこで偶然再会したのが、つぐみと樹の高校の同級生である洋貴だった。洋貴は高校時代、つぐみに好意を抱いていた。再会したことによって思い出し、樹と別れたつぐみに告白をして恋人となった。高校の同級生の間での三角関係。つぐみは、どちらを選ぶのか。

つぐみと樹が付き合い始めて、樹の介護ヘルパーさんが樹に好意を抱いていると気付いたつぐみの気持ちが痛いほど伝わってきました。だったら、自分がと頑張ってしまうところも。倒れた時は、やっぱり無理がくるよなと思いました。そして、樹からの別れ話も納得でした。介護は短距離走じゃなくて、長い長いマラソンだから頑張り過ぎるつぐみを見ているのが辛かったんだと思います。言葉のひとつひとつに、つぐみを想う気持ちが詰まっているなと思いました。つぐみの気持ちが決まってからの強い意志と樹との固い絆には、涙が止まりませんでした。

 

プロミス・シンデレラ

高2男子と27歳バツイチ女性のキャッチーな恋愛模様

夫と離婚することになり家を出た早梅(はやめ)27歳は、不運なことにお金の入ったかばんも盗まれ仕方なく公園で野宿をすることになりました。そこにやってきた高校生グループのリーダー格の壱成(いっせい)。壱成は以前に、気の強い早梅に恥をかかされたことがあり、復讐のチャンスだと面白がります。しかし住むところもなく気が滅入っている早梅を、壱成の親が経営する旅館で働かせるとしだいに惹かれ合う2人。そんな2人の前には早梅に好意を持つ他の男が現れ、高校生である壱成に自立できていないガキに何ができると言って早梅に猛アプローチします。生活力も経済力もないことに負い目を感じ、早梅と結婚するために自立しようともがく壱成。そして年上なのだから自分がしっかりしなくてはと言い聞かせる早梅。2人の未来はどうなるのでしょうか。

早梅のことを気の強いオバサンだと思っていた壱成と、壱成のことを気に入らない高校生と思っていた早梅。そんな2人が同じ屋根の下で生活する中で人としての魅力に惹かれ合い、恋愛をします。高校生男子と10歳近く年上の女性の恋愛。それは簡単にはうまくいきません。壱成は歳の差なんて気にならないと強気ですが、早梅は気持ちだけではどうにもならないこともあると現実的です。壱成は自立するために一人暮らしを始めたり、モデルのアルバイトを始めますが、かえってそれが2人の間にトラブルを巻き起こすのでした。将来のために今は我慢をしよう。そういってささやかなプレゼントでクリスマスを過ごす2人を応援したくなります!

 

ホタルノヒカリ

職場には隠せ!秘密の共同生活

雨宮蛍 27歳、インテリア事業部に勤める「ソツのないOL」だ。そんな雨宮は家に帰ると、3本ストライプのジャージにちょんまげ頭でゴロゴロするのが大好きな干物女になる。ある日、雨宮が家でゴロゴロしていると誰かが入ってきた。雨宮の職場の部長、高野誠一だった。綺麗好きな高野は、汚い家に愕然とする。そもそも、高野の実家になぜ雨宮が住み着いているのか。なんと、居酒屋で呑んでいた時に出会ったオジさんと酔っぱらった状態で口約束で契約したというのだ。酔っぱらったオジさんというのが高野の父親だった。ここから、綺麗好き上司と干物女な部下の秘密の共同生活が始まる。

家に居るときの格好が一緒だ!と親近感が真っ先湧いた作品です。家でまったりしてる時に、高野が入って来たときは背筋が凍りました。その原因を使ったのが自由奔放な高野の父親だと知った時は笑えました。そして、高野の人柄がこんなにもキッチリしている理由も。父親を反面教師にしてたんだと。「アホ宮」と散々言いながらも、面倒を見ていく高野にはキュンとなりました。年上、頼り甲斐があっていいなとも。雨宮と高野が同居していることがバレそうになるシーンでは「うわ、バレる!そこ、そこにいる!」と何度思ったことか。このスリルも、この作品の楽しいところです。

 

ミステリと言う勿れ

心が軽くなるカウンセリングミステリー

天才的な頭脳を持つ青年が複雑な事件を解き明かす痛快ミステリー、の皮をかぶったカウンセリング型ヒューマンドラマ。主人公はマイペースで天然パーマ以外とらえどころのない久能 整(くのう ととのう)。ある日殺人事件の容疑者として連行された彼は、絶対的な証拠の数々と刑事たちの容赦ない尋問に一人で立ち向かうことになります。拘束された彼がしたのはただ話すことだけ。相手の表情やしぐさ、何気ない会話から問題の本質を見抜く久能の言葉に、いつのまにか刑事たちとの間には妙な信頼感が出来上がってしまいます。「真実は人の数だけある、でも事実は一つ」事件ついて別の見方、可能性を示していくうちに、断片的であった情報が驚きの事実を導き出していくことに。久能の不思議な言葉の力に毎回脱帽してしまう爽快ストーリーです。

ミステリーの解決と悩みの解決という2つのカタルシスを巧妙に組み合わせたよくできた漫画です。何かに悩んで傷ついたことがある人なら読んでみてほしいです。「つらいよね」、「あいつが悪いよ」とか、そういう言葉で一方に寄り添うのはありふれていて薄っぺらくも思えるんですよね。対して久能が考えるのは「なんで?」という根本的な視点。無視するのが当然だと思っていたような。狭い世界でうーんと唸っていた自分に気づかされるんです。そして「もっと聞かせて!」と犯人と一緒に久能のお言葉を待つというミステリーらしくない展開に……。ミステリーの面でも、事件がよく練られている上に、久能の自由な発言でスポットがあちこちに当たり展開が読めません。久能流にそれぞれの登場人物に向き合っていく様が面白くて一気見してしまいました。

 

ラブファントム

完璧な怪人との秘密の恋

主人公モモは、一流ホテルに入っているカフェで働いています。勤務後にそのホテルの展望台に、そこで1人の男性が目に留まります。そこから消えてしまいそうと、声をかけ2人目が合い気づけばキスが始まります。どこの誰か分からない人とだと思っていたらまさかの同じホテルではたらくエリートマンのハセさんでした。周りからは完璧すぎて怪人とまでいわれています。再会した2人はまたキスをし気持ちを伝えあうがすれ違います。そんな中、ハセさんがモモの家に来ます。そしてまたキスが始まりようやくお互いの気持ちが通じ秘密のオフィスラブが始まります。

いきなりキスから始まる恋、しかも恋愛経験の無いモモが会ったばかりの見知らぬ人と。今までだったら絶対考えられないはずです。しかもそんな相手は隙がなくて完璧で怪人と呼ばれるエリートマンです。きっとふつうに仕事中などに出会っていたら付き合うことなんてなかったのだと思います。裏表のない周りから愛されるモモ、抜けているところもあるけれどハセさんのことはいちいちみぬいて射止めていきます。天真爛漫なモモを日に日に好きになっていくハセさん。そんなハセさんに溺愛されていくモモ。周りには秘密にしようとより燃える恋に、歳の差恋愛や溺愛ものが好きな方にはたまらない作品です。

 

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実写アニメ化された少女漫画38選

アオハライド

思春期特有の感情や思いが爆発!

主人公・双葉は高校1年生。双葉は、中学の時に好きだった、田中君という男の子のことを未だに忘れられず、引きずっている女の子。ある日双葉は、高校で同じクラスの女友達と共に廊下を歩いていると、田中君そっくりの男子を見かける。すれ違った男子は、背格好も、声も、田中君とは全然違う。でも双葉は、何故か彼が気になり、後を追いかけることにする。しかし彼は、同級生たちから「馬淵」と呼ばれており、双葉は「田中君じゃなかったみたい。彼に声をかけなくて良かった」と思う。しかしその日の帰り道、例の「馬淵」と地元で出会う双葉。馬淵は、とある神社に立ち寄る。その神社は、双葉が昔田中と雨宿りをした神社だった。

とても美人で友達想いな主人公・双葉がとある事件をきっかけに、わざとガサツな女の子を演じるようになる。しかし、双葉は恋をしてから、シャンプーを変えてみたり、化粧を始めたり、少しずつ女の子らしくなっていく。その過程が、見ていてとても楽しい。高校2年生に進学した双葉の新たな友人、牧田や村尾も、はじめは双葉とは共通点が皆無で、全然仲良くなれない。しかし、高校でのオリエンテーションをきっかけに、段々と絆を深めていき、やがて大切な仲間となっていく。まさに青春を丁寧に描いている良作だ。是非沢山の人に読んで欲しい少女漫画だ。

 

赤髪の白雪姫

どっぷり浸かれる王宮ファンタジー!

白雪は髪の色が珍しい赤色で、それによって危険な目に遭うことも多かった。元々は隣国タンバルンに住んでいたが、タンバルンの王子の愛妾となるよう言われ逃げた時にクラリネス第二王子ゼンと出会い、その繋がりが広がりクラリネスの宮廷薬剤師として働くようになりました。ゼンをはじめ、様々な人との繋がりが白雪の人生を大きく変えていき大きな世界へと広がります。クラリネスで自分の居場所を探し、見つけていく白雪とその周りの人たちとの出会いが素敵な縁となってストーリーが次々と進んでいきます。それぞれの立場が変わっても大切なことは変わらず突き進む白雪やゼンの姿は見ていて眩しいです。

ストーリーが進んでいく中で、白雪やゼンを始め周りの全てのキャラが成長していく姿は飽きることなく次々と引き込まれていきます。登場人物全てが素敵な人ばかりで嫌な気持ちになることがありません。絵も丁寧で綺麗で、特にドレスや城、夜空などはうっとりするほど圧巻です。白雪とゼンと関係も気になるのはもちろん、その周りの人物との関係も全て重要で話の内容もとても作り込まれていて物語の世界にどっぷりハマってしまいます。言葉選びもとても上品で憧れの気持ちが読み進めるうちにさらに強くなっていきます。今後もますます目が離せません!

 

暁のヨナ

強く生きていく少女の旅の物語!

高華王国の姫ヨナは、国王の娘であり、安全で平和な城内で大事に育てられた。幼馴染でヨナの専属護衛ハクと思いを寄せている従兄のスウォンと共に、これからも平和な日々を送ると思っていた。しかし、ヨナの16歳の誕生日、スウォンによって父が殺されてしまう。ヨナは現実を受け入れられないまま必死で逃げるが、その途中で捕まってしまい殺されそうになる。その時、この事態に気づいたハクがヨナを命懸けで守り、城からの脱出に成功する。父と帰る場所を失い絶望に沈むヨナだったが、ハクの故郷・風牙の都で人の温もりを知り生きることを選択する。ハクと共に旅に出ることを決意したヨナは様々な経験を経て強く成長していく!

今まで大切に守られてきた温室育ちのヨナが一晩で全てを失い、失った物を取り戻すかのように人と関わり成長していきます。今まで見ようとしなかった現実を直視することで、生きていることの奇跡や大切さについて学んでいく姿が心を熱くします。料理は当たり前に出てきますが、実際はたくさんの命を殺して、それを頂いている。そんな当たり前のことにすら気づいていなかった。それはヨナだけではなく、私たちにも当てはまることだと思います。また、誰かを思う気持ち、それはどんな人でも同じであり、国境は関係ない。誰かを助けたいと、そのために強くなりたいと思うヨナの姿は非常にカッコよく感じました。このような当たり前のこと、暖かい気持ちを教えてくれる作品になっています。

 

オオカミ少女と黒王子

オオカミ少女は真っ直ぐ一途な女子高生!

主人公・篠原エリカには自分の見栄のために嘘をついてしまう悪いクセがある。高校に入学した花は新たな友達作りで、恋愛経験のない自分には畑違いなギャルグループに入ってしまう。会話の話題は彼氏の事ばっかりで、恋愛経験のないエリカは彼氏がいると嘘をついて有りもしない恋愛話で話を合わせていた。そんなエリカだったが恋愛経験がないために彼氏がいることを徐々に友達から疑われることに。焦ったエリカは街で見かけたイケメンを思わず盗撮してしまい、そのイケメンの写真を見せて彼氏だと嘘をついてしまう。しかし、その写真のイケメンは同じ学校に通うモテ男・佐田恭也だった?!恭也に嘘がばれたエリカだったが、佐田の優しい笑顔にほだされて理由を話して彼氏の振りをしてほしいとお願いする。彼氏の振りをしてもらう事を了承してもらい喜んでると……「じゃあ3回まわってお手からのワンだな」。実はこのモテ男の正体は根っからのドS王子で……。

佐田のドSっぷりは少し引いてしまうほど強烈なものですが、時折見せる優しさや男気にキュンキュンしてしまいます!また、そんなドS王子の命令を聞くエリカもかなり振り切った所があり、犬になりきって投げられた棒を必死で探すシーンはかなり印象的でした(笑)。しかし、エリカもただ大人しく従っている訳ではなく、正面から噛み付いたり、ドSの佐田に振り回されたりと、感受性が非常に豊かで見ていて面白かったです!嘘から始まった恋ですが、お互いの存在が徐々に掛け替えのないものへと変わっていく様子は見ていて優しい気持ちになれます!

 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった

転生したのは悪役令嬢?!破滅フラグを跳ね返せ!!

頭を強打した主人公はその衝撃で前世の記憶を思い出し、自分が前世でプレイしていたゲームの悪役令嬢である事に気付く!破滅フラグを知っている主人公は何とかして破滅フラグを回避しようと必死に立ち回る。知らず知らずの内に主人公の優しい性格は周りの人々を惹き付けていき、破滅フラグへの運命がドンドン変わっていく!大胆で優しい主人公が特徴のほっこり異世界漫画!

主人公の大胆で明るい性格が気持ちの良い異世界漫画です!悪役令嬢系の異世界漫画として有名な作品で、乙女ゲーム系の異世界漫画が好きな方には是非とも読んで頂きたい異世界漫画です!ストーリーの展開も速く、展開がコロコロと変化していきながらも、ほっこりと優しい気持になれます!

 

思い、思われ、ふり、ふられ

好きだから頑張りたい、青春恋愛群像劇

人見知りで内気な市原由奈は、高校進学で引っ越してしまう友人を見送りに行く途中、子供の頃に絵本で見た王子様に似ている男子を見かける。同じく離れ離れになってしまう友人を見送りに来ていた山本朱里と知り合い、朱里が同じマンションに引っ越してきた同級生だとわかる。それをきっかけに、性格や恋愛観が全く違う二人だが、仲良くなり、由奈が前に見かけた王子様が朱里の弟の理央だと判明する。恋愛未経験の由奈は、理央に対する気持ちが恋であると少しずつ気づき、朱里は由奈には理央を薦められないとしていたが、由奈の初めての恋を応援しようと決める。そして朱里は、由奈が唯一親しく話せる男子で幼なじみの乾和臣と関わっていく中で、少しずつ意識し始め、恋をしていく。

高校生4人の甘酸っぱい恋愛や友情、大人でも子供でもない感じが微笑ましく、見守りたくなります。由奈、朱里、理央、和臣それぞれの関わり方や感情の動き方が気になって、これからどうなっていくのか、4人全員が幸せになる結果になるのか、ドキドキしながら読んでしまいます。高校生だからこそまだ子供っぽい考えや行動をしてしまったり、将来のことを考えていく大人への第一歩でもある立場で決断していく姿が、リアルさもあり、成長を感じさせます。4人が何を思い、誰を思い、何を決意し、どう進んでいくのか、優しい気持ちで最後まで見届けられる作品です。自分の高校時代を思い出し、重ねながら読むのも面白いと思います。

 

俺物語!!

少女漫画界にニューヒーロー現る!

主人公の剛田猛男は身長2mの大柄で、太眉と角刈りの高校生。正義感あふれる剛田は同姓にはモテモテだったが、剛田が好きになる女の子はいつも幼なじみの砂川誠を好きになっていた。高校入学早々、剛田は電車内で痴漢に会っている女子高生・大和凛子を助け、凛子に一目惚れしてしまう。凛子もそのお礼にお菓子を焼いたり、電話番号を聞いたり積極的に剛田にアプローチを続ける。しかし、凛子の態度を見た剛田は凛子が砂川を好きだと勘違いをしてしまう。友人として凛子と砂川の恋を応援しようと決意する剛田。しかし、凛子が好きだったのは砂川ではなく剛田だった。そのことを砂川から聞かされてなお信じれない剛田はある時、凛子の思いを知り……。

主人公の剛田はイケメンとはほど遠い見た目をしているのですが、真っ直ぐで正義感の強い性格は見ていて気持ちが良いです!落ちてきた鉄骨を支えたり、2階から窓ガラス突き破って降りたりと、もはやギャグとしか思えない凄まじい行動の数々は見ていて安心します!また、剛田の友人である砂川はクールなイケメンですが、猛男の前では笑顔を見せるなどの一面もあり、剛田の代わりにイケメン役を担っています。私もどっちかというと砂川君が好きです(笑)。しかし、剛田と凛子の二人が互いに相手を一途に思い合っている様子を見ていると、一度で良いから私もこんな恋がしてみたかったなと羨ましく思ってしまいます!また、凛子の友達が剛田を無理と批判しても、伝え方が悪かったのか?でも好きになって取られたら困る!などと悩んでる姿はピュアで可愛かったです!

 

学園ベビーシッターズ

笑えて泣ける学園子育て劇場!

竜一と虎太郎の兄弟は、飛行機事故で両親を亡くしてしまった。そして、身寄りをない2人は、同じ飛行機事故で息子夫婦を亡くした森ノ宮学園の理事長に引き取られることになった。竜一は優しいおばあさんに引き取られることになったと、まだ幼い虎太郎に説明して、慰めていた。しかし、実際に会ったおばあさんは、タダで2人の面倒をみることはしないと宣言する。成人するまで面倒をみる交換条件として、学園の職員達の子どもを預かる「保育ルーム」で子どもたちの世話をするベビーシッター部に入部することだった。竜一と虎太郎の保育ルームでの楽しい生活が始まる。

中学生で両親を亡くしてしまう経験をしたにも関わらず、まだ幼い虎太郎を一生懸命支える竜一のけなげな姿に感動します。そんなお兄ちゃんが大好きな虎太郎もとってもかわいいです。保育ルームのみんなと海に行ったり、動物園に行ったり、クリスマスパーティーをしたり、遊んでいる姿もかわいいし癒やされます。一見、怖くて言動も厳しいおばあさんですが、熱を出せば看病してくれたり、忙しくても発表会に来てくれたり、不器用ながらも優しさを示してくれる姿に感動します。竜一と虎太郎が優しい人たちに囲まれて、楽しく生活する姿を見守り続けたいと思える作品です。

 

神様はじめました

人間界と異世界で繰り広げるロマンチックファンタジー!

桃園奈々生は、ギャンブル好きの父を支えながら生活を送る女子高生。しかし、ある日突然父が家出してしまう。借金のせいで家を没収され奈々生は帰る家を失った。途方に暮れる奈々生だったが、偶然出会った怪しい男から「私の家を譲ろう」と話を持ちかけられる。男から手渡された地図を頼りに目的地を目指すも、着いた場所は廃神社だった。男に騙されたと思いうなだれたのも束の間、奈々生の目の前に妖怪たちが現れる。実は、怪しい男の正体はこの地の土地神様だったのだ。土地神の位を譲られてしまった奈々生は、男に代わり神様の仕事を務めることになる。

神社を起点としたファンタジーな世界観が魅力的なマンガです。起承転結が明瞭で、作り込まれたストーリーと、ちりばめられた伏線回収は鮮やかで心を奪われます。主人公の奈々生は表情がコロコロと変わり、感情豊かな愛らしい少女です。それでいて、目的のため危険にも飛び込んでいく強い意志には憧れを抱きます。トラブルに巻き込まれながら異世界へと足を踏み入れていく奈々生を見ていると、ワクワクすると同時に応援したくなります。女子高生と妖怪、人間界と異世界との間で繰り広げられるロマンチックな恋愛模様に、夢中になること間違いなしです。

 

カードキャプターさくら

ピュアな少女の成長と初恋物語!

友枝小学校に通う小学4年生の主人公・木之本桜はある日、父の書庫でとある本の封印を解いてしまい、魔力を帯びたカードが町中に散らばってしまう。クロウという人物が作り出した、通称「クロウカード」を再度集めるために、同じく封印を解かれた際に現れた黄色い関西弁のぬいぐるみのような獣「ケロちゃん」とともに、さくらは自身に宿る魔力に戸惑いつつも奮闘していく!さくらの秘密を知るのは、同じ小学校に通うお金持ちのお嬢様、大道寺知世と、謎の転校生の李小狼などわずかな人物。兄や父、兄の友達であり、さくらの憧れの人である雪兎さんなど、身近な人たちに活動がバレないように試行錯誤しながら、街に潜み事件を起こすカードを封印し、そしてカードの謎に迫りゆく、可愛らしいファンタジー少女漫画!

主人公のさくらは小学生らしくピュアで、とてもいい子です。さくらの傍でいつも優しくサポートしてくれる親友の知世ちゃんも、とにかくいい子。さくらの周りには、優しさで溢れるキャラクターがたくさんいて、読むたびに心が洗われるような気持ちになります。しかし、小学生という設定ながらも、年上の高校生へ寄せる恋心であったり、学校の先生に思いを寄せる同級生がいたり、ませた恋模様もあらゆる場面で描かれており、大人顔負けの表情で物語を盛り上げる要素が多々あると感じます。そして知世ちゃんがさくらへ寄せる想いや深い言葉は、大人になってから見てもハッとさせられることが多いです。

 

君に届け

憧れの君に、近づくために。

陰気な見た目のせいで周囲に誤解され、これまで孤立して生きてきた爽子。しかしその内面は超前向きな女の子!そんな爽子は高校に入学し、爽やかな学年の人気者・風早に恋をする。最初は恋とは気が付かず「風早くんのようになりたい」と奮闘する爽子、それがキッカケで少しずつ周囲の誤解も解けていく。念願の友達もでき、ここからようやく爽子の青春がスタート!恋や友情、ライバルと過ごし、人としてどんどん成長していく爽子。3年生になってからはそんな楽しかった仲間たちと別れ、自分がどのような進路に進むべきか頭を悩ませます。誰もが色濃い高校生活の3年間が描かれ、全ての青春が詰まった学園ラブストーリーです。

見どころは何といっても「爽子の成長」。とにかく懸命に、自分の周りで起こること全て真面目に取り組みます。爽子が思いを寄せる風早はみんなの人気者で太陽のような存在。そんな彼はほかの誰も見ようとしなかった爽子の前向きで努力家な一面に惹かれており、それらは自分にないものと憧れを抱きます。人気者と陰気(に見える)少女の恋は順当に進むはずなく結ばれるまで時間がかかりますが、それを支えるのは新にできた友達。どうしても自分を卑下する癖がついてしまっている爽子は、誤解されて友情に亀裂が入ることも。しかしお互いに歩み寄り、また強い絆で結ばれる姿は感動的です。恋だけでなく友情にもスポットが当てられており、青春のすべてを体感できる少女漫画です。

 

今日、恋をはじめます

地味な昭和女とイケメン最低男の青春ラブストーリー

日比野つばきは真面目なことだけが取り柄の女子高生。そんなつばきは妹の髪を可愛くしてあげることが大好き!けど自分にはおしゃれなんて似合わないと思っていた。真面目すぎるつばきは三つ編みおさげで入学式へ。そこで偶然隣の席になる最低最悪のロン毛男の椿京汰に「昭和女」とバカにされてしまう。そのことがきっかけでつばきは京汰にファーストキスを奪われてしまう。女子高生と言う響きに心躍らせていたつばきは京汰にファーストキスを奪われたことで、恋なんて、はじまるわけがない。とそう思っていた。しかし遊ばれているとわかっていてもつばきは次第に京汰に惹かれていく。

未成年だけどコドモじゃないの水波風南先生の作品で、設定やキャラクターは純少女漫画。まさに王道!「こんなやつ好きになるわけない!」というタイプの男の子にだんだん心惹かれていく主人公という内容です。しかし!!一般的な少女漫画にはなかったストーリーのリアルさがとても面白いです。恋愛の楽しいところだけではなく、高校生ならではの壁や不安などが少女漫画チックになりすぎず、現実的に描かれているところがこの作品の魅力だと思います!イチャイチャするだけの少女漫画は読み飽きた、キュンキュンだけじゃなくて刺激も少し欲しい!という方におすすめしたい作品です!

 

桜蘭高校ホスト部

がんばれ庶民、負けるなハルヒ!

ひょんなことから入ってしまったホスト部の花瓶を割ってしまった庶民の女子高生藤岡ハルヒが、花瓶の代償としてなぜか男子と勘違いされたままホスト部員として働くことに。超お金持ちのホスト部のメンバーとは、価値観が全く違い、各面々に振り回されながらも、それぞれとの関係が徐々に変化していく。女子だと気づく部員がいたり、なかなか気づかず自分のハルヒに対する気持ちを、父と子の関係だととんでもない解釈をする部長がいたり。ホスト部のメンバーは全員強烈な個性を持ち合わせているから、自分の推しメンを見つけることもできるかもしれない。

ラブストーリーが苦手な私でもすんなり作品に入り込んで読むことができた。全体的にラブ要素よりも、圧倒的にコメディ要素が多く、冷めた目でホスト部のメンバーに振り回されるハルヒが特に好きで全巻買って読んでしまった。いまでも時々読み返しては、同じところで爆笑してしまうくらい気に入っている。ホスト部の中でも、ハルヒと同級生の双子との絡みがとても好きで、メインの環よりも、双子の方が話にはやく出てこないか期待しながら読んでいた。最後はハルヒと環が結ばれるけれど、その後もホスト部全員と良い関係が続いていて、最終話を読んでほっとした。

 

地縛少年 花子くん

妖怪と人間のコメディ恋愛

学校の七不思議七番目の「トイレの花子さん」、呼び出した人の願いを叶えてくれる。好きな人と両想いになりたくて、女子トイレの3番目の扉を3回ノックした八尋寧々。「はーあーい」と出てきたのは、なんと!学ランを着た、男の子の花子さんだった!!寧々の願いを叶える方法は全部健全で時代を感じるものばかり。怒った寧々は、花子くんが落とした縁結びの「人魚の鱗」を飲み込んでしまう。すると、寧々は魚の姿に!人魚の鱗は、縁結びと呼びれているが本当は二人で鱗を飲むと、飲んだ二人が同じ人魚の呪いをうけることで、特別な縁でつながるというものだったのだ。寧々の人間に戻りたいという願いを、自ら鱗を飲んで叶えた花子くん。その願いを叶えた代わりに、寧々は花子くんの助手として、七不思議が起こす事件へと立ち向かうことになってしまう!

花子くんというミステリアスでエロカッコイイキャラクターが、恋愛に不慣れな寧々を惑わせていくところは、胸のときめきがとまりません。妖怪と人間、絶対に同じ世界でずっと一緒にはいられない二人の今後の展開には目が離せません。そこに、花子くんの双子の弟も登場するのですが、そこには花子くんが死ぬ前の秘密が隠されています。なぜ、花子くんは死んだのか、なぜ七不思議の七番目の位置にいるのか、謎が多々多くてそこも大きな見どころです。また、他の七不思議の登場や、祓い屋の少年源光の活躍もぜひ見てほしいです。面白さと切なさを合わせ持つファンタジー漫画です。

 

12歳。

ピュアな初恋に酔いしれる!

綾瀬花日・12歳。恋はしたいけど男子はデリカシーないし彼氏はなんかまだ恥ずかしい、そんなお年頃。理想のキスなんかをお友達と話し合う年頃の花日、今日も明るく元気に学校生活を送っていた。そんなある時、リコーダーの授業で隣の席の少し大人びた男の子・高尾と共に屋上でリコーダーの練習をしていた。そこで花日は先生同士がキスをしているのを見てしまう。さらに花日は隣にいた高尾と自然とキスをしてしまう。初めてのキスをしたことで高尾を意識してしまう花日だが、当の本人は言うと普段の様子と何も変わらない。気にしているのは自分だけ?それでも、ついつい高尾を目線で追ってしまう。初々しい12歳の少女による等身大の少女漫画。

12歳という異性を気にし始める年頃の少女の等身大の姿を描いており、その初々しいやり取りは見ていて心が洗われます!少女の悩み、葛藤、恋愛など実際に経験したことがあるかのようなリアルさがあり、昔を懐かしむ気持ち、こんな小学生生活を送りたかったと憧れる気持ち、少年少女の尊い様子を慈しむ気持ち、様々な気持ちで胸がいっぱいになります。子供の頃に真っすぐに相手を好きになった気持ちを思い出し、子供から大人になるにつれて失った大事な物を思い出させてくれます。

 

シュガー*ソルジャー

進め、強くなれ、ひよっこ戦士!

高校生になった如月麻琴はあるコンプレックスを抱えていた。それは有名読者モデルの美人な姉・莉華と比べられる事だった。その経緯から自分に自信を持てずにいた麻琴だが、高校入学を機に「可愛くなろう!」とイメージチェンジをして入学式に臨むことに。しかし……同じ新入生の入谷瞬に激突され、残念な意味で目立った入学式になってしまった。最悪の出会い方をした入谷瞬だが、彼は他のクラスメイトたちとは違い、麻琴を1人の女の子として見てくれる数少ない優しい少年だった。次第に彼に好意を抱くようになった麻琴。そんなある時、彼女の前に瞬の友人・遊佐一誓が現れる。麻琴の恋は一体どうなるのか?恋にファッションに奮闘する女子とイケメン男子によるラブコメディ!

主人公がコンプレックスを抱えていて、それを克服しようとする姿に共感しやすく、応援したくなる点が魅力的です!また、たびたび現れるツッコミうさぎによる麻琴の言動に対するツッコミも面白かったです!入谷瞬は明るく優しい少年ですが、物語が進むにつれて様々な側面が明らかになってゆき、彼が麻琴にかけるストレートな言葉にはキュンとすること間違いなしです!一方でやんちゃなイケメン・遊佐一誓や麻琴の数少ない理解者の1人である森永雨季、個性の強い白雪ななみなどが関わってくる麻琴の人間関係にも注目です!外見だけでなく内面も成長していく麻琴の姿に感動するラブコメディーです!

 

ショコラの魔法

人間の本性に迫る魔法ファンタジー!

ミステリアスでどこか近寄り難い雰囲気を醸し出す主人公・哀川ショコラ。ゴシック・アンド・ロリータを好んで着ているショコラは幼少の頃に愛する父の秀我が他界し、悪魔のカカオから「人の心を抽出する力」を与えられて、黒き魔女・ショコラノワールになってしまう。父が他界した後、悪魔であるカカオと共に暮らすことになったショコラだが、ショコラは常に冷静沈着で取り乱すことは極めて珍しいクールな性格!そんなショコラが開店させた「ショコラ・ノワール」には様々な悩みを抱えた人々が願いを叶えてもらうおうと今日も足を運んで来るのだった。

チョコレートにかけられた魔法によって自分の願いが叶うという夢のある設定となっており、私も「ショコラ・ノワール」のチョコレートがほしいなあと思いながら読んでいました(笑)。しかし、願いを叶えてもらう代償として自分の大切なものを奪われるというリスキーな一面があり、ファンタジー色の強い世界観とは逆に、現実的な設定というギャップが面白かったです!また、人間の奥底に眠っている汚い感情がさらけ出される描写がなんとも巧みで、少女漫画の域を遥かに超えているなと驚きました!人間の心理をよく理解していないとこんなにもリアルな表現を取り入れることはできないだろうなと感心してしまいます!

 

S・A(スペシャル・エー)

両想いの二人によるじれったい恋愛模様!

華園光と滝島彗は幼馴染でありライバル関係でもある。二人が通う学校には成績上位者7名のみが入学できるS・Aクラスというものがあり、彗はトップの成績を維持し続けている。一方、光は万年2位で彗から「2位さん」と馬鹿にされる日々を送っている。光を小馬鹿にするそぶりを見せつつも、彗は内心では光の努力家な一面を高く評価していて、その思いは友人の枠を超えたものになっている。光も彗にライバル心を抱くとともに恋愛面でも彗に対し特別な思いを抱いていることに、本人は未だ気が付いていない。学園生活を通して光はことあるごとに彗に勝負を挑むが、光の恋に決着がつく時はくるのか──。

運動・勉強・芸術…あらゆる分野で彗に勝つことを夢見る光の姿が健気で応援したくなる。鈍感で天然という王道の組み合わせのヒロインではあるが、その一生懸命さは見ていていじらしくなるようなものではありません。彗は光のことが大好きでしょうがないのだが、今の関係を壊したくなくて一歩踏み出せずにいる。本当は光も彗のことが好きなのに、自分の気持ちを認めることができないというよくある展開にもかかわらず、もどかしい二人の関係性をこのままずっと見ていたいがために、こちらも結ばれて欲しいやら欲しくないやらで胸がいっぱいになります。ギャグ要素も多く周りのキャラもいい味を出しているので、全17巻ありますが最後まで楽しく読むことができます。

 

3D彼女 リアルガール

オタク×美女の純愛物語

冴えないオタクの男子高校生・筒井と、美女で男子からの人気は高いものの、女子からは嫌われているヒロイン・色葉が、ひょんなことから半年という期限付きでお付き合いをすることになります。始めは興味本位だったものの、お互いの純粋な一面に惹かれ合い、次第に愛情が深まっていきます。主人公の筒井は、色葉と付き合っていく中で対人関係を広げたり、学校行事に参加したり、これまで経験してこなかった事柄に一生懸命奮闘しながら進んでいきます。一方色葉は、葛藤の末、手術のため半年後に筒井の元を離れることを決断。一度は離ればなれになった2人が、7年後に再会する恋愛物語です。

まず、少女漫画において主人公が男の子であることが珍しいと思います。心を許せる友達がたった1人しかいなかった主人公ですが、恋を知ることで、彼の日常が色鮮やかに染まり、世界が広がっていくところが素敵です。また、些細なことでケンカしたり、すれ違ったりする場面も、リアルに感じました。困難を乗り越えながら、どんどん強まっていく絆が上手く描かれていると思います。恋愛することが、とても前向きに捉えられていて、人を愛することの素晴らしさを教えてくれます。主人公を取り巻く友達のストーリーもしっかりと描かれていて、感情移入しながら楽しむことが出来るストーリーです。

 

図書館戦争

鬼教官と熱血部下の独特で気になる恋バナ!

本の検閲が厳しい時代の話。高校生の時に欲しかった検閲対象の本を守ってくれた図書隊員に憧れ、図書隊へ入隊した主人公・笠原 郁。憧れの図書隊員"王子様"を目指し、まずは憎き上官を超えると不器用ながらも奮闘していく。ピンチの時に必ず現れる憎き上官を「王子様みたい」と思うようになっていく郁。実は、王子様はずっと見守り続けていたのだった。郁がその事実に気付いてから戸惑い、悩みながらも王子様としてではなく今の上官を見つめて改めて好きになっていく。難関任務の後に郁がきちんと告白し、行動で返事をもらう。そそっかしい郁と、大切に思うあまりにちょっとだけ不器用になってしまう上官とのムズきゅんラブストーリー。

タイトルに戦争と付いていたので物騒な内容なのかなと思って、しばらく避けていました。あるキッカケでこの作品を手にしたのですが、想定していたほどの物騒な内容ではなく、言論・出版についても考えさせられるラブストーリーでした。顔も覚えていない王子様の姿を求めて独力で司書資格を取り図書隊に入隊し、どんな理不尽にも耐え一直線に進む郁の姿がとても素敵でした。一方の王子様も、危険な職を選ばせるキッカケを作ったことに罪悪感を感じ辞めさせようと態と厳しくしたり、危険な時は助けたりと郁を思う気持ちが溢れていて素敵でした。ムズきゅんからの急なベタ甘展開は、何度読んでも心の中で叫んでしまいます。

 

となりの怪物くん

恋と友情それから将来。あなたにもきっと覚えのある青春ストーリー!

成績がすべて、それ以外のものに興味はないー…。ドライアイス、とあだ名をつけられていたほどの冷たい女、水谷雫。高校入学直後、一冊の参考書につられたばかりに学年一の問題児・吉田春になつかれてしまう。ハルは噂通りのやばいやつで、暴力は振るうし意味の分からない言動ばかり。私は勉強ができればそれでよかったのに!と悩む雫。しかし、不器用なだけで一生懸命な彼に、雫の心は動かされる。不器用な二人が、時に傷つき、時に相手の痛みを知り、心を通わせていく。人と触れ合うことで自分の心も見えてくる、人生にたった一度の成長を描いた珠玉の青春ストーリー。

なんといっても最大の見どころは登場人物たちの成長です!友人関係、恋愛それから将来に…理想はあるのになんでか現実はうまくいかない、そんな悩みを実際に抱いていた方もいらっしゃると思います。この作品の登場人物たちも一緒です。リアルな悩みに時に涙し、それでも少しずつ人と触れ合っていく中で何かを見つけていきます。一生懸命な登場人物たちを見ていると、胸がキュッとしてしまいます!登場人物それぞれの恋模様も必見です!読んでいくうちに登場人物全員を応援してしまうことでしょう…。そして怒涛のコメディと胸キュンの連続にガンガン読み進めてしまうこと間違いなし!

 

夏目友人帳

妖と少年の優しい時間。

幼い頃に両親を亡くした夏目貴志、夏目の目には普通の人には見えない幽霊や妖怪といったものが映し出されていた。誰にも理解してもらえず、親戚をたらい回しにされた夏目の心は暗く閉ざされていた。高校生になり、遠縁の藤原夫妻の元で暮らすようになった夏目。藤原夫妻は優しく、転校した高校でもそれなりにうまくいっていた夏目だったが、最近しつこく妖怪たちに絡まれることが多くなっていた。それには今は亡き夏目の祖母・レイコが妖怪たちと交わしたある契約が関係していた。強力な妖力を有していたレイコが遺した「友人帳」をめぐり、夏目は用心棒のニャンコ先生と共に慌ただしい生活を送っていくこととなる。

妖怪がたくさん出てくるため怖い話なのか思いきや、そうではなく、そこには優しくて穏やかな時間が流れていました。夏目は、孤独に生きていたからこそ、人の気持ちも妖怪の気持ちも考えられる優しい少年です。そして、そんな夏目を側で見守る斑もまた、優しい眼差しを向けています。どんな時でも夏目を守ってくれる斑は、とても頼もしくて、胸がキュンとします。妖怪たちの中には切ない想いを抱えたものや、哀しい過去を背負ったものがおり、夏目の優しさに触れて心を癒しいく場面は読んでいるこちらが癒されていくようです。

 

夏雪ランデブー

低体温ラブコメディ?

主人公の葉月亮介は花屋の店長、島尾六花に一目惚れし、花屋に通い詰めた末、ついにはアルバイトとして働くことに。葉月には闘病の末に亡くなった店長の亡き夫(今は幽霊)が見えるが、当の店長には見えない。夫の病死後、店長は新しい恋を始めることができないものの、徐々に葉月に心を開いていくことを快く思わない元夫(幽霊)。そんな中、葉月は亡き夫からの頼みで、一時的に身体を貸すことに。ところが身体を夫は全く返すつもりがないどころか、10も年下で生身の身体をもつ葉月に嫉妬し、髪は切るわ暴れ回るわの亡き夫に振り回されることに。葉月の生身の身体を戻す旅が始まる。

今どきな雰囲気の低体温・イケメン青年の葉月と、ベリーショートの髪型がボーイッシュなのに反応や性格が女の子らしく、そのわりに潔い、女性から見て「ずるい」の一言に尽きる店長の掛け合いがなんとも言えず良いです。元夫の彼も主人公へは敵意や嫉妬剥き出しで、主人公目線で出会う私達からするとびっくりする言動の数々ですが、生前の回想シーンからは、二人が思い合っていた様子も描かれ、切なくなります。また、舞台が花屋さんだけあり、主人公が店長に顔を覚えてもらうために次々と買い込んだ植物が出てくるシーンもあり(クッカバラとかこれで知りました)、観葉植物に親しむことができる作品です。

 

NANA―ナナ―

二人のNANAの物語

奈々は恋愛命の女の子。でも男運がないのか不穏な恋愛をしがちでほっとけないタイプ。ナナはバンドのボーカリスト。いつか売れる日を夢みているかっこいいバンドウーマン。そんな性格も全く違う二人だけど、ひょんなことから電車の車内で出会い、意気投合していきます。ある日、奈々が部屋探しをしていると、ナナも同じ部屋に内見しにきていて二人は再会します。そして二人は一緒に住むことになります。楽しい共同生活が続くと思いきや、奈々の彼氏をきっかけに少しずつ歯車が噛み合わなくなっていき、二人のNANAはすれ違っていきます。それでもお互いの思いは強く、生活の節々にNANAを思いながら物語は進んでいきます。

全く違うタイプの二人だけど、すごくいいコンビで不思議と二人一緒だと安心感を感じるようになりました。初めは、奈々は考えが幼稚だとばかり思ってましたが実はしっかり者で、毎回どうにかなっていく様子はさすがとしか言いようがありません。逆にしっかりしていそうに見えるナナの方が、本当は臆病で繊細。そして、そんなナナがいざという時にいつも頼りにしているドラムのヤス。ヤスはあまり多くは語らないけど、アドバイスが的確でとにかく優しくて紳士的で、私の理想の男性像です。いろんな出来事が重なり、二人のNANAの運命もその度に変わっていきドキドキしますが、しっかり見届けていきたいです。

 

BANANA FISH

「BANANAFISH」を巡る陰謀の物語

ニューヨークでストリートギャングをまとめるボス、アッシュ・リンクスは、その手下によって襲われた瀕死の男から、ある場所の住所と、「バナナフィッシュに会え」と伝えられ、最後に小さな入れ物に入った薬物サンプルを受け取った。バナナフィッシュとは、ベトナム戦争で麻薬にやられて廃人になったアッシュの兄、グリフィンがよく口にしている言葉だった。そしてアッシュはバナナフィッシュを追うことになる。そして同じ時、ギャングをまとめあげる力を持つアッシュを取材する為、カメラマンのアシスタントとして日本からやって来た少年、奥村英二と出会う事になる。

私はアニメで初めて見ましたが、おそらく、これからもずっと一番好きなアニメになると思います。アッシュは端正な顔立ちでブロンド、グリーンアイのため男性にもモテるようで、その中で精神的、肉体的屈辱を受けていた暗い過去があり、表と裏ではこんな風に違うんだな、とアッシュを思うと悲しくなりました。それでも、英二と出会った事で、アッシュはだんだん、本当の愛ってどんなものなのかを、何となく知るようになっていき、それを見ると安心して涙が出ました。後に2人は絆で結ばれた親友になりますが、試練を潜り抜けた後、それを最後に二度と会うことは叶わなくなり、辛さと切なさが胸に込み上げてきてやりにれない気持ちになりました。それでもアッシュは最後、穏やかな表情でいた事が少しの救いだったのかな、と思いました。

 

美少女戦士セーラームーン

意外と知らない!セーラームーン原作の面白さ!

中学2年生のドジで泣き虫な月野うさぎは、ある時、不思議な黒猫に出会う。三日月マークの黒猫ルナは月野が選ばれし愛と正義のセーラームーン戦士だと告げる。セーラームーン戦士へと変身することができた月野は黒猫ルナと共に仲間達を集めてプリンセスを探すことに。前世や未来を受け入れて成長していく月野、そんな彼女の前に立ちはだかる強敵達、月野は敵を打ち倒し勝つことが出来るのか?!

アニメが有名なため、漫画原作が思っているより重たいエピソードを扱っていたり意外とグロい敵が出てきたりしてビックリしました!しかし、そこが非常にリアルで「光と影はひとつ」といったように単純な話ではなく誰しもが心に抱える闇や影を扱っており、非常に考えさせられるストーリーとなっています!実はレイちゃんの性格や設定が若干異なっていたり、敵が可愛かったりとアニメでは扱いきれてない事も多く描かれており、アニメとは違った楽しみ方ができます!何よりも原作の竹内直子先生の絵が綺麗で、どのキャラクターも生き生きとしています!ひとつひとつの出会いや別れ、性格や外見など全て宇宙や星、宝石と関わりがあって導かれていくところが神秘的で面白かったです!

 

フルーツバスケット

秘密が織りなす学園ラブストーリー。

主人公の本田透はすでに両親が共に他界しており、祖父の家で養われていた。その後、高校生になり遠回しに家を追い出された透は頼れる所もなく山にテントを張り生活を送っていた。しかし、その土地はクラスで人気者のイケメン男子・草摩由希が住む草摩家の敷地内で、そのまま草摩に見つかってしまう。草摩家のご厚意から家に居候させて貰うことになった透だが、透はそこで草摩家の一族に続く秘密を知ってしまう。なんと彼らは異性に抱きつかれると十二支と同じ動物に変化してしまうという特殊体質を持っていた。本来なら秘密を知ったものは記憶を消されてしまうのだが、透は家事を条件に草摩家で過ごすことになり……。

人が動物に変化すること以外はごく普通の日常が描かれており、透の学園生活などでは身近に感じることも多々ありました。また、草摩家に生まれたことで悩みを抱える彼らに、純粋な透がそっと寄り添うことで気持ちに変化が生まれる描写が印象的です。自分自身が嫌いと感じたり、大切な人には自分が犠牲になってでも幸せになってほしいと思うことは共感できる人も多いと思います。そんな自分を否定せず、自分の良い所を見つけてくれたり、自分が一番言ってほしい言葉をかけてくれる透の言葉にとても感動しました。そんな優しい言葉があふれた作品です。また、草摩家の人々の動物姿も非常に可愛いのでお楽しみに!

 

ホリミヤ

一冊読めばあなたもホリミヤファンに!

クラス一モテる美人の堀京子(ヒロイン)と、見た目が陰キャで根暗の宮村伊澄(主人公)が織りなす超微炭酸日常系ラブコメディ。一見派手な見た目の堀ですが、プライベートでは弟の面倒をみたり、家事をしていたりと主婦のような女子高生。毎回友達からの誘いも断り弟の迎えに行くなど、遊ぶ時間がほとんど無いにもかかわらず親に対しては文句を言わず。一方宮村は学校以外ではピアスにタトゥーとかなり派手な格好。お互いに学校での様子からは想像の付かない彼ら。しかし、とある理由から学校の外でばったり出会い、秘密の関係が始まります。2021年1月からテレビアニメ化もされており、注目の人気作品です。

ホリミヤではただ美男美女だったり、理想の甘酸っぱいシチュエーションがおおかったりする一般的な恋愛漫画と異なり、リアルな人間性や恋の駆け引き、友情関係が描かれているため、読んでいると、つい「うんうん」と頷いてしまうシーンが沢山出てきます。また、ホリミヤのいいところは、どのキャラクターも憎めないということ。どの恋愛漫画も気に入らないキャラの一人や二人はいるのが常であるような気もしますが、ホリミヤは読めば読むほど全てのキャラに愛着がわいてきます。ホリミヤには主人公とヒロイン以外にもも数々のカップルが登場するので、是非お気に入りのカップルを見つけてみてください。

 

本好きの下剋上

本のためなら何でもやってしまうマインがすごい

現代を生きていた本須麗乃は本が大好きな女性です。しかし、彼女は図書館への就職が決まった日に不慮の事故で亡くなってしまいました。ですが、彼女は異世界の時代へ転生し、一般庶民の娘、マインとして生きていくことになりました。彼女が住んでいる都市は貴族に支配されていて、厳格な身分制度もありました。転生しても彼女は本須麗乃の時の記憶を持ち続けているので、まだ幼いマインですが、大人顔負けの話し方をし、物知りです。この時代は本はとても貴重で高価なもので、一般庶民は読み書きができませんでした。病弱ですぐに高熱を出してしまう彼女でしたが、本を思いっきりたくさん読みたいと言う強い願望がありました。そこで彼女は本を読むために、あらゆる行動をしていく物語です。

主人公のマインはまだ子供ですが、中身は大人の女性です。そのため、彼女の発言は大人顔負けですし、ビジネスにも長けていました。彼女が転生した時代は中世のようなので、今よりも文明が進んでいません。そんな中で、今の時代の文化を紹介していく彼女を周りの大人たちは神童だと思っていたようです。マインは庶民の娘として育っていきますが、病弱で、すぐに高熱を出してしまいます。その理由が後に分かりますが、彼女はとにかく本が読みたくて仕方がありませんでした。転生前は図書館司書になろうと思っていたくらいなので、やはり本の読めないこの時代は彼女にとっては耐えられなかったのでしょう。本が無ければ作ってしまえばよいと言う彼女の考え方は凄いと思いました。

 

ヲタクに恋は難しい

筋金入りのヲタクに恋は出来るのか!?

隠れ腐女子の桃瀬成海は転職先で幼馴染の二藤宏崇(重度のゲームヲタク)と再会。危うく転職先でヲタバレするが、なんとか危機を回避。腐女子ばれをきっかけに彼氏と別れた成海だったがゲーム、残業、さらにコミケの売り子同伴可など、まあ、なんやかんやで宏崇と付き合うことになる。しかし成海は擬態してきた隠れヲタク、素の状態でお付き合いをしたことがない。宏崇もゲームばっかりで付き合ったことがない。不器用なヲタク同士の恋はかなり難しくて…。腐女子、漫画描き、ゲーヲタ、コスプレイヤー、浅く広くなライトヲタ、濃ゆいヲタクたちによる、爆笑必須のラブ?コメディ!

ヲタクあるある満載。ヲタクなら大体どれかに共感できるし当てはまる。ヲタクじゃなくても笑えるであろう面白さがある。突然のドラクエ演出、かと思ったらとんでもない少女漫画演出。元ネタがわからなくても大丈夫な仕様になってます。成海ちゃんは宏崇に対してのみ鈍くなるので全力で宏崇を応援中。頑張れ。職場の先輩、樺倉先輩と花ちゃんは大丈夫です。くっついてるから大丈夫です。ヲタ恋は女性陣のヲタク濃度が高いですがヲタク的には女性陣の言動に共感しかないんですよね。男性陣はあんまりヲタクっぽい言動はしてないです。でもヲタクです。かっこいい、いい男が見たい人は樺倉先輩をオススメしておきます。彼はいい人でいい男。ゆっくり進む恋愛と、激しいヲタク脳のギャップに笑う事間違いなし!

 

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アニメ化された原作の少女漫画60選!アニメーションで描かれる恋愛模様!

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最後に:実写化された少女漫画

今回は実写化された少女漫画を紹介していきました!

実写映画化、実写ドラマ化、実写アニメ化、どれも各々の魅力があって素敵ですよね。

気になる作品があれば是非チェックしてみて下さい!

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